タグ:ホオジロ科 ( 82 ) タグの人気記事

葦原にいたオオジュリン@大田

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知り合いのミルフィーユさんからメールがあり、この冬スキー事故で携帯を壊し、iPhone5sに変えたと連絡がありました。幸い、怪我の方は大したことがなかったようですが、....こんなこと言ったら、怒られてしまいますが....iPhone仲間が増えたことは、怪我の功名でした f^_^;)
その彼から、アウトドアでは必需品であるとして、iPhone用の地図アプリのField access(400円)を紹介されました。簡単に地図が取り込めて、登山用に最適だと言うのですが....。
実は、私は既にiPhone用の DIY GPS というアプリを使っていました。これは、パソコン用のカシミールという地図ソフトと連携が取れるもので、あらかじめ地図を取り込んでおけば、山に入って圏外になったとしても、内蔵されたGPSは機能してくれますから、歩いた経路と現在地を表示してくれます。お陰で、案内板が無くても迷うこともなく、大変便利なアプリです。その上、歩いた山行ルートのログも残せるので、後から地図上に表示させることもできて大変重宝しています。
間も無く、登友会の仲間と山登りに出掛ける予定になっていますから、今回、新しいアプリを勧めてもらったことで、ちょっと食指が動かされます....ついつい浮気をしてみたくなりました....困ったものです。
話はさておき、この日は葦原の中を群れで飛び回っていた、オオジュリンを撮影することができました。
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ここでは、あしだちの3月の定例探鳥会で、ヒクイナが見られたということでしたから、柳の下のドジョウをと狙って行ってみたのですが、そうは問屋が卸してくれません。それでも、葦原の中には、たくさんのオオジュリンが群れで飛び回っていましたから、ちょうど良い被写体となってくれました。
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図鑑によると、オオジュリンは留鳥または漂鳥とされていますが、関東地方では冬場にしか見ることが出来ませんから、冬鳥のように思えてしまいます。背面がよく分かる状態で撮影することが出来ましたが、黒褐色、茶褐色、淡褐色の縦斑が筋状に出ているのが分かります。腰の部分は、一様な淡褐色または汚白色の羽で覆われています。
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ちょっと伸びをするように、体を起こしてくれました。こうして見ると、ホオジロの仲間ですが、体型は割合細身で、スマートであると思います。くちばしはそんなに大きくありませんが、黒い瞳は割合大きめです。
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これは冬羽の状態ですから、頭部は茶褐色をしていて、汚白色の眉斑がよく目立ちます。夏羽になると、頭部から顔面にかけて黒色になりますから、違う鳥のように見えてしまいます。私はまだ夏羽の写真を撮ったことがありませんから、いつか機会があったら、ぜひ撮影してみたいと思います。
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葦の穂先に留まって、だらりと翼を垂れ、でも、尾羽はややピンと反らせています。よく、ツグミがこのような姿勢を取りますが、オオジュリンも同じような体勢をとるんですね。
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夏羽の写真を撮りたいと思っていたのですが、この個体は、冬羽から夏羽に換羽をしている途中のようです。頭部はまだ完全に黒色になりきっていませんが、夏羽の雰囲気が随分出てきているようです。右脚に注目すると、足環がついています。どこで付けられたものでしょうか....?
記号などが読めればいいのですが、そこまで確認できません。
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by coffeeto | 2014-03-21 06:00 | スズメ目

