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越冬するタシギ

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土曜日は、冷たい雨の一日となってしまいました。週末バードウォッチャーとしては、翌日の日曜日はいても立ってもいられずに、シギチ観察のため、お決まりの場所へ出かけてみました。天候には恵まれませんでしたが、田んぼの畦道でタシギが出迎えてくれました。
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このタシギは、おそらくこの場所で越冬した個体だと思われます。お決まりのこの場所は、越冬するシギチ類の密度がかなり高く、渡りシーズンにはたくさんのシギチが観察できて、あまり振られることがありませんからとても気に入っているところです。
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図鑑を見ると、タシギは全長26cmとされていますが、くちばしは10cmくらいで大変長く、体長の優に3分の1はあります。旅鳥とされていますが、この辺りでは越冬するものが多く観察できます。
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タシギを識別する時のポイントとして、背面の大雨覆いの縁の淡い褐色の斑が一直線につながるところです。他の地シギ類は、この淡色斑が垂れ下がるように見えますから、かなり有力な識別ポイントになると思います。
by coffeeto | 2012-03-21 22:10 | チドリ目
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