冬羽のホオジロ

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田んぼで餌を探しているホオジロです。過眼線、耳羽、顎線が黒いところから♂の個体で、この写真ではよく分かりませんが、胸に黒褐色の羽がないことから、冬羽であることが分かります。ホオジロは留鳥として1年を通じて観察できる小鳥ですが、全長17cmですから、スズメより一回り大きい体つきをしています。
以前読んだ本では、日本全国を地域別に細分して調査した結果、繁殖数はスズメ以上に多かったと紹介されていました。スズメは人間の生活圏に依存して繁殖していますが、ホオジロは場所を選ばずどこでも繁殖できるようです。
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こちらは過眼線、耳羽、顎線が赤褐色ですから、ホオジロの♀であることが分かります。♂の個体は胸の羽の色の違いで夏羽と冬羽の違いがよく分かりますが、♀の個体はその違いがわかりません。
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これもホオジロの♂の個体であると思われますが、耳羽のあたりが完全な黒色ではなく、褐色味を帯びています。亜種チョウセンホオジロは頭部に黒色味がなく、耳羽は茶色であるとのことです。でも、私はまだ見たことがありませんから、この個体との違いはよく分かりません。
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背面から撮影することができました。過眼線が黒褐色ですから♂の個体であることは間違いないと思いますが、肩羽と雨覆の各羽に白っぽい縁取りが明瞭に認められるところから、第1回冬羽であると思われます。
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by coffeeto | 2011-02-17 22:43 | スズメ目
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