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赤城山のウソ♀@前橋

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2週続けて週末に大雪が降り、特に先週末の大雪は記録的な積雪になりました。仕事で出掛けていた娘の夫も大渋滞に巻き込まれ、雪の中で一夜を明かしたようですが、翌日無事に帰って来られたようです。こんな状況ですから、私も2週続けて週末に自宅待機となり、何処へも出掛けられなかったわけですが、これも記録的な出来事になります f^_^;;
天気予報では、東京地方は次の木曜日(2月20日)にまた雪という予報がありましたが、今回は回避できそうです。しかし、雪の多い地方では未だに支障が残っているようですから、一日も早い復旧をお祈りします。
....この記事は、予約投稿しています。....
今月は、このブログで紹介するレポートを、1日おきにアップしようと心掛けていますが、幸いなことに2月11日(火)の建国記念日の祝日は好天に恵まれて、赤城山の周辺で野鳥観察ができましたから、何とか穴を開けずにやり繰りが出来そうです。
今回は、その赤城山の中腹で観察したウソの♀を紹介します。
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前回紹介したカケスの写真を撮り終えて、厚く降り積もった雪の林道を戻る途中、雪原の上に映った茂みの陰影の中に、羽ばたく鳥の影が映りました。ハッと思って振り仰ぐと、すぐ脇の茂みの中で、2羽のウソ♀が餌獲りをしている姿を見つけることができました。
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高さは3mほどの小低木でしたが、枝先に小さな木の実が、少しずつ残っています。その小さな実が薄紫色をしていましたから、これはムラサキシキブであろうと思われます。こんな実でも、餌の少ない時期には貴重な食料源ですね。道路のすぐ脇でしたが、三脚を構えても警戒して逃げることもなく、その姿を撮影させてくれました。
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こんな風に細い枝にぶら下がって、アクロバチックな姿勢で実を啄ばんでいます。もう、あまりたくさん残っていませんから、少し無理な姿勢をとらなければ、餌にありつくことが出来ないようです。
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今度は、思いっきり背伸びするように伸び上がって、餌となる実を啄ばんでいます。おかげで、体下面の様子がよく見えます。胸から脇腹にかけては灰褐色ですが、下腹部から下尾筒にかけては白色ですね。
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細い枝の上で、餌取りをしようとすると、軽い鳥であるとはいえ、バランスを取るのが難しいようです。時折、このように羽ばたいて態勢を整えていました。
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ここでもバランスを取るために、羽ばたきをしていました。餌取りをするのも、なかなか大変そうです。
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ウソ♀の眼が、キャッチライトを受けて輝いているように見えます。先程、この林道の奥の方で、フィッ、フィッと鳴く声が聞こえていましたから、この近くには♂を含めた群れが来ているものと思います。でも、ここで撮影している間は、残念ながら2羽の♀の姿しか見られませんでした。
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先日、日立でアカウソ♂の写真を撮影することができました。その時は、♀の写真が撮れず残念でした。この個体の大雨覆の先端に、細い白帯があるのが気になります。あの時、アカウソ♀の写真を撮っていれば、この個体が普通のウソ♀であるのか、アカウソ♀であるのか判定する材料になったと思います。
# by coffeeto | 2014-02-22 06:00 | スズメ目

