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ルンルン気分でアオジを撮影@真岡

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我が家は建て替えてから10年以上を経過して、そろそろ痛みが目に付くようになりました。今年4月には消費税が増税されることもあり、今のうちに出来るだけリフォームしておこうと、昨年のうちから施工業者さんと検討を重ねてきました。間も無く外壁の塗装工事がはじまりますが、これに先立ち、先日、窓ガラスを全部二重ガラスに換装してもらいました。これが思っていた以上に効果があり、驚いています。これまでは、朝起きて食堂へ下りると、寒くて暖房が欠かせませんでしたが、工事後は暖房なしでもほんのりとした暖かさがあります。体感温度が数度は違うのではないかと思いました。その他、外の騒音が殆ど聞こえなくなったのも実感できました。本当に静かです。給湯設備も新しくして、洗面所の化粧台も新しいものに変えましたから、これだけでも朝はルンルン??気分で起きられるようになりました。
栃木県の真岡市へ鳥見に出掛けたのが1月18日(土)のことでしたが、歩いていた道からすぐ足元まで近づいても逃げないアオジを観察でき、ここでもルンルン??気分で撮影することができました。
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こんなに近寄っても逃げませんから、どうしたのだろうと思いましたが、よく見ればくちばしに、しっかりと餌となる木の実のようなものを咥えていました。この辺りには、こんな餌が豊富にあるようですから、アオジ達にとってもルンルン気分で食事ができる、格好の餌場となっているようです。このアオジは、頭部が暗緑褐色をしているところから、♂の個体であると思います。
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この写真のアオジは、上の写真とは別個体になります。以前に紹介した “ハンノキのベニマシコ” を見つけたときのきっかけを作ってくれたアオジです。通路脇の植え込みから出てきて、すぐ近いところで餌探しをしていましたが、通路から手が届きそうな位置から撮影させてくれました。
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この個体は、見つけたときは頭部が緑色がかった灰褐色であったので、冬羽の♂の個体であろうと思ったのですが、写真をよく見たらクロジの♀にあるような灰色の頭央線がうっすらと確認できました。また、全体的に淡色であることから、これは冬羽の♀であろうと思われます。以前、アオジの♀には頭央線がないという書き込みをしたこともありましたが、この写真で見るとおり、うっすらとした頭央線が確認できますね。
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アオジの♀を横から撮影したものですが、尾羽に注目すると、最外側に白色の羽があることが分かります。ホオジロ科の鳥は、尾羽の一番外側の羽は、左右両側とも白色ですが、クロジの尾羽には白色の羽がありません。
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この写真も、頭央線の存在が分かる状態で写っています。それと、背面も、胸からお腹にかけても、全体的に淡色であるように見えます。その点でも♀の個体になると思います。
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by coffeeto | 2014-01-31 06:00 | スズメ目

