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葦原にいたオオジュリン@大田

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知り合いのミルフィーユさんからメールがあり、この冬スキー事故で携帯を壊し、iPhone5sに変えたと連絡がありました。幸い、怪我の方は大したことがなかったようですが、....こんなこと言ったら、怒られてしまいますが....iPhone仲間が増えたことは、怪我の功名でした f^_^;)
その彼から、アウトドアでは必需品であるとして、iPhone用の地図アプリのField access(400円)を紹介されました。簡単に地図が取り込めて、登山用に最適だと言うのですが....。
実は、私は既にiPhone用の DIY GPS というアプリを使っていました。これは、パソコン用のカシミールという地図ソフトと連携が取れるもので、あらかじめ地図を取り込んでおけば、山に入って圏外になったとしても、内蔵されたGPSは機能してくれますから、歩いた経路と現在地を表示してくれます。お陰で、案内板が無くても迷うこともなく、大変便利なアプリです。その上、歩いた山行ルートのログも残せるので、後から地図上に表示させることもできて大変重宝しています。
間も無く、登友会の仲間と山登りに出掛ける予定になっていますから、今回、新しいアプリを勧めてもらったことで、ちょっと食指が動かされます....ついつい浮気をしてみたくなりました....困ったものです。
話はさておき、この日は葦原の中を群れで飛び回っていた、オオジュリンを撮影することができました。
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ここでは、あしだちの3月の定例探鳥会で、ヒクイナが見られたということでしたから、柳の下のドジョウをと狙って行ってみたのですが、そうは問屋が卸してくれません。それでも、葦原の中には、たくさんのオオジュリンが群れで飛び回っていましたから、ちょうど良い被写体となってくれました。
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図鑑によると、オオジュリンは留鳥または漂鳥とされていますが、関東地方では冬場にしか見ることが出来ませんから、冬鳥のように思えてしまいます。背面がよく分かる状態で撮影することが出来ましたが、黒褐色、茶褐色、淡褐色の縦斑が筋状に出ているのが分かります。腰の部分は、一様な淡褐色または汚白色の羽で覆われています。
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ちょっと伸びをするように、体を起こしてくれました。こうして見ると、ホオジロの仲間ですが、体型は割合細身で、スマートであると思います。くちばしはそんなに大きくありませんが、黒い瞳は割合大きめです。
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これは冬羽の状態ですから、頭部は茶褐色をしていて、汚白色の眉斑がよく目立ちます。夏羽になると、頭部から顔面にかけて黒色になりますから、違う鳥のように見えてしまいます。私はまだ夏羽の写真を撮ったことがありませんから、いつか機会があったら、ぜひ撮影してみたいと思います。
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葦の穂先に留まって、だらりと翼を垂れ、でも、尾羽はややピンと反らせています。よく、ツグミがこのような姿勢を取りますが、オオジュリンも同じような体勢をとるんですね。
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夏羽の写真を撮りたいと思っていたのですが、この個体は、冬羽から夏羽に換羽をしている途中のようです。頭部はまだ完全に黒色になりきっていませんが、夏羽の雰囲気が随分出てきているようです。右脚に注目すると、足環がついています。どこで付けられたものでしょうか....?
記号などが読めればいいのですが、そこまで確認できません。
by coffeeto | 2014-03-21 06:00 | スズメ目
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