林道にいたカケス@前橋

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“コーヒー党の野鳥観察” のレポートは、何回分かを書き溜めて、予約投稿の機能を利用してアップロードしています。今、この記事を書いているのは2月15日(土)ですが、外は昨日の朝から降り続いた雪がかなり積もっているうえ、今朝からは雨に変わって酷い天気です。雨が上がったら今年2回目の雪掻きをしなければなりません。....雨で溶けてしまえばその心配もありませんが....先週も、週末の大雪で土日は雪掻きに忙殺され、その後の筋肉痛もあって、とても自然観察に出掛けられるような状況ではありませんでした。この週末も、同じような状況になってしまうと思うと、ちょっとうんざりします。でも、何処へも出掛けられませんから、撮り貯めた写真を整理しながら、ブログの記事を書くには丁度良い時間が取れると、気持ちを切り替えることにしました。
今回は、赤城山の周辺へスノーシューハイクを兼ねて野鳥観察に出掛けてきた時に撮影した、カケスの写真を紹介したいと思います。
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赤城山の大沼へ続く道路は、殆どの区間が除雪されていて、日陰部分に少し雪が張り付いている程度ですから、安全第一で車の速度を落とし、覚満淵の周辺でスノーシューハイクを楽しんでくることができました。もう一つの目的である野鳥観察をしようと、中腹のヤドリギがたくさん自生している場所へ下ってきました。道路脇にある駐車場に車を停め、傍らの除雪されていない林道方向へ、深い雪に足をとられながら、様子を見に行ってみました。この辺りの積雪は、40〜50cmくらいであったと思います。でも、気温が低いから雪がサラサラで、服についても濡れないので助かります。
林道の先の方でシカの群れが走り去るのが見えました。近くから、数羽の野鳥が飛び立ちます。慌てて三脚を据えて、ファインダー越しに追いかけると、少し離れた枝に留まったカケスを撮影することができました。
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カケスの群れは鳴き交わしながら、少し先の枝先に舞い上がりました。でも、ここで不用意に接近したら、さらに山奥に逃げ込んで行ってしまいます。深い雪の中でしたが、ここが我慢のしどころと様子を見ることにしました。....こちらが動きを止めて暫くすると、やがてカケスの群れは枝先を飛び回ってくれるようになりました。葉が落ちて見通しが利きますから、この環境であれば写真も撮りやすいですね。近くの枝先に飛来してくれた、カケスを撮影することができました。
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カケスは、カラスの仲間の野鳥ですが、カラスのように黒一色ではなく、背面は紫色味のある褐色です。そして、何といっても次列風切にある青色の羽の部分が、遠くからでもよく目立つポイントになります。
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頭を下げて、周囲を窺うような姿勢を取っています。胡麻塩頭ですが、顔面が黒いですから、白色の虹彩がひときわ目立ちます。でもやはり青色と黒色の横斑が交互に並んだ、次列風切の羽が綺麗ですね。
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「お前は誰だ!」と言わんばかりに、太い木の幹から顔を覗かせ、こちらを睨まれてしまいました。....おっと、これは赤城山の天狗様ではありませんか。....私は、東京から来たコーヒー党と申します。決して怪しい者ではございません。....あまり長居せず、麓の公園に下って遅めの昼食を頂くことにしました。
# by coffeeto | 2014-02-20 06:00 | スズメ目

