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夏羽のホオジロ♂

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「一筆啓上仕り候」というのがホオジロの聞きなしの一般的パターンですが、私の耳には「源平つつじ、白つつじ」とか「札幌ラーメン、味噌ラーメン」というように聞こえます。
枯れ木の上に止まってさえずるホオジロを撮影することができました。胸からわき腹にかけて赤褐色であるのがホオジロの特徴ですが、よく見ると胸に黒褐色の部分があるのが分かります。これはホオジロ♂が夏羽であることの証です。
# by coffeeto | 2010-05-27 22:31 | スズメ目

アマサギも渡来

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田植えが終わったばかりの田んぼには、アマサギが渡来していました。全長50cmのサギの仲間ですが、コサギより一回り小さく、頭部から胸にかけてと、背面に亜麻色の羽が出ているところが夏羽の特徴となります。
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アマサギは、夏鳥として日本に渡来します。くちばしは、黄色からややオレンジ色掛かっていますが、繁殖期にはピンク色になるところが特徴です。
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田んぼを耕すトラクターの後に集まって虫をとることが多く、乾いた土の上で生活するのが通常パターンであると思いますが、、水の中に入ることもあるのだなと、この写真を撮っていて思いました。
# by coffeeto | 2010-05-25 23:33 | コウノトリ目

けたたましく鳴くオオヨシキリ

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いつの間にか季節は春から初夏へと移り変わろうとしていました。
この日訪れたアシ原では、オオヨシキリがギョギョシギョギョシ、ケシケシケシとけたたましく鳴いていました。
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枯れた足の穂先に止まってさえずっているところです。全長18cmのスズメより一回り大きいウグイス科の夏鳥です。
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オオヨシキリは、繁殖のために東南アジアから日本へ渡って来る夏鳥ですが、背面は茶褐色であまり特徴はありません。
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少し離れていても、やかましくなく声が響き渡ってきますから、その存在はいやでも分かります。
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同じ仲間のコヨシキリは、白い眉斑がありますから見ただけですぐに識別することができます。しかし、雌雄同色ですから♂と♀の識別はできません。
# by coffeeto | 2010-05-24 22:36 | スズメ目

田んぼのゴイサギ

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田植えが終わったばかりの田んぼに出掛けてみたところ、ゴイサギを撮影することができました。ゴイサギの成鳥は繁殖期には脚がピンク色になりますが、この個体は脚が黄色ですから、成鳥ではあるものの、まだ婚姻色にはなっていない個体であると思われます。
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後頭部に白い飾り羽があるのが分かります。繁殖期には、このように2本の細い飾り羽が出るようです。目先が青っぽくなっているのは、婚姻色であることの表れです。
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麦の穂が実る畑の前のこの田んぼには、どうしたわけか全部で6羽のゴイサギが集まって、餌捕りに余念がありませんでした。
ゴイサギは雌雄同色ですから別することはできません。関東地方では留鳥として、1年を通して観察することができます。
# by coffeeto | 2010-05-23 22:25 | コウノトリ目

樹冠のホオジロ

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オオルリやキビタキなどの夏鳥を求めて、東京近郊の山に出掛けたのですが、残念ながら見つけることはできませんでした。その代わり木の天辺でさえずっているホオジロを撮影してきました。
綺麗な夏鳥を撮影するには、場所と時期をしっかり選定しなければならないと思いました。また、今度の週末も、二人と一匹でそんな場所を捜し求めて出掛けてみます。
# by coffeeto | 2010-05-20 22:28 | スズメ目