ミヤマホオジロと遭遇@調布

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この2月は、2週続けて週末に大雪が降り、どこへも出掛けられなかったので、ブログの書き込みに窮しています。野鳥観察のブログは、まだ写真のストックがありましたから、何とかやり繰りができましたが、自然観察のブログはネタが尽きてしまいました。....というわけで、昨年も足を運んだ都内の公園へ、自然観察のネタ探しに出掛けてきました。
前週に降った大雪がまだ所々に残っていましたが、雪が消えた所では、セツブンソウフクジュソウロウバイなど、春の野山を彩る山野草がそろそろ咲き始めていました。良かった、これで主目的であった自然観察には少し収穫がありました。
野鳥観察はあまり期待していなかったのですが、セツブンソウの写真を一緒に撮っていた方から、「園内にミヤマホオジロが出ていますよ。」と、とても嬉しい情報を頂きました。これを逃す手はありません。
窮すれば通ずではありませんが、お陰様で拾い物のミヤマホオジロの写真を撮ることができました。そのせいか、眉斑と喉の部分に出ているレモンイエローの羽が、ひときわ綺麗に見えました。
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セツブンソウの撮影を早々に切り上げて、教えて頂いたポイントに直行しましたが、2名のカメラマンが撮影している向こう側から飛び立つ小鳥が見えました。聞けば、それがミヤマホオジロだったようです。何処かへ飛び去ってしまいました。仕方ありません、暫く我慢比べです。また出てくるまで待つ時間が、とても長く感じました。
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降り積もった雪の手前に降りていました。こんなところで餌探しをしていたようです。急いで三脚を据えて撮影開始です。撮った写真を確認すると、くちばしに植物の種か実のようなものを咥えていました。
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山野草観察のために足を運びましたが、現地でありがたい情報を頂き、思い掛けない収穫を得ることが出来ました。このミヤマホオジロは、1週間ほど前から確認されていたようです。2個体いたという話もありましたが、私が観察したのはこの♂の個体1羽だけでした。
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ひとしきり地面で餌探しをしていたミヤマホオジロが、舞い上がって枝先に留まってくれました。地面に降りているのが殆どですから、枝先に留まったところを撮影するのは、骨が折れます。
飛び去っても暫く待つと戻ってくれました。この辺り一帯を活動範囲としているようですが、どこへ出てくるか見つけるのが大変です。
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一昨年は、那須で間近に撮影できましたから、ミヤマホオジロ@那須と︎いうタイトルと、ミヤマホオジロの餌獲り@那須というタイトルで、それぞれ紹介させていただきました。その時は、群れで行動していましたから、♂も♀も一緒に撮影できてとてもラッキーでしたが、今回は♂だけですからちょっと寂しいです。
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たまたま近くの枝に留まってくれましたが、完全に枝被りです。なかなか思うような写真を撮らせてくれません。でも、簡単に撮影できたら面白味はないんでしょうね。いつかは頭の中に描いた理想のショットが撮れることを念じながら、野鳥写真の醍醐味を味わっていきたいと思います。
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この写真も、前景の枝被りがうるさいですが、羽の模様に注目すると、頭部と顔面と後頸が黒色で眉斑と喉が黄色です。また、背面は茶褐色ですが、首筋や肩羽の辺りに灰色の羽があるのもミヤマホオジロの特徴です。英名では、Yellow-throated bunting とされていますから、直訳すれば “喉が黄色いホオジロ” ということになりますね。
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ミヤマホオジロは冬鳥ですが、今年の関東地方の大雪にはビックリしたことでしょう。きっと、山で餌が拾えなくなり、こんな都内の公園に下りてきたんだと思います。でも、お陰で予期せぬ遭遇となったわけですから、この大雪には、ミヤマホオジロと遭遇できた分だけ感謝しておきます。
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今回のミヤマホオジロは、何度か枝に留まってくれましたが、撮影した写真が全て枝被りとなってしまいました。地面で餌を探している姿も良いのですが、できれば枝留まりのスッキリした写真が撮りたかったですね。
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by coffeeto | 2014-02-28 06:00 | スズメ目

ルンルン気分でアオジを撮影@真岡

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我が家は建て替えてから10年以上を経過して、そろそろ痛みが目に付くようになりました。今年4月には消費税が増税されることもあり、今のうちに出来るだけリフォームしておこうと、昨年のうちから施工業者さんと検討を重ねてきました。間も無く外壁の塗装工事がはじまりますが、これに先立ち、先日、窓ガラスを全部二重ガラスに換装してもらいました。これが思っていた以上に効果があり、驚いています。これまでは、朝起きて食堂へ下りると、寒くて暖房が欠かせませんでしたが、工事後は暖房なしでもほんのりとした暖かさがあります。体感温度が数度は違うのではないかと思いました。その他、外の騒音が殆ど聞こえなくなったのも実感できました。本当に静かです。給湯設備も新しくして、洗面所の化粧台も新しいものに変えましたから、これだけでも朝はルンルン??気分で起きられるようになりました。
栃木県の真岡市へ鳥見に出掛けたのが1月18日(土)のことでしたが、歩いていた道からすぐ足元まで近づいても逃げないアオジを観察でき、ここでもルンルン??気分で撮影することができました。
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こんなに近寄っても逃げませんから、どうしたのだろうと思いましたが、よく見ればくちばしに、しっかりと餌となる木の実のようなものを咥えていました。この辺りには、こんな餌が豊富にあるようですから、アオジ達にとってもルンルン気分で食事ができる、格好の餌場となっているようです。このアオジは、頭部が暗緑褐色をしているところから、♂の個体であると思います。
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この写真のアオジは、上の写真とは別個体になります。以前に紹介した “ハンノキのベニマシコ” を見つけたときのきっかけを作ってくれたアオジです。通路脇の植え込みから出てきて、すぐ近いところで餌探しをしていましたが、通路から手が届きそうな位置から撮影させてくれました。
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この個体は、見つけたときは頭部が緑色がかった灰褐色であったので、冬羽の♂の個体であろうと思ったのですが、写真をよく見たらクロジの♀にあるような灰色の頭央線がうっすらと確認できました。また、全体的に淡色であることから、これは冬羽の♀であろうと思われます。以前、アオジの♀には頭央線がないという書き込みをしたこともありましたが、この写真で見るとおり、うっすらとした頭央線が確認できますね。
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アオジの♀を横から撮影したものですが、尾羽に注目すると、最外側に白色の羽があることが分かります。ホオジロ科の鳥は、尾羽の一番外側の羽は、左右両側とも白色ですが、クロジの尾羽には白色の羽がありません。
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この写真も、頭央線の存在が分かる状態で写っています。それと、背面も、胸からお腹にかけても、全体的に淡色であるように見えます。その点でも♀の個体になると思います。
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by coffeeto | 2014-01-31 06:00 | スズメ目

