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越冬中?のマミチャジナイ@藤沢

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マミチャジナイが出ているという情報を頂きましたが、旅鳥ですから何かほかの鳥と間違えているのだろうと、最初に聞いた時には半信半疑でした。でも、複数の情報が来ましたから、これは間違い無いだろうと、足を運んでみることにしました。行ってきたのは3月22日(土)のことでした。最初の情報を頂いてから、だいぶ時間が経ってしまいましたから、もしかしたらもう居ないかもしれないなと危惧していました。現地に到着してみると、公園内には家族連れなど、結構な人出がありました。やっぱりダメだろうなと、半ば諦め気味に、それでも教えてもらった場所だけは確認して来ようと、望遠レンズを装着したカメラを担いで足を運んでみたところ、思いのほか呆気なく確認することができました。間違いありません。正真正銘のマミチャジナイでした。
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この公園では、2月中から見られていたようですから、おそらくこの個体は越冬していたものと思います。図鑑によれば旅鳥とされていますが、西日本では越冬する個体も確認されているようです。
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今まで、マミチャジナイは春と秋の渡りのシーズンだけ見ることが出来る、旅鳥とばかり思っていました。ましてや、東京近郊で越冬するなど思いもよらない事でしたから、最初に情報を頂いた時には、間違いだと思ってしまったのです。でも、今シーズン、狭山地方の公園でも越冬しているという情報が寄せられてきましたから、私の認識も大きく変えざるを得ないことになりました。
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マミチャジナイは、ツグミの仲間ですが、アカハラと大変良く似た羽衣をしています。ただ、目の上の白い眉斑と、くちばし基部から目の下にも白い斑が線状に出ていますから、ここが大きく異なるポイントになります。
ここでは、割合近くから撮影することができましたから、そんな特徴をしっかりと撮影することができました。
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杭の上に留まりました。この公園で観察している間、何回かここに乗っかってポーズをとってくれました。どうやら、この場所がお気に入りのポイントであるようです。暫くこの上に留まってくれましたから、何枚も写真を撮影することができました。
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昨年の秋、長野県の戸隠森林植物園へ行った時、たくさんのツグミの仲間を観察することができましたが、コブシの実を啄ばむために集まっていたものです。特にマミチャジナイがたくさん観察できましたので、その時の記録は、マミチャジナイ@戸隠として紹介させていただきました。
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この写真を見て分かる通り、マミチャジナイは側胸から脇腹にかけてオレンジ色で、胸の中央から下腹部にかけては白色であることが分かります。また、下尾筒も白いですね。上くちばしは黒色で下くちばしは黄色をしています。
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後ろ側からも大きく撮影することが出来ましたが、背面には特にこれといった特徴はありません。羽衣はオリーブ色がかった褐色をしていて、初列風切と尾羽は暗褐色であることが分かります。背面の各羽の羽縁に、淡色の縁取りが見られないことから、この個体は成鳥であると思われます。
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by coffeeto | 2014-04-03 06:00 | スズメ目

