<   2011年 01月 ( 21 )   > この月の画像一覧

草むらのクイナ

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寒い朝でしたが、足を運んだ公園の水辺の草むらで、蠢く鳥影を見つけました。見つけた時、すぐにクイナであることが分かりました。それも、ずいぶん近くで見つけることができましたので、私の方が焦ってしまいました。
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茂みの中から出てくるところです。関東地方では冬に見られることが多いと思いますが、梅雨時に近所の公園で観察したこともあります。
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クイナは、羽衣から雌雄の識別をすることはできません。顔面から胸、お腹にかけて青灰色であるところから、成鳥であると判断できます。
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図鑑を見るとクイナは全長29cmで、ツル目クイナ科の鳥になります。
下くちばしだけが赤いところが特徴ですが、同じクイナの仲間の中でくちばしが赤いのはヤンバルクイナとこのクイナだけです。
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by coffeeto | 2011-01-30 22:42 | ツル目

ベニマシコに好かれたか?

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朝方通った水辺の草むらで、幸運にもクイナを見つけて撮影することができました。しめしめ今日は運が付いているなと、ルンルン気分で午後の戻り道に、柳の下のドジョウを狙って同じ場所へ足を運びました。すると、今度はベニマシコが出迎えてくれたのです。
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目先はもちろん、胸からお腹にかけて濃いピンク色をしています。これは♂の個体になります。ベニマシコは漂鳥とされていますが、関東地方では冬になると姿を見られるようになります。
もう10年ばかり前になりますが、7月に北海道へ出掛けたとき、繁殖中の夏羽のベニマシコを観察することができました。あの紅さは今でも忘れられませんが、それに比べるとこの個体は冬羽ですから、少し色が薄くなっていると思います。
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この写真ではよく分かりませんが、翼に白帯が2本出るところがベニマシコの特徴になります。アトリの仲間になりますから、くちばしが太くて短いことが分かります。草の実を割って食べるのに都合の良い形をしています。
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それにしてもこのベニマシコ君、撮影している私のほうへどんどん近寄ってきました。このカットはトリミングしていませんから、これ以上近づいたら私が後ろへ下がろうと思ったくらいです。
もしかしたら、ベニマシコに好かれてしまったかも.....
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同じ場所に、♀の個体も一緒にいて撮影することができました。でも、♀は控えめであまり近寄らず、地面近くの草むらで餌取りをしていました。この個体は、雨覆の2本の白帯がよく分かります。
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by coffeeto | 2011-01-29 22:37 | スズメ目

河川敷のヒバリ

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川面を渡ってくる風の冷たさといったらありません。真冬の河川敷は、日が射していても寒さが身にしみます。春の訪れはもう少し先かなと思うのですが、気の早いヒバリが舞い上がってさえずりを聞かせてくれました。
川筋に沿ってちょっと歩くと、土手の斜面でひょっこり顔を上げたヒバリが目に付きました。
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さて、この子は冠羽を立てていますね。ヒバリの場合、羽衣の違いで♂と♀の識別をすることはできませんが、♀は冠羽を立てていることは余りありませんから、この個体は♂なのかもしれませんね。
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こちらの個体は、頬をずいぶん膨らませていますね。以前、テレビのコマーシャルに出ていたエリマキトカゲを髣髴とさせるような容姿です。
そういえば、エジプトのスフィンクスもこんな格好だったかな......
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この個体は、よく見るとほかの種類に似ていると思いませんか?
そうです、頬の部分の赤みが強いことから、一見ホオアカのように見えてしまいます。でも、ヒバリの特徴として三列風切がとても長いので、ここに注目すれば見誤ることはありません。
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犬の散歩の人が近づいてきました。すると、それまで餌を拾っていたこの2羽のヒバリは、同じように地面に伏せてジッと動かず、やり過ごそうとしています。知らずに近づいて、足元から急にビュルビュルッと飛び立って驚かされることがありますが、ヒバリ達はギリギリまでこんな風にして危険を回避しています。
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草むらで、先ほどまでジッと伏せていた個体です。散歩の人が遠ざかり、危険が回避できたとばかり頭を上げて周囲の様子を伺い、今まさに行動開始しようというところです。
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周囲の安全が確認できました。安心して行動を開始したところです。ヒバリは全長17cmですから、スズメより一回りほど大きい体型をしています。
そういえば、亜種オオヒバリというのもいて、普通のヒバリより大型であるとのことですが、私は未だ見たことがありません。
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by coffeeto | 2011-01-28 19:08 | スズメ目

高原のアカゲラ

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冷たい風が吹き渡る高原の道を歩いていると、遠くから”キョッ、キョッ”と鳴くアカゲラの声が聞こえてきました。鳴き声がした方向からドラミングの音が聞こえてくると、樹の幹に取り付いている姿は容易に見つけることができます。
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後頭部に赤色の羽が目立つこの個体は、アカゲラの♂になります。留鳥として1年を通して観察できる鳥ですが、私にはキツツキの姿が見えるととても嬉しく感じます。
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by coffeeto | 2011-01-25 23:53 | キツツキ目

樹肌に止まった私は誰でしょう

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アカマツの樹肌に小さな鳥が縦に止まりました。頭部は黒色ですが、後頭から後頸にかけては白色です。背面は青灰色で、雨覆の羽縁に白帯が見られます。さて、この鳥は何か分かりますか?
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横から見ればすぐに分かりますね。正解はヒガラです。全長11cmですから、日本で確認できる鳥の中では一番小さい部類に入ります。
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正面顔を見せてくれました。白と黒の配色がチェッカーフラッグのような市松模様に見えます。ちょっと寄り目であるところが、とてもユーモラスな雰囲気を醸し出しています。
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by coffeeto | 2011-01-24 21:52 | スズメ目