林床のミヤマホオジロ@真岡

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このブログへ投稿する記事の書き込みは、特に決めている訳ではありませんが、昨年の12月22日から休むことなく毎日続いています。そのうちにネタ切れになって、投稿する写真も底を突いてしまうだろうと思っていました。ところが、1月18日に真岡市へ出掛けてみたところ、期待していた以上の野鳥が撮影できたので、このままで行けば1月中は連日投稿の記録を続けることができそうな気がして、少し欲が出てきました。
しかし、仕事関係や新年会などで忙殺されたり、先日は風邪で寝込んでしまったりと障害も多くあります。何とか頑張って、今月は毎日投稿の記録を達成してみたいと思います。....というわけで、今回は栃木県真岡市内へプチ遠征して撮影した、ミヤマホオジロの写真を紹介します。
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ここでは、ミヤマホオジロの数羽の群れを観察することができました。上の写真は、眉斑と喉の部分の黄色が綺麗な♂の個体ですが、この写真の個体は、全体に淡色で、♂の個体に見られるような綺麗な、黄色い羽毛が認められません。こちらはミヤマホオジロの♀の個体になります。
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この林床では、数羽のミヤマホオジロが地面に降りて、バラバラになって付近で餌獲りをしていました。日の当たっている部分と、日陰の部分が交錯していて、見難い写真になってしまいましたが、たまたま、3個体が一緒に写っている写真を撮影することができました。
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ミヤマホオジロの♂が、こちらを振り向いてくれました。烏帽子を被ったような冠羽と黒い顔面、黄色い喉、黒い胸、首周りは白色という彩ですが、どこか古の武士の姿を髣髴とさせるような印象もありますね。
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日向と日陰が交錯していましたから、露出補正が難しい状況でした。上手く撮影できませんが、何とかミヤマホオジロの♂の個体の、美しい眉斑と喉の部分の黄色い羽毛を再現できたと思います。顔面から続く黒色部分に、やや淡色の羽毛が認められますから、この個体は第1回冬羽になるものと思われます。
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こちらも♂の個体を、やや後ろから撮影したものです。烏帽子のような冠羽を立てていますから、その下に見える眉斑からの黄色い羽毛が、頭頂付近まで続いているのが分かります。
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こちらを向いた♂の個体が、ちょっと小首を傾げるようなポーズをとりました。「こんにちは!」と、思わず挨拶したくなるような仕草に見えます。
冬鳥として渡ってくる小鳥たちの中で、黄色い羽毛を持ったものは少ないですから、再会できて大歓迎ですよ。
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ミヤマホオジロの♀の個体です。全体に淡色で、♂の羽衣に比べるととても柔らかい印象です。
昨シーズン、那須へ遠征したときに、とてもたくさんのミヤマホオジロが群れている様子を観察して、写真もたくさん撮れましたから、とても満足できました。今回は真岡市内へのプチ遠征ですが、小群ながらも観察できて、写真も何枚か撮影できましたから、これはこれで嬉しい結果となりました。費用対効果を考えると、私的にはどちらも成果が上がって満足できる内容です。
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by coffeeto | 2014-01-26 06:00 | スズメ目