間近に観察したジョウビタキ♀@さいたま

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この4月から第二の職場でお世話になりますが、それまでの間は、自宅待機が続いています。この機会に、毎日のように自然観察に出掛けてみたいところです。できれば遠出をして、今まで見られなかった野鳥観察をしてみたいと思うのですが、送別会や挨拶回りなどかあって、意外に自由な時間が取れません。仕方がありませんから、細切れに空いた一日を利用して、事前にピンポイントの情報を頂いていたトラフズクを、近郊の公園へ見に行って来ました。お陰で、すぐに撮影出来ましたから、前回紹介させていただきました。
さて、次のお目当てを探そうと移動したところ、そのすぐ近くでこのジョウビタキ♀を、間近に観察することができました。
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この個体は、頭部から背面にかけて一様に褐色で、次列風切の基部に白斑が有りますから、ジョウビタキ♀の個体であることが分かります。腰から上尾筒にかけて、オレンジ色であるところが唯一目立つポイントでしょうか?
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枝に留まったところを、前から撮影することもできました。胸からお腹にかけては淡褐色で、特にこれといった特徴はありませんが、横を向いてくれましたから、クリクリした眼がよく目立ちます。
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ジョウビタキは冬鳥として渡って来ますが、♂も♀もそれぞれナワバリを作って越冬します。そのお陰で、一度見つけて邪魔しないように撮影していると、一定範囲を飛び回ってあまり遠くへ行くことがありませんから、割合近くから撮影することが出来ます。
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若葉の新芽が芽生え始めたばかりのヤナギの木に留まってくれました。今まで冬枯れの寂しい環境でしたが、緑の芽生えは新鮮味がありますから、ジョウビタキも何だかイキイキとしているように見えますね。
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姿勢を低くして、ちょっと上を伺うような仕草を見せてくれました。ムシクイの仲間は、良くこのようなポーズを取りますが、ヒタキの仲間が留まるときは、体を立てますから、このような姿勢をとることは、あまり見ることがありません。
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越冬中のジョウビタキは、街中から山の中まで、とても広い環境で見ることが出来ます。もともとは動物食の鳥ですが、冬の間は木の実を食べるところを観察することもあります。
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by coffeeto | 2014-03-28 06:00 | スズメ目

ツグミとウタツグミの争い@相模原

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ヨーロッパの大西洋沿岸からバイカル湖付近にかけて繁殖する、ツグミの仲間のウタツグミですが、わが国では極めて稀な珍鳥として、今まで数例の観察記録があるだけのようです。英名では Song Thrush とされていて、歌の名手と思われますが、ここでそのさえずりを聞けないのが残念です。繁殖地の付近で、近くにいたツグミの群れを仲間と間違えて、一緒に渡来したのでしょうか....?どんな理由があって、迷い込んで来てしまったのか分かりませんが、ここではたくさんのバーダーに囲まれて、望遠レンズの集中砲火を浴びていました。でも、この場所が気に入ったようで、長逗留に適した場所と決めてくれたものと思います。雨模様で長時間の観察はできませんでしたが、見ている間中、出ずっぱりの旺盛なサービス精神を発揮してくれました。
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そのウタツグミの逗留地に、冬鳥のツグミが接近してきました。そうと知らずに進入してきたツグミに対して、ここに縄張りを張っているウタツグミは、体を低く構えて、既に戦闘態勢を取っているようです。
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その一瞬、閃光が放たれたように、両者のバトルが始まりました。
ツグミもウタツグミも、お互いに両脚で相手に強烈な打撃を与えようと、渾身の力を込めてキックを放ち合いました。
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一瞬早く飛び立ったツグミが、やや優勢であったようです。ウタツグミの上に舞い上がって、上空から次の攻撃を仕掛けようとしています。下で翼を広げているウタツグミの下雨覆は、淡いオレンジ色であることが見て取れます。
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ツグミの次の攻撃をかわしたウタツグミが、次の攻撃に移ろうと体勢を立て直しているところです。ここから、ウタツグミの二の矢、三の矢が放たれるのでしょうか....?
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縄張りに侵入してきたツグミを、何とか追い払うことができたようです。
当のウタツグミは何事もなかったように、また平然としてこの逗留場所と決めたテリトリーの中で、餌探しを始めていました。
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by coffeeto | 2014-03-13 06:00 | スズメ目