ズミ林のアトリ@前橋

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先日は、奥日光の戦場ヶ原でスノーシューハイクを体験してきました。だいぶ慣れてきたところで、また野鳥観察をしながら、雪原を歩き回りたくなり、3回目のスノーシュ-ハイクとして、赤城山の周辺を歩いてみることにしました。今回は、赤城山公園ビジターセンターに車を停め、覚満淵(かくまんぶち)を一周するお気軽コースとしましたが、雪の深さは前回歩いた戦場ヶ原の2倍くらいで、年始に初めてスノーシューハイクを体験した清里高原に比べると、今回はたっぷり3倍くらいの積雪でした。
ところで、神話の世界のお話では、その昔、日光男体山の神様と、赤城山の神様が中禅寺湖の水をめぐって争いとなったそうです。男体山の神様が大蛇に化身し、赤城山の神様が大ムカデに化身して、戦場ヶ原で戦ったそうですが、劣勢であった男体山の神様が奥州から猿丸という弓の名手を呼び寄せ、大ムカデの目に矢を命中させて、撃退したということですね。
神話の世界のお話はともあれ、戦場ヶ原の周辺とともに、赤城山を中心とした周辺一帯も野鳥観察の適地であるようです。覚満淵の周遊路の脇にあるズミの林で、アトリの群れを観察することができました。
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車載の温度計で外気温はマイナス9度と表示されていましたが、日が当たって良いお天気でしたから、さほど寒さは感じません。覚満淵の周遊路に踏み込むと、そこには70~80cm程度の雪が降り積もり、辺り一面眩しいほどの銀世界になっていました。とても静かな環境でしたが、時折カラ類やツグミの鳴く声が響いてきます。遠くに、キツツキのドラミングの音も聞こえてきました。
体が温まり、少し汗ばんできたかなと思う頃、ズミの樹でたくさん生っている実を採餌する、アトリの小群を見つけることができました。1ヶ月ほど前に、清里高原でたくさんのアトリを撮影しましたが、あのシーンが再現されたようです。頭の黒いこの個体はアトリの♂になります。
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枝の間から顔を覗かせてくれたこちらの個体は、上の写真の♂に比べると頭が灰褐色で、眼差しも柔らかさを感じます。羽衣の色合いも全体的に淡いですから、この個体はアトリの♀であることが分かりました。アトリ科の鳥は尾羽の先端が、魚の尻尾のような凹尾であるところが特徴ですが、この写真ではその形状が分かる状態で写っていてくれました。
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前景に小枝がうるさく被っていますが、先ほどの♀の個体が日の当たる枝先に出てくれました。私は、ズミの樹のすぐ下から、上を見上げる苦しい姿勢で撮影しています。すっかり雪に覆われた世界で、他に餌となるものがありませんから、こんなに近寄っていてもアトリの群れは採餌に夢中で、私の存在は全く気にしていないようです。それとも、ここには外敵がいないので、こんなに近くから撮影させてくれたのでしょうか?
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頭の黒い♂が、今まさにズミの実に喰いつこうとしているところです。
“痛快!丸かじりッ”というのが、どこかのコマーシャルのキャッチコピーとしてあったような気がしますが、そんな感じのワンショットでした。アトリ君からは、「いただきまぁ~す。」の声が聞こえてきそうです。
写真をよ~く見ると、頭部は一様な黒色ではなく、顔面は黒色ですが、後頭部は暗褐色に色分けされていました。図鑑にも記載がありませんが、初めて気が付きました。
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かじり獲ったズミの実の果肉を、くちばしの脇に付けたまま、頬ならぬ喉を膨らませているアトリ君です。お腹をまん丸に膨らませて、至福のポーズといったところでしょうか?
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さて、こちらは♀の個体を背面から撮影したものですが、背面のウロコ模様がよく目立ちます。特に腰の部分に注目してください。これもアトリの特徴ですが、腰の部分が真っ白なのです。風切羽の間に、僅かにそれが覗いていますね。
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それから、これは♀の個体を撮影したものですが、わき腹の下側に、淡黒褐色の水玉模様のような小斑が並んでいるのが分かります。♂も♀もこの小斑が出る個体と出ない個体がいるような気がします。....単に隠れて見えないのかもしれませんが....あるいは、これがアトリのステージを判定する材料になるのではないかと思っています。今後、観察する時に確認したいポイントですが、どなたかご存知の方がいたら教えてください。
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今回は、とてもラッキーなことに、いずれの写真も数m以内の距離から撮影することができました。精悍な表情をしたアトリの♂ですが、抜けるような青空をバックに、黒、オレンジ、白の三色の彩りがとても引き立って見えました。
# by coffeeto | 2014-02-18 06:00 | スズメ目

ズミの実とツグミ@奥日光

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昨シーズンは、感動さえ覚えるようなレンジャクの群と遭遇することができました。あの夢をもう一度と訪れた戦場ヶ原に、今年はその姿を見つけることが出来ません。年によって渡ってくる鳥の様子は、随分違うものだと実感させられます。ここにあるズミの木には、餌となる実がまだたくさん残っているというのにです。例年であれば、もう渡来していてもおかしくないと思いますが、どうしてしまったのでしょうか?
すっかり雪に埋れた戦場ヶ原のズミ林は、鳥影も少なく、寂しい状況でした....少し肩を落としかけていた時、ケッケッケッケェ〜ッと鳴きながら1羽のツグミが飛来してくれました。
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周囲はすっぽりと雪に包まれていますから、とても餌が拾える状況ではありません。この枝に残っているズミの実は、この季節を生き抜く野鳥たちにとって、貴重な食料源になっているはずです。ここにはまだたくさん残っていますから、ツグミも安心してお腹いっぱい食べられるでしょう。
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戦場ヶ原は雪に埋もれ、とても寒くて厳しい環境の中ですが、ここは他の野鳥にとっても、餌が得られるとても大事な場所になるのでしょう。柔らかい冬の日差しを受けて、ツグミの瞳がキラキラッと輝きました。
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冷え込んでいますが、とてもよいお天気に恵まれました。スノーシューハイクを楽しみながらここまでやって来ましたが、お目当てのレンジャクの群れとの出会えは叶いませんでした。でも、姿を見せてくれたこのツグミは大変嬉しい被写体となりました。青空をバックに、枝先に留まってくれたツグミが思っているのは、温々とした陽だまりのねぐらのことでしょうか、それともやっぱり餌のこと?
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枝先に留まったツグミが、ズミの実を食べています。他に野鳥の姿は見えませんから、このたくさんの実が全部食べ放題です。今日はこの席を独り占めできましたが、明日もこの席は予約しておきたいところですね。
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ツグミが走っています。かなりのスピードで疾走していました。白一色でよく分かりませんが、雪を蹴りたてながら走っていく姿を撮影することができました。
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雪原に一人(羽)佇んで、何を思っているのでしょう。先ほどから、かなり長い時間ジッとして動きません。ここで、餌が拾えるわけではありませんが、地面でミミズなどを獲る習性のあるツグミは、枝先に留まっているより、何もなくても雪原に下りているほうが安心できるのでしょうか?
# by coffeeto | 2014-02-16 06:00 | スズメ目