雪原のホオジロ@北杜

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野鳥観察の話から少し外れますが、以前から、蕎麦打ちに挑戦してみたいと思っていました。でも道具一式を揃えるのに、どこで購入したらよいか分からず、二の足を踏んでいました。ところが、職場にも蕎麦打ちをしている人がいるのを知り、いろいろ話を聞いてみると、Amazonで注文すれば、すぐに自宅に配達してくれるというのです。....というわけで、早速注文して昨年から今年にかけて、恒例の年越し蕎麦を自分で打ってみることにしたのです。初めての体験で、ちょっと水の量が少なかったせいか、少しぼそぼそでしたが、茹で上げるとちゃんとしたお蕎麦になりました。....カミさんは、うどんみたいだとぼやいていましたが....。この三連休に、神代植物園へ行った際、帰りに深大寺蕎麦のそば粉を買ってきました。娘が泊りがけで来たので、早速2回目の蕎麦打ちに挑戦です。前回より上手く打てたと思います。でも、茹でるのにちょっと手抜かりがあったようです。次回の挑戦に課題ができました。
雪の上のホオジロの写真とは全く関係のない話題でしたが、今回はそば粉のように白かった雪原で、餌を探していたホオジロを紹介します。
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冬の間、雪に覆われてしまう清里高原では、野鳥たちが餌を取るのが難しくなりますから、餌台を出して給餌をしている所をよく見ます。ここでも、そんな餌台から雪の上にこぼれたものと思われる、種子を拾うホオジロの姿を間近に撮影することができました。
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冬の間は、群れで活動していると思われるホオジロですが、この場所に飛来したのは、この1羽だけであったようです。こうして、雪の上に落ちている種子を捜し歩いていました。
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上手く餌を見つけることができました。でも、固い種子を割るのは簡単ではありません。くちばしに咥えて、転がすように何度も咥え直しながら、殻を割って食べていました。
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こちらは、たまたま種子を咥えたところを正面から撮影したものですが、どれがくちばしで、どれが種子なのかよく分かりません。思わず写真を凝視してしまいました。
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この個体は、♂であろうと思われますが、過眼線が完全な黒ではなく少しまだらで褐色味があります。また、胸の部分は一様な橙色ではなく縦斑があるように見えます。喉から胸にかけては、若干の黒色味がありますから、おそらく第1回冬羽の個体になると思います。
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by coffeeto | 2014-01-15 06:00 | スズメ目

初冬のカシラダカ@前橋

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上州の空っ風が、一気に冬の寒さを運んできたように思える朝方の冷え込みでした。よく晴れていましたが、早朝に吹き渡る風の中には、白いものが混じっていました。でも、日中は風が穏やかになり、陽がさしてくるにしたがい、そこそこ暖かくなってきてくれました。
柔らかい初冬の陽射しを恋しがるように、藪の上に姿を見せてくれたのはカシラダカでした。すっかり冬枯れの景色に変わっていますが、この辺りでは前回紹介したホオジロとともに、このカシラダカをたくさん観察することができました。
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三脚にサンニッパの望遠レンズを搭載して、野鳥を探しながら歩いていました。小さな鳥が周囲の梢の上から、次々と草原に舞い降りていきました。何だろうと急いで近寄ってみると、枯れた草原の中で餌探しをしていたのは、カシラダカの群れでした。
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草原から、カシラダカがひょいと頭を上げてくれました。顔面と冠羽が黒褐色で、白い眉斑と顎線がよく目立ちます。胸のあたりには赤茶色の羽が見えますから、これのはカシラダカの♂であると思います。
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前回紹介したホオジロの♂の背面が見える写真は、この写真のカシラダカと同じような体勢で写っています。そこで、両者を見比べてみたところ、カシラダカの背面には黒褐色、茶褐色の羽とともに、汚白色の羽が縦斑となって入り混じっているのが分かります。また、三列風切の羽縁は、ホオジロは茶褐色であるのに対し、カシラダカは汚白色であるところが異なっていると分かりました。
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草むらで餌取りをしていたカシラダカの群れは、私が近づいたこともあって、近くの梢に飛び上がっていきました。たまたま、陽の当たるこの場所に留まったこの個体は、顔面と頭部が茶褐色ですから、カシラダカの♀になることが分かります。
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カシラダカの♀の背面がよく分かる写真が撮れました。背面は褐色地に黒褐色の縦斑が顕著ですが、一番注目してほしいのは、腰の部分です。鱗模様のある赤茶色の羽が並んでいるのが分かります。これは、カシラダカの♂も♀も同じ特徴です。前回紹介したホオジロの写真と見比べると、ホオジロの腰は茶褐色で鱗模様がありませんから、ここが明瞭に異なることが分かります。
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by coffeeto | 2013-12-20 06:00 | スズメ目