飛翔するウミネコ

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ウミネコの成鳥です。後頭部に褐色の斑が出ていますから冬羽であることが分かります。くちばしは、先端から赤斑、黒斑、赤斑(下くちばしのみ)と続き、基部は黄色です。この個体は、上くちばしの黄色部分にもうっすらと赤色味が出ているのが分かります。
翼下面にウミネコの特徴がよく出ています。下雨覆はと三列風切(体に近い風切羽)は白色をしていますが、初列風切と次列風切の数枚は黒色味が出ています。これは、セグロカモメには見られない特徴で、ユリカモメでは下雨覆にも黒色味がありますから、飛翔しているカモメ類を下から見たときには容易に識別できます。
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翼上面の黒色味は、オオセグロカモメほどではありませんがセグロカモメよりも明らかに濃い色合いをしています。この個体は、くちばしが灰緑色をしていて赤斑が認められないことから、第3回冬羽になります。
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これも成鳥冬羽の個体です。尾羽に黒色のバンドが認められますが、幼羽や若鳥を除き、日本近海を飛翔するカモメ類の中で、成鳥で尾羽に黒帯が出るのはウミネコだけです。
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この個体は、後頸部に褐色斑がほとんど認められないことと、目の周りにある赤いアイリングが良く目立つことから、この時期に既に夏羽に換羽しつつあることが分かります。
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ウミネコは全長47cmで、翼開長は120cmの中型カモメです。日本近海で繁殖していますから、1年を通じて観察することができます。ただし、関東地方周辺で夏期に観察できるのは、ほとんどが若い個体ばかりです。
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たまたま3個体が同時に飛翔してくれましたが、一番手前と一番奥の個体は夏羽に換羽しつつある個体で、一番左の個体が冬羽です。ウミネコの換羽はセグロカモメに比べると早く始まり、1月には夏羽の個体がたくさん観察されます。
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by coffeeto | 2011-01-21 21:34 | チドリ目

林の中のヤマシギ

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林の中のちょっと離れた土手の中腹にうごめくヤマシギを見つけました。タシギに比べるとくちばしが太く短く見えます。先端は黒褐色ですが、基部はピンク色をしています。胸から腹にかけては、褐色の横斑が密に入っているのがよく分かります。
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ヤマシギは全長34cmとされていますから、タシギに比べると10cm近くも大きい体つきをしています。ジシギ類の中でも堂々とした体型です。この写真でも分かるように、後頭部には黒褐色の太いバンドがあります。
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by coffeeto | 2011-01-19 22:51 | チドリ目

ルリビタキ若鳥

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散策路を歩いていたとき、突然目の前にルリビタキの若鳥が出現しました。これはそんな出会いの瞬間を撮影した1枚です。成長の羽衣に換羽するまでに3年は掛かるといわれていますから、これだけでは、雌雄の識別はできません。
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肩羽にわずかに青色味が感じられることと、脇腹のオレンジ色が割合鮮明であるところから、♂の若鳥であろうと思われます。
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昨夜来から降った雪が溶けずに残っているフィールドで、餌を探しているのでしょうか、日が射してくるとともに元気に飛び回っていました。
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by coffeeto | 2011-01-18 22:49 | スズメ目

春を待つジョウビタキ

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紅梅が咲き始めた梅林に、ジョウビタキ♀を見つけました。冬鳥として渡ってくるツグミの仲間です。まだまだ寒い日が続きますが、春の気配は日一日確実に増しています。
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頭部から背面にかけては、灰褐色であるところが♀の特徴です。風切には目立つ白斑がありますが、♀は小さめで♂は大きくはっきりしています。
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これは♂の個体ですが、先ほどまでルリビタキの若鳥と縄張り争いをしていました。頭頂から後頸まで灰白色で、顔と喉の部分は黒色です。胸からお腹にかけてはオレンジ色ですが、風切は黒色で白い大きな白斑があるという、とても特徴ある姿をしています。
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ジョウビタキは全長14センチの小型ツグミ類に分類されます。繁殖期は昆虫類などを捕食しているようですが、冬の今の時期は木の実を食べることもあります。
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たまたま出会ったこの個体は、ジョウビタキの♀になると思いますが、頭部から背面にかけて白っぽい羽が目立ちます。部分白化(アルビノ)の珍しい個体になります。
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by coffeeto | 2011-01-17 22:45 | スズメ目

オオアカハラかな?

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枯れ草を掻き分けて餌取りをしているアカハラを見つけました。見つけたときは、普通のアカハラと思って撮影したのですが、こうして写真を見ていると頭部がかなり黒っぽいです。他の個体と大きさの比較はできませんが、亜種オオアカハラになるのかもしれません。
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アカハラは東京周辺では冬鳥として観察できますが、繁殖期に高原へ行くと”キョロン、キョロン、ツィー”と澄んだ声でさえずりを聞かせてくれます。そういう意味からいえば、漂鳥というのが正しいのかもしれません。
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図鑑によれば、アカハラは全長24cmとされるツグミの仲間です。この個体は、脇腹の色が濃いことと、顎線も認められないところから、成鳥冬羽♂になると思われます。
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by coffeeto | 2011-01-16 22:10 | スズメ目