公園にいたアカハラ@相模原

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この冬のシーズンは、シロハラと出会う機会が、例年に比べて多くあったように思いますが、同じツグミの仲間のアカハラを見かけたのは、ほんの数回しかありませんでした。シロハラは大陸から渡って来る冬鳥ですが、アカハラは高原で繁殖して、冬期は里に下りてくる漂鳥です。奥多摩や奥秩父でも、繁殖する個体を観察することができるくらいですから、見ようと思えば1年を通して観察できる鳥であると思います。
そんなアカハラですが、今シーズンは出会いの機会が少なかったこともあって、ここで写真が撮れた時には、何故か嬉しくなってしまいました。この個体は、頭部から喉にかけて黒色味が強いことから、冬鳥として渡来する亜種オオアカハラである可能性があると思います。
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この日は、ウタツグミが出ているという情報を貰って、この公園まで出掛けてきましたが、生憎の天気になってしまいました。でも、雨が上がっていた僅かの時間に、このアカハラとウタツグミの両方が撮影できたのはラッキーでした。
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この写真を見て、ギョっとしてしまいました。喉の部分に矢のような物が刺さっているように見えたからです....。でも、大丈夫です。矢のように見えたのは、枯れ草がひっついていただけのようです。それが分かってホッとしました。
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雨滴が付いた植え込みの枝の下で、先ほどからジッと周囲の様子を伺っているようでした。頭部は黒褐色で背面が暗褐色という地味な色合いながら、胸から脇腹にかけて濃い橙色をしていますから、これがアカハラの名前の由来になったものと思います。
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アカハラと言っても、お腹全体が赤いわけではなく、下腹部から下尾筒にかけては白色です。やや後ろから撮影したら、お尻を上げた姿勢をとってくれましたから、そんな様子がよく分かりました。
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この公園で撮影することができた、ウタツグミがどんな声で囀るのか分かりませんが、このアカハラは、キョロン、キョロン、ツィーと三声で夏の高原に爽やかな声を響かせてくれます。同じような声でキョロン、ツィーと二声で鳴くのはマミジロです。繁殖期の高原で、そんな声を聞き比べてみるのも面白いですね。
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by coffeeto | 2014-03-12 06:00 | スズメ目

ウタツグミ@相模原

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私の通勤カバンの中には、毎日、熱々のコーヒーを入れたポットが入っています。ワンタッチで蓋が開くTHERMOS製で、そのまま飲めるのが気に入っています。保温性が高く、出勤する前に入れたコーヒーをチビチビ飲みながら、夕方までその香りが楽しめるので、ここ何年も愛用しています。もともとは、週末にフィールドへ出掛ける時、温かいコーヒーが飲みたくて購入したものですが、今では毎日持たない日がありません。
流石に、何回か落っことして、あちこちに凹みが出たり、パッキンが緩んできたのか、最近は少し漏れが気になるので、チャック付きのビニール袋に入れて携帯するようにしています。
先週の日曜日は雨模様でしたが、公園にウタツグミが出ているという情報を貰いましたから、真っしぐらに出掛けてきました。
鳥が出てくるまで、コーヒーをチビチビ舐めながら待つ積もりでいましたから、愛用のポットを、もちろん忘れずに持って行きました。でも、現地に到着すると、そんな心配もよそに、たくさんのギャラリーに囲まれて、1羽のウタツグミが望遠レンズの集中砲火を浴びていました。
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ウタツグミは、もちろん私にとって初見のライファーになりますが、変わった名前だからその由来が知りたいと思います。さえずりの声が美しいので、歌の名手としてこの名前が付いたのでしょうか?私の持っている図鑑には、解説がありません。
さて、当のウタツグミですが、芽生え始めたスイセンの前で、さぁ早く撮って頂戴とばかり、胸を張ってポーズをとってくれました。胸から脇腹にかけて、逆ハート形の黒褐色の斑がたくさん並んでいるのが目立ちます。
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現地に到着するまで、結構強い雨がフロントガラスに打ち付けていました。でも、着いて暫くすると、どんよりした空模様でしたが、有難いことに止んでくれたのです。助かりました。早速、撮影を開始しましたが、またいつ降り出すか分かりません。薄暗い光線状態でピントが合いにくい状況でしたから、とにかく枚数を多く撮ることにしました。下手な鉄砲も何とやらです....。案の定、小1時間ほどしたら又雨が降り出してきたので、撤退を余儀なくされました。
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ウタツグミは名前の通りツグミの仲間になりますが、移動するときはこの写真のように、少し頭を低くして、ツツツツ〜ッと前進する、同じ仲間のトラツグミに大変よく似ている行動パターンであると思いました。
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後方からの姿も撮影することができました。尾羽を下げて、やや広げてくれていますから、その模様がよく見えます。特に特徴のない、一様な褐色の羽ですが、羽軸が白く通っているのが分かります。
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ウタツグミはヨーロッパを生息域とする野鳥ですから、とても珍しい迷鳥として、日本ではほとんど観察例がないようです。したがって、どんな生活をしているのかよく知られていないようですが、この写真をよく見ると、くちばしに木の実か植物の種子のようなものを咥えています。本来は動物食の食性であるようですが、このように植物質も食料源としているようです。
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背面から撮影した写真をよく見ると、大雨覆と中雨覆の先端に淡色の翼帯が出ています。初めて観察する鳥ですから、当初はこれがあるから若鳥なのかと思いましたが、図鑑を確認すると成鳥でも翼帯として出ていることが分かりました。
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by coffeeto | 2014-03-10 06:00 | スズメ目

