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優雅な鳥、オオハクチョウ

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オオハクチョウは、白くて大きい野鳥です。
ユーラシア大陸の亜寒帯で繁殖し、日本へは冬鳥としてたくさん飛来します。
バレエの白鳥も湖はとても有名な曲ですが、その姿といい、動き方といい、とても優雅な鳥であるといえます。
嘴の黄色い部分が、三角形に大きく前にせり出しているのがオオハクチョウの特徴です。同じ仲間のコハクチョウでは、黄色い部分が丸く、より小さく見えます。
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大形の鳥は、つがいを作ると生涯をともに過ごすといわれています。
越冬地である日本各地の川や湖でも、家族単位で行動しているようです。
この写真の個体もきっと家族関係を持っているのでしょう。ただし、幼鳥は灰色味が強く、くちばしの黄色部分がピンク色をしていますから、この写真の個体はいずれも成鳥です。
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オオハクチョウは、全長140㎝、翼開長は225㎝です。
体は太くて重いので、飛び立つときは、両脚で交互に水面を蹴って助走をつけなければなりませんから大変です。
でも、いったん飛び立つと、のびのびと気持ちよさそうに飛翔します。
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群で飛翔する姿は、また見応えがあります。
伊豆沼を飛び立って、頭上を越えるときには、ギシギシと鳴る大きな羽音が聞こえ、重量のある大型の水鳥であることが実感できました。
by coffeeto | 2006-11-06 22:02 | カモ目
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