人気ブログランキング | 話題のタグを見る

全身が黒いヒメウ

全身が黒いヒメウ_f0055184_21424666.jpg
堰堤の上に羽を休めるたくさんのカモメやウの仲間の中で、全身が緑色の光沢を帯びた黒色をしているこの個体はヒメウです。関東周辺では冬鳥として観察されるウの仲間ですが、全長73cmという事ですから同じ仲間のウミウより一回り小さく、首も細いところが特徴となります。
全身が黒いヒメウ_f0055184_2143874.jpg
こちらは同じ場所で撮影した個体ですが、全身に緑色の光沢がないところから、亜成鳥であると思われます。左隣のウミウはくちばしの基部に黄色い部分があり、頬が白色をしていますが、ヒメウは全体が黒褐色です。
全身が黒いヒメウ_f0055184_22121313.jpg
水面に浮かんだところですが、他のウの仲間に比べると首が細いことと、体が沈みがちであるところが特徴となります。
by coffeeto | 2011-01-10 22:30 | ペリカン目
<< 岸壁のワシカモメ 港のウミアイサ >>