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アオサギの成鳥と幼鳥の違い

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アオサギは、全長93㎝でサギ類の中では国内最大級となります。
今から20~30年前は、本州ではあまり見ることがなかったようで、大先輩達はわざわざ北海道まで観察に出掛けたという話を聞いたことがあります。
今では、東京周辺でも1年を通して普通に観察できるサギです。
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上の写真もこの写真の個体も、アオサギの成鳥となります。
一番の特徴は、肩羽と胸の羽に飾り羽根が見られることと、目の上から後頭部にかけて黒い帯がクッキリ見えるところです。それから、後頭部に見られる黒く長い冠羽も成鳥の特徴です。
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こちらの写真は、若い個体になります。
雨覆の羽に注目してください。灰褐色の幼羽がまだ残っているのが分かりますか?それから、目の上から後頭部の黒帯がハッキリしません。ボンヤリ見えるところも幼鳥の特徴です。
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この写真も幼鳥です。肩羽と胸の羽に飾り羽根が認められず、雨覆の羽も灰褐色です。
目の上から後頭部にかけての黒い帯も認められないことから、幼鳥であることがわかります。
by coffeeto | 2007-10-27 20:33 | コウノトリ目
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