初冬のホオジロ@前橋

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12月14日(土)~15日(日)の週末は、日本列島に寒波が押し寄せて、北日本から日本海側にかけては、大変な大雪に見舞われたようです。
この週末は、当初の予定では新潟県下へハクガンとオオヒシクイを見に行く予定でいました。しかし、天気予報を見てこれでは駄目だと、直前で変更することにしたわけですが....とはいっても、それではどこへ行こうかと、また思案に暮れてしまいました。
結局、ベニマシコがよく出ているということを聞きつけて、....(上手くすれば、ミヤマホオジロが見られるかもしれないと思いつつ、)....前橋の公園へ行ってみることにしました。その結果は....
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この公園で、一番よく見られたのはホオジロでした。そういえば、最近は都内やその周辺ではあまり見る機会がなく....(あまり見に行っていないこともありますが)....少なくなった鳥だと思います。でも、ここでは、以前の郊外の原野を歩いたときのように、たくさん観察できたので、自然と撮影枚数も増えてしまいました。黒い過眼線と顎線がよく目立つこの個体はホオジロの♂です。
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笹薮の中に隠れていたのは、ホオジロの♀の個体になります。上手く陽が当たってくれましたから、藪の中でもよく目立ちました。過眼線と顎線が褐色であるところと、♂の個体に比べると、全体的に色が淡いところで雌雄の違いを識別することができます。
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この藪の周辺には、数羽のホオジロが入っているようですが、藪の中で餌獲りをする時間が長く、なかなかその姿を現せてくれません。でも、この藪の上のポイントがお気に入りのようで、ここに暫く留まってくれましたから、しっかり撮影することができました。
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こちらでも、やはり♀の個体ですが、藪の上に出て日向ぼっこするように、暫くジッとしていてくれたました。とても優しい眼つきですね。ちょっと甘ったれた様子も感じられ、可愛いらしさが強調された写真になりました。
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木の枝に留まったところを、やや下から撮影したものですが、胸からお腹にかけては茶褐色をしています。白地に黒い過眼線と顎線がありますから、ホオジロの♂であることが分かります。夏羽であれば、胸に黒い羽が出ますが、冬羽ですから一様なレンガ色です。
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ホオジロの仲間の地鳴きは、アオジやカシラダカなどもそうですが、チッと一声で鳴きます。でも、ホオジロはチチッと二声で鳴きますから、地鳴きの声だけでも、藪の中にホオジロが潜んでいるのが分かります。
♂の個体が藪の上に出てきてくれました。
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背面から撮影した写真ですが、ホオジロの腰の部分が一様な赤茶色であることが分かります。カシラダカは、ここが明瞭なウロコ模様になりますから、識別する際の目安になります。
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by coffeeto | 2013-12-19 06:00 | スズメ目

カシラダカでした。@茨城

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この日は、葦原の中を飛び交う小鳥類を撮影しようと思い、涸沼の岸辺で携帯椅子に座って、そのシャッターチャンスを待ち構えていました。涸沼川が注ぎ込む河口周辺には、そこそこ葦原が広がっていますから、水鳥を始めとして猛禽類、小鳥類など、野鳥観察には打って付けのロケーションです。
葦原の中に動く鳥を見つけ、オオジュリンであろうと思ってシャッターを押しましたが、そこに写っていたのはこのカシラダカでした。
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葦原の小鳥類に狙いを定めて撮影してきましたが、他の野鳥も撮影したいと思い、近くの公園に移動して、少し歩きながら小鳥類を探してみました。....すると、林の中からチッ、チッと鳴くか細い声が聞こえてきました。カシラダカかな?カメラをセットして、声のする方向に注目すると、梢を動く鳥が見つかりました。案の定カシラダカでした。
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カシラダカは、ホオジロ科の小鳥です。同じ仲間のホオジロは、胸からお腹にかけて橙褐色の色合いをしていますが、カシラダカは白色で、首から胸にかけて、褐色の涎掛けのような斑紋があるところが識別ポイントです。
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カシラダカは、この写真のように冠羽を立てることから、この名前が付けられたものと思います。ニワトリの鶏冠(とさか)のようにも見えますが、鶏冠は肉質で、これは羽毛ですから基本的に異なりますね (^^;;
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後ろから、...断りもなく失礼でありますが....下尾筒と尾羽の裏側の様子を撮影させてもらいました。下尾筒は一様に白色で、特に特徴はありません。ホオジロ科の鳥は、両サイドの羽が1枚だけ白いところが特徴となりますが、尾羽を下から見ると、そんな様子が良く分かります。
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木の枝に留まったところですが、胸を張って、翼をやや下げたこの姿勢は、どこかで見たことがあります。....そうです、ツグミは地面で餌獲りをしたり枝留まりしているときに、良くこんなポーズを取りますね。
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by coffeeto | 2013-12-01 06:00 | スズメ目