ツグミ、ツグミ、ツグミ@前橋

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赤城山へ行ってスノーシューハイクを楽しみ、中腹の林道周辺で野鳥を探し、その後、麓の公園を回って自然観察をしてくるという、盛り沢山のスケジュールを立てました。出掛けてきたのが2月11日(火)の建国記念日のことでした。直前の週末は大雪で何処へも出掛けられず、この日にしわ寄せです。一泊二日の予定が組めたら、もっと余裕を持って楽しんで来られたのでしょうが、この日は飛び石の祝日ですから、日帰りの日程で遣っ付けて来なければなりません。強行スケジュールとなりましたが、午後から回った麓の公園で、何種類かの野鳥写真を撮影することができました。
公園を一回りして、駐車場へ戻って来た時、枝先に留まったままじっとしているツグミを見つけ、たくさんの写真を撮らせて貰いました。でも、今回このツグミの紹介だけでは芸がないので、これまで紹介してきた過去の記事も参照しながら、ツグミ特集のつもりでまとめてみたいと思います。
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さて、このツグミですが、大雨覆の各羽に注目すると、羽縁に白い縁取りが認められるので、第一回冬羽であると思われます。先日、奥日光で撮影したズミの実とツグミの記事で紹介した個体は成鳥と思われますから、その違いをちょっと比較してください。
また、雪にも負けず~ツグミとして紹介した個体も、大雨覆に白い羽縁が認められますから、第1回冬羽と思われます。参考にしてください。
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上空を気にするように見上げていますが、何か飛来したのでしょうか?
このツグミの羽衣は標準的な色合いだと思いますが、ツグミの羽衣の濃淡には個体差が多いですね。
以前、冬鳥ツグミとして紹介したのは色の濃い個体でした。あまりサンプルはありませんが、花畑のツグミとして紹介した個体は、少し色が淡い部類に入ると思います。また、亜種ハチジョウツグミというのもいて、こちらは胸の斑が赤っぽいところが特徴です。
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ツグミはそもそも冬鳥として我が国に渡来しますが、同じ仲間の中には、夏鳥として渡来してくる種類もいます。戸隠森林植物園のマミジロとの出会いや、栃木県下で観察した渓流沿いのクロツグミがそうですね。
また、同じく戸隠森林植物園で観察したマミチャジナイは、春と秋の渡り途中に多く観察できる種類になります。
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ツグミと同じく冬鳥として観察できる仲間として、シロハラが近いを紹介させてもらいました。また、迷鳥として観察することができたノハラツグミは、情報を貰って足を運んだ多摩川の河川敷で観察することができました。1年を通して観察できる種類としては、落ち葉を掻き分けるトラツグミなどがいます。
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同じツグミの仲間の中で、漂鳥として観察できるのは繁殖するアカハラで紹介していますが、アカハラは夏は高原で繁殖して、冬場は里へ下ってきます。でも、これとよく似たオオアカハラかなで紹介した個体は、冬鳥として渡ってくる亜種になります。また、島しょ部だけに観察することができる亜種として知られている、八丈島のアカコッコも紹介させてもらっていました。
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by coffeeto | 2014-02-26 06:00 | スズメ目