冬も元気なキバシリ@奥日光

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この日は、野鳥観察を兼ねてスノーシューハイクを楽しんでこようと思い、奥日光の戦場ヶ原を歩き回ってきました。野鳥撮影用の望遠レンズ(オリンパスE-5+300mmF2.8+EC14)を担いでいたので、今回はストックなしのトレッキングになりましたが、雪は思ったほど深くなく、スノーシューも脚になじんで快適なスノーハイクができました。
オリンパスの一眼レフは、フォーサーズ規格を採用していて、35mm判一眼レフに比べると、受光素子の面積が約半分の大きさですが、撮影時の焦点距離は35mm判換算で概ね2倍になり、システム全体を小型軽量化できるところが大きな利点となります。
このため、私のシステムでは600mmF2.8相当の望遠レンズを使っていることになり、これにEC14(テレコンバーター)を組み合わせて撮影すると、実質焦点距離は840mmF4.0ということになります。35mm判でこのシステムを組むと、全体の重量は今よりずっと重くなってしまうと思いますが、軽量化できているとはいえ、この望遠レンズを担いで一日中歩き回っていると、ジワリジワリと負担に感じるようになってしまいます。
三脚を担いで雪原を抜け、青木橋から泉門池へ向かう途中で、2羽のキバシリが交互に樹間を飛び回っているところに出くわしました。
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今回、撮影していて感じたのは、雪原で三脚を構えて撮影することの難しさでした。雪の中に脚が潜ってしまって、撮影しようと思っても、カメラが安定しません。これで、何回シャッターチャンスを逃してしまったことでしょうか....続けざまにチャンスを逃してつくづく思ったのは、三脚の脚の先にもストックの先端につけるような、スノーバスケットが必要であるということでした。手持ちで撮影できればそんなに問題ないのでしょうが、サンニッパの撮影に三脚は欠かせません。
これは、キバシリが樹肌に取り付いたところを撮影したものですが、三脚が上手く立ってくれなくて、この時は三脚ごと手持ち撮影しているような状況でシャッターを押していました。
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キバシリはかなり忙しく動き回りますから、三脚が安定していなければ、その動きを追い続けることが難しいですね。三脚がいったん自立してくれたと思っても、しかし、そこからまた深く潜ってしまいますから、始末の悪いことこといったらありません。でも、キバシリはそんなことにはお構いなく、元気に走り回ってくれました。
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ここでは、たまたま2個体のキバシリが連れ添うように行動を共にしていました。お陰で、カメラで追いかけていた個体が幹の裏側に隠れてしまっても、別の個体を追うことができましたから、撮影条件には恵まれていたと思います。....撮影結果は別ですが....(≧∇≦)
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すっかり雪に覆われた冬の奥日光は、餌が取れなくなった鳥たちの多くは、既に里へ下ってしまったように思います。全体的に鳥影が薄いという印象でした。でも、このキバシリは樹皮の裏側などに潜んでいる、昆虫類の卵や蛹などを餌として獲っていますから、冬も元気に飛び回っていました。
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キバシリは全長14cmと体が小さい上、背面は保護色となって樹肌と同じような色合いをしています。したがって、樹肌に張り付いたようにジッとしていると、そこにいてもなかなか気が付きませんが、側面から見ると、胸からお腹にかけて白色ですから、このような姿を容易に見つけることができます。くちばしは細くて下に湾曲していますが、この形状のおかげで、樹皮の下にいる昆虫などを捕まえやすくなっています。
# by coffeeto | 2014-02-14 06:00 | スズメ目