シロハラが近い@真岡

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平成26年の1月は、早くも終わろうとしています。この間、新しい年を迎えて心新たにリスタートしたばかりであったのに、時間の経つのは、何と早いことでしょうか。1年の12分の1があっという間に過ぎ去ってしまったように感じます。
そうは言っても、山野草が芽生える春がもうそこまで来ていると思うと、とても待ち遠しい気もしています。たくさんの山野草が花開く姿を思い浮かべると、楽しみが膨らんできます。
これは、春を待つシロハラではありませんが、ミヤマホオジロが見られるようだという情報を貰って、1月18日(土)に足を運んだ真岡市で観察したシロハラです。とても近くから観察することができました。
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周囲は松林という環境でした。植え込みや下生えなどがありませんから、とても見通しが良い場所でしたが、このシロハラは殆ど警戒することもなく、私が動かずに撮影を続けていると、次第に近づいて来てくれました。でも、さすがに5m以内に寄ってきた時には、こちらが下がろうと思ったくらいです。
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前々回にトラツグミの写真をアップしていますが、トリミングをしていない撮ったままの状態ですと紹介しました。今回のシロハラの写真も、全てノートリミングの画像になります。この時は、地面で何やら木の実のような物を見つけて、咥えていました。
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この写真を撮影したのは松林でしたから、地面にはたくさんの枯れた松葉が落ちています。見ていると、このシロハラはそんな松葉を咥えていました。餌と間違えたのでしょうか? それともこの松葉を咥えて遊んていたのでしょうか?面白い行動であると思います。
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松林の日が当たる場所に出てきたシロハラが、何か餌となるものを見つけたようです。くちばしに咥えた餌を良く見ると、どうやらアブの幼虫のようです。冬の間は、ミミズの他にこのアブの幼虫が、貴重な食料源になっているようです。
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そのシロハラが、捕まえたアブの幼虫を咥え直しながら、一気に飲み込もうとしています。あっという間の出来事でしたが、連写したことでその瞬間を写し取ることができました。
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松林で見つけたシロハラが、どんどん接近してきてきてくれました。こんなことって、滅多にある事ではありませんが、私の方が後ずさりしなければ、全身が画面に収まり切らなくなってしまいそうです。
丁度良い機会でしたから、縦位置に構えて撮影してみました。
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今回、間近に撮影することができましたが、撮影している時に気が付いたのは、このシロハラの前額部からくちばしの基部に続く、褐色の羽の存在でした。今まで、シロハラの♂と♀の識別について、あまり考えたことがありませんが、頭部が灰黒色のこの個体は、♂であろうと思います。大雨覆いの各羽に、白色の羽縁がありませんから、成鳥であることは間違いないと思います。しかし、前額部の褐色の羽は幼鳥だからあるのでは無く、成鳥♂にも見られるもののようですね。念のために、以前に紹介したシロハラも確認したところ、やはり前額部に褐色の羽がありました。でも、図鑑には解説がありません。これは、私の新発見になりました。
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シロハラはツグミの仲間ですが、このように胸からお腹にかけて一様に白色ですから、この名前が付けられたものと思います。背面は褐色で特に目立つ模様はなく、風切羽と尾羽は灰黒色で、アイリングと下くちばしの基部が黄色、脚は肉色をしています。
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by coffeeto | 2014-01-30 06:00 | スズメ目

藪から出てきたルリビタキ@真岡

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野鳥観察に出掛ける先は、情報を貰って行くこともありますが、ここへ行けばこんな鳥が見られるかもしれないと予想して決めることもあります。これまでは、比較的近場の公園などがその対象となっていましたが、出現する野鳥の顔ぶれは何時も大体同じような種類ばかりになってしまいますから、今シーズンは少し範囲を広げて、今まであまり行ったことのない場所を優先して選定するようにしています。
これで、かなり成果を上げることができるようになりましたが、初めて出掛ける場所では、出来るだけ広範に歩き回って、野鳥が出そうなポイントを確認することを心掛けています。それと、野鳥が出やすい時間帯を有効に使うことです。朝方だけでなく、夕方の時間帯が意外に収穫があります。
今回紹介するこのルリビタキも、昼間は殆ど姿を見せなかったのに、少し薄暗くなってきた頃に、藪の中から出てきてくれました。
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野鳥写真を撮る場合、私は何時もカメラを絞り優先にセットしています。そのため、少し暗くなると当然、シャッター速度も遅くなるのですが、この写真を撮った時は、辺りがだいぶ暗くなっていました。すると、今のカメラは良くしたもので、ISO感度をAUTOにセットしておくと、適正露出で撮れるように自動的に感度を補正してくれます。通常のISO感度は200なのですが、この時は1600にセットされていました。お陰で、このように撮影できたのですが、代わりに少し粒子の荒れた画像になってしまいました。
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このルリビタキも、昼間の間は茂みの中に潜んでいたものと思います。辺りが薄暗くなってくると、野鳥達にとっても襲われる危険性が減るから、安心して餌探しをすることが出来るのでしょう。見易い場所へ出てきて、撮影しやすい枝先に留まってくれました。
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昼間帯は、茂みの中からなかなか出てきてくれない野鳥達ですが、鳴き声を確認できることがあります。特に、縄張りを持つ鳥は、その地鳴きの声が聞き分けられたら、夕方その場所へもう一度足を運んでみることで、シャッターチャンスに巡り合えることがあります。
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この場所は、午前中に通り過ぎたときにタッタッタッタッと鳴く声が聞こえてきました。ルリビタキであろうことは分かりましたが、姿を見つけることができず、夕方帰りがけに同じ場所を通ってみたところ、このように撮影できた次第です。
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by coffeeto | 2014-01-29 06:00 | スズメ目