ズミの実とツグミ@奥日光

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昨シーズンは、感動さえ覚えるようなレンジャクの群と遭遇することができました。あの夢をもう一度と訪れた戦場ヶ原に、今年はその姿を見つけることが出来ません。年によって渡ってくる鳥の様子は、随分違うものだと実感させられます。ここにあるズミの木には、餌となる実がまだたくさん残っているというのにです。例年であれば、もう渡来していてもおかしくないと思いますが、どうしてしまったのでしょうか?
すっかり雪に埋れた戦場ヶ原のズミ林は、鳥影も少なく、寂しい状況でした....少し肩を落としかけていた時、ケッケッケッケェ〜ッと鳴きながら1羽のツグミが飛来してくれました。
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周囲はすっぽりと雪に包まれていますから、とても餌が拾える状況ではありません。この枝に残っているズミの実は、この季節を生き抜く野鳥たちにとって、貴重な食料源になっているはずです。ここにはまだたくさん残っていますから、ツグミも安心してお腹いっぱい食べられるでしょう。
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戦場ヶ原は雪に埋もれ、とても寒くて厳しい環境の中ですが、ここは他の野鳥にとっても、餌が得られるとても大事な場所になるのでしょう。柔らかい冬の日差しを受けて、ツグミの瞳がキラキラッと輝きました。
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冷え込んでいますが、とてもよいお天気に恵まれました。スノーシューハイクを楽しみながらここまでやって来ましたが、お目当てのレンジャクの群れとの出会えは叶いませんでした。でも、姿を見せてくれたこのツグミは大変嬉しい被写体となりました。青空をバックに、枝先に留まってくれたツグミが思っているのは、温々とした陽だまりのねぐらのことでしょうか、それともやっぱり餌のこと?
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枝先に留まったツグミが、ズミの実を食べています。他に野鳥の姿は見えませんから、このたくさんの実が全部食べ放題です。今日はこの席を独り占めできましたが、明日もこの席は予約しておきたいところですね。
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ツグミが走っています。かなりのスピードで疾走していました。白一色でよく分かりませんが、雪を蹴りたてながら走っていく姿を撮影することができました。
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雪原に一人(羽)佇んで、何を思っているのでしょう。先ほどから、かなり長い時間ジッとして動きません。ここで、餌が拾えるわけではありませんが、地面でミミズなどを獲る習性のあるツグミは、枝先に留まっているより、何もなくても雪原に下りているほうが安心できるのでしょうか?
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by coffeeto | 2014-02-16 06:00 | スズメ目

