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冬羽のアオジ

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公園の植え込みの周りにある芝生でアオジの群れが採餌していました。頭部は緑色味が強い褐色であるところから、この個体はアオジの♂になります。目先に黒色味がありませんから、冬羽であることが分かります。
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冬の間は茂みの中や地面で採餌することが多いアオジですが、たまたま樹上に舞い上がってくれました。この個体も、頭部の緑色味が強いですですから、成鳥冬羽の♂の個体になります。アオジは全長16cmのホオジロの仲間です。
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こちらは、喉から胸にかけての黄色味が割合よく出ていますが、頭部は緑色味が感じられない褐色であるところから、アオジの成鳥冬羽♀の個体になると思われます。
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さて、この個体ですが、茂みの中に飛び込んで暫くジッと動かずにいました。胸からお腹にかけては黄色味がほとんど感じられません。大雨覆には、淡色の縁取りが強く出ているところから第1回冬羽の個体になると思われます。アオジの地鳴きは”チッ”と一声で鳴くところが特徴です。同じ仲間のホオジロは”チチッ”と二声で鳴きますから、姿が見えなくてもある程度判定できます。
by coffeeto | 2011-02-14 22:37 | スズメ目
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