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凛々しいキレンジャク@奥日光

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今シーズンも雪が降る前に、是非一度、奥日光で探鳥をしたいと思っていたので、12月に入って最初のウィークエンドに足を運んでみました。
戦場ヶ原に到着した早朝は、大変冷え込んではいましたが、陽が射して撮影するには大変良い状況でした。ところが、午前10時ころから空模様が急変し、猛吹雪となってほんの1時間余りの間に辺り一面、数センチの積雪となってしまい、一気に冬景色に変わってしまいました。
一時は、早々に撤退しようと帰り支度を始めましたが、駐車場へ向かう途中でまた天候が回復しました。ここで引いたら来た甲斐もないと思いましたから、再挑戦で探し回ると、キレンジャクの凛々しい姿を間近に見つけることができました。
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よく見ると、キレンジャクは10羽ほどの群れで行動していました。春先にピンク色の綺麗な花を満開に咲かせていたズミの木に集まって、その実を食べるのが目的であるようです。たまたま、3羽が同じ場所に留まってくれました。
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おっとこちらはキレンジャクの見返り美人です。
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ズミの実をむしり取ると、誇らしげに銜えて飲み込もうとしています。連続写真で撮影できましたから、ここで並べて紹介します。
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まさに今、飲み込もうとしている瞬間です。
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しっかりと飲み込んで、うん、美味かったとしたり顔のキレンジャク君でした。
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この樹にも、キレンジャクが群れで羽を休めていました。全長20cmで雌雄同色ですから、♂と♀の識別ができないのが残念です。
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枝先に留まったキレンジャクに、後ろ側から強い北風が吹きあたりました。冠羽と脇羽がまくれ上がるように逆立ちましたが、当のキレンジャク君は何ら動ずることなく、凛々しく胸を張っていました。
by coffeeto | 2012-12-02 20:17 | スズメ目
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