朝日の中のルリビタキ@日立

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このところ野鳥観察に出掛ける時は、時間と効率を考えて車中泊することが多くなりました。私の車(エクストレイル)は、後部座席を畳めば、セミダブルベッド程度のフルフラットなスペースができますから、一人で寝るには十分な空間になります。サブバッテリーから100Vの電源を取り、冷蔵庫代わりのクーラーボックス(これが優れものですから、後日詳細をレポートします。)を積めば、2〜3泊の行程でも苦になりません。そうすれば、日帰りでは厳しい場所でもゆとりを持って出掛けられるし、観察する時間も長く取れます。しかし、目的地に近い場所で車中泊できれば良いのですが、トイレのある場所に縛られてしまいます。理想を言えば、温泉付きの道の駅が最高です。5〜700円で入浴できますから、とても嬉しい場所なのですが、思い通りのスケジュールで動けないこともあります。この公園は、近くに道の駅がありません。でも、入口の駐車場にはトイレもありますから、ここで車中泊することにしました。
夜明けとともに湯を沸かし、コーヒーを淹れて朝食です。買い置きのサラダとサンドイッチにバナナ1本とヨーグルトというのが、私の車中泊する時の定番の朝食メニューですが、自宅にいるときとほぼ同じ内容です。
朝食を済ましたら、さあ野鳥観察に出発です。この日は、朝日の中に踊るルリビタキを観察することができました。
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“おはようございますッ!”と、朝日の中で踊るルリビタキから、声を掛けて貰えたような気がしています。気持ちの良い爽やかな出会いでした。
この公園は、イスカが見られるという情報で足を運びましたが、出が悪いようです。初めて訪れた公園ですから、園内を探索しながら野鳥を探し求めてみることにしました。....私はこの前日、イスカの群と遭遇もしていましたから....
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園内を周回する散策路から、北側の展望台に向けて登る山道があります。その取っ付きのところに、向こう側が見通せるような疎らな茂みがありました。新鮮な空気を吸いながら、足取りも軽く登っていくと、そんな茂みに動く鳥影を見つけました。朝一番のルリビタキとの出会いでした。
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このルリビタキにとっても、朝の今の時間が朝食の大事な時間なのでしょうか?とても活発に動き回って、餌探しをしているようでした。朝日を浴びて、元気ハツラツとしたルリビタキが輝いているように見えます。
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ルリビタキ♂の成鳥冬羽です。頭部から背面にかけては綺麗な青色で、胸からお腹にかけては白色です。また、脇羽に覗く、綺麗なオレンジ色の羽が綺麗ですね。この個体には、白い眉斑がはっきり出ていますが、中には眉斑の出ない個体もいるようです。
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メーテルリンクの童話に、チルチルとミチルの兄妹が、幸せを運ぶ青い鳥を探しに行く話があり、このルリビタキがそのモデルであると聞いたことがあります。童話の中では青い鳥を連れ帰ることができませんが、兄妹は自分たちのすぐ周りに幸せがあることに気が付いたようです。
この青い鳥も、捜し求めてもなかなか見つかりませんが、早起きしてみたら、すぐ目の前に現れてくれました。....三文の徳でした....
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by coffeeto | 2014-02-10 06:00 | スズメ目

ジョウビタキとの出会い@常陸太田

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私が野鳥観察を始めるようになったきっかけは、今から18年前のことですが、病気で手術を受けることになり1ヶ月間入院することになりました。9月に入院して10月から自宅療養していましたが、たまたま自宅の窓から電線に留まるオレンジ色の美しい小鳥を見たことが、私をこの道にのめりこませるきっかけになりました。「スズメではない、あの鳥は何だろう?」....ベッドから動けないまま手を尽くして調べたところ、ジョウビタキであることが分かりました。
職場はもちろん社会からも隔離されたように感じていた時でしたから、これが私に大きな衝撃を与えてくれました。それから翌年2月に職場復帰するまで、体力回復も兼ねて歩行訓練の日が続いていましたが、近くの公園で越冬するカモの群れを観察するのが楽しみになりました。
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この日足を運んだこの場所は、自然の山や谷をそのまま生かしたキャンプ場になっていました。さすがに、この時期はテントを張る人もいませんから、周囲は閑散としています。入口の所には、鎖が掛けてありますから、侵入禁止なのかと思いましたが、管理人さんに声を掛けたら、気さくに中へ入れてくれました。
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キャンプ場内を歩いていた午前中に、前回紹介したイスカの群と遭遇することができました。車に戻って昼食をとり、午後からは尾根と尾根に挟まれた谷地の様子を見てくることにしました。そこには少し開けた草むらがありましたが、入って直ぐに地面から舞い上がった鳥の姿が見えました。離れた位置でしたが双眼鏡で確認すると、枝先にこのジョウビタキのオレンジ色のお腹が見えました。嬉しい出会いです。
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尾根に囲まれたこの草むらが、ジョウビタキの縄張りになっているようです。しばらく様子を観察していると、開けた草むらの周囲の枝先を飛び移りながら、時折地面に降りて、獲物を獲っているようでした。草むらの端でカメラを構えていると、少し近づいて来てくれました。羽を膨らませて、プックリした可愛いジョウビタキの姿が撮影できました。
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こうして枝先に留まっているジョウビタキの姿は、まさに私を野鳥観察の虜にした、18年前のあの時の小鳥の姿そのままです。懐かしい鳥との出会いになりました。
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頭は銀灰色で、顔と背面、風切羽は黒色ですが、胸からお腹にかけての前面と腰が綺麗なオレンジ色です。こうして見ると、体はピンポン玉みたいですね。ジョウビタキは紋付鳥とも呼ばれていますが、初列風切の白斑がその謂れとなっています。
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by coffeeto | 2014-02-04 06:00 | スズメ目