アオジの囀り@奥日光

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奥日光へ出掛けたのは、7月の3連休のことでした。2泊3日の日程で戦場ヶ原と小田代ヶ原を中心に、たっぷりと野鳥観察をすることができました。これは、その時に戦場ヶ原の木道を歩きながら、ズミの枝先に留まったアオジを撮影したものです。
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アオジは冬の間は里に降りて越冬していますから、東京周辺でも普通に観察できる野鳥になりますが、繁殖期は高原へ移動して子育てしていますから、まさにこの辺りがその繁殖地と言える場所になります。
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チョッチョビー、チョチョッというような、独特な声で囀りを繰り返しています。冬の間は決して聞くことができないアオジの囀りは、奥日光の高原のあちらこちらから響き渡ってきました。
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by coffeeto | 2013-07-31 22:20 | スズメ目

高原で繁殖するホオアカ@奥日光

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枝先に留まってくれたホオアカの♂です。
7月の3連休は、高原で繁殖する鳥たちを撮影したいと思いました。場所をどこにするか思案を巡らせましたが、結局、我が家からプチ遠征で手軽に行くことができる、奥日光へ出掛けることにしました。
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3日間を通じて、天候はあまり良かったとは言えない状況でしたが、割合近い位置から撮影することができましたから、スッキッリした構図にまとまりました。この個体は、胸から脇腹にかけて茶褐色がよく出ています。
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両頬に目立つ赤茶色の羽が、ホオアカの名前の由来となっていると思いますが、黒褐色の顎線と相まって、何か被り物でもしているようにも見えてしまいます。喉から首にかけては、黒褐色と赤茶色の羽で首飾りのような模様を形作っています。
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枯れ木の天辺に留まって、縄張り宣言の囀りをしていたホオアカ♂です。ちょっと距離がありましたが、背景にシラカバの樹も入って、高原の雰囲気が出てくれたと思います。
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枯れ枝に留まったこの♂の個体は、バッタのようなトビケラのような小さい虫を咥えています。きっと、近くで営巣中の親が、雛鳥のために運んできたものでしょう。
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辺りの様子を窺うように、暫くの間、この枯れ枝に留まってキョロキョロしていましたが、やがて安全が確認できたのでしょう。巣があると思われる方向へ飛び去って行きました。
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梢に留まっていたこのホオアカは、頬に赤茶色の羽があることから♂の個体であると思いますが、胸から脇腹にかけての赤茶色の羽がほとんど認められませんから、昨年生まれた個体(第1回夏羽)だと思います。
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餌となる虫を咥えていたホオアカ♂ですが、草原のこの枯れ枝に留まって周囲を警戒していました。暫くすると、そのままするすると草むらの中へ降りていきましたから、この辺りで営巣しているものと思います。
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こちらは、近くのシラカバの枝先に出てきたホオアカの♀の個体です。♂のように頬が赤くありませんし、胸から脇腹にかけても、首飾りのような模様も認められません。単独で出現した時、一瞬何であるか識別ができませんでした。
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背面の各羽は、中央部が黒褐色ですが、淡色の広い縁取りがありますから、黒褐色の縦斑があるようにも見えます。
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アシ原の周りを飛び交っていたホオアカの♂と♀のペアです。2羽を同時に撮影しようと何度もシャッターを押したのですが、上手く画面に収まってくれたのはこの1枚だけでした。
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カラマツの樹の先端に飛来したホオアカです。バランスを取るように、両翼を広げていますが、尾羽も広げていますから、両サイドに白い羽があることが分かります。
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天辺に留まったこのホオアカ♂は、ホオジロによく似た声で囀りを聞かせてくれました。ホオジロは2フレーズでさえずるところを、ホオアカのさえずりは1フレーズで終わるように聞こえます。
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by coffeeto | 2013-07-22 11:17 | スズメ目