シロハラが近い@真岡

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平成26年の1月は、早くも終わろうとしています。この間、新しい年を迎えて心新たにリスタートしたばかりであったのに、時間の経つのは、何と早いことでしょうか。1年の12分の1があっという間に過ぎ去ってしまったように感じます。
そうは言っても、山野草が芽生える春がもうそこまで来ていると思うと、とても待ち遠しい気もしています。たくさんの山野草が花開く姿を思い浮かべると、楽しみが膨らんできます。
これは、春を待つシロハラではありませんが、ミヤマホオジロが見られるようだという情報を貰って、1月18日(土)に足を運んだ真岡市で観察したシロハラです。とても近くから観察することができました。
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周囲は松林という環境でした。植え込みや下生えなどがありませんから、とても見通しが良い場所でしたが、このシロハラは殆ど警戒することもなく、私が動かずに撮影を続けていると、次第に近づいて来てくれました。でも、さすがに5m以内に寄ってきた時には、こちらが下がろうと思ったくらいです。
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前々回にトラツグミの写真をアップしていますが、トリミングをしていない撮ったままの状態ですと紹介しました。今回のシロハラの写真も、全てノートリミングの画像になります。この時は、地面で何やら木の実のような物を見つけて、咥えていました。
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この写真を撮影したのは松林でしたから、地面にはたくさんの枯れた松葉が落ちています。見ていると、このシロハラはそんな松葉を咥えていました。餌と間違えたのでしょうか? それともこの松葉を咥えて遊んていたのでしょうか?面白い行動であると思います。
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松林の日が当たる場所に出てきたシロハラが、何か餌となるものを見つけたようです。くちばしに咥えた餌を良く見ると、どうやらアブの幼虫のようです。冬の間は、ミミズの他にこのアブの幼虫が、貴重な食料源になっているようです。
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そのシロハラが、捕まえたアブの幼虫を咥え直しながら、一気に飲み込もうとしています。あっという間の出来事でしたが、連写したことでその瞬間を写し取ることができました。
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松林で見つけたシロハラが、どんどん接近してきてきてくれました。こんなことって、滅多にある事ではありませんが、私の方が後ずさりしなければ、全身が画面に収まり切らなくなってしまいそうです。
丁度良い機会でしたから、縦位置に構えて撮影してみました。
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今回、間近に撮影することができましたが、撮影している時に気が付いたのは、このシロハラの前額部からくちばしの基部に続く、褐色の羽の存在でした。今まで、シロハラの♂と♀の識別について、あまり考えたことがありませんが、頭部が灰黒色のこの個体は、♂であろうと思います。大雨覆いの各羽に、白色の羽縁がありませんから、成鳥であることは間違いないと思います。しかし、前額部の褐色の羽は幼鳥だからあるのでは無く、成鳥♂にも見られるもののようですね。念のために、以前に紹介したシロハラも確認したところ、やはり前額部に褐色の羽がありました。でも、図鑑には解説がありません。これは、私の新発見になりました。
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シロハラはツグミの仲間ですが、このように胸からお腹にかけて一様に白色ですから、この名前が付けられたものと思います。背面は褐色で特に目立つ模様はなく、風切羽と尾羽は灰黒色で、アイリングと下くちばしの基部が黄色、脚は肉色をしています。
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by coffeeto | 2014-01-30 06:00 | スズメ目