落ち葉を掻き分けるトラツグミ@真岡

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林の間を抜ける舗装道路を、望遠レンズを載せた三脚を担いで歩いていました。道のすぐ脇から続く斜面林には、落ち葉が厚く降り積もっています。....ガサガサッと落ち葉を掻き分ける音が聞こえてきました。
冬の期間中は、この音を聞くとツグミの仲間が餌探しをしていることが多いので、何時ものように足を止めて、音の方向に注目しました。すると、20mくらいのところに、落ち葉を掻き分けているトラツグミの姿が見つかりました。
他に野鳥カメラマンやバードウォッチャーはいませんでしたから、1人でたっぷり30分くらい撮影することができました。
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見つけた時は、20mくらいの距離がありましたが、私が動かずに撮影していたら、次第に接近してきて、最終的には10m以内に寄ってきてくれました。お陰で、近くからたくさんの写真を撮ることができました。
今回紹介する写真は、全てトリミングをしていない、撮ったままの写真をそのままアップしています。
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この写真は、トラツグミが10m以内に近寄ってきてくれたところで撮影したものです。すぐ脇の道路上でカメラを構えている、私の存在には気が付いているのでしょうか?全くの無警戒状態でした、
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トラツグミは、撮影したいと探し求めている時は、なかなか見つからないのですが、何の気なしに足を止めてみたら、すぐそこにいるのです。この道路は、時折、散歩の人やジョギングをする人が通りますが、このトラツグミは気にすることもなく、道のすぐ近くで落ち葉を掻き分けていました。
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斜面林の林床で餌探しをしていたトラツグミを、斜め上から見下ろす角度で撮影していますから、背景の落ち葉の斜面が具合よくボケてくれました。お陰で、トラツグミが浮き出しているように撮れました。
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このトラツグミを撮影した時の機材は、いつものように Olympus E-5と、300mmF2.8+EC14 の組み合わせですが、野鳥写真を撮影する時の、お決まりのパターンになっています。
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このトラツグミを見つけたのは、午後3時過ぎでした。その時は、まだ日も射していたので、このような夕陽の中のトラツグミとなりましたが、それから30分以上撮影を続けることができて、上の写真のように接近してきてくれたわけです。
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夕陽が射し込んでいる状況で、トラツグミがこちら向きに撮影できましたが、眼の色に注目すると、虹彩は暗色ですが、中央部が赤色であることが分かります。
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場所を移動するときの習性として、トラツグミは頭を少し下げた状態で、ツツツツ~~ッと移動していきます。他の鳥には見られない、トラツグミ独特の行動パターンですね。
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by coffeeto | 2014-01-28 06:00 | スズメ目

ハンノキのベニマシコ@真岡

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山登りを始めてもう数年が経ちますが、気が付いてみればバックパック(リュックサック)の数が5つにもなってしまいました。一番小さいものは、デイパックと呼ばれる日帰りハイキング用、バードウォッチング用に以前から愛用していた25ℓのもの、山登り専用に購入した30ℓと山小屋連泊もできるように購入した45ℓのもの、そしてカメラや交換レンズを収納することができる構造になっている撮影用のバックパックという組み合わせです。出掛けるシチュエーションに合わせて、使用するバックパックを使い分けています。その中で、一番使用頻度が高いのはバードウォッチング用の25ℓのものですが、意外と使い勝手が悪いのはカメラの出し入れが面倒くさく、収納容量の少ない撮影専用のバックパックでした。今は、山に行くときには山用のバックパックと、ミラーレス一眼と交換レンズ3本を収納できるウエストバックを併用しています。
先日は、真岡へプチ遠征して、25ℓ+ウエストバックの組み合わせで歩き回ってきましたが、今回はそこで撮影した、ベニマシコを紹介します。
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通路脇の植え込みの中から、アオジが出てきて草むらで餌探しをしていました。3~4mくらいの位置から撮影することができたので、夢中になってファインダーを覗いていたところ、フィッフィッと鳴く声が聞こえてきて、近くのハンノキにベニマシコが飛来していることが分かりました。
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このベニマシコは顔面からお腹にかけて紅色味がありますから、♂の個体になることが分かります。ハンノキの枝先に留まって、その実を食べようとくちばしを近づけていきます。
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この写真をよく見ると、ハンノキの実の殻のような部分を、ひとかけら咥え取ったことが分かります。この部分がベニマシコの餌となるものだと思います。一番上の写真から、ここまでが一連の動作を連写したものになります。
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ベニマシコが、留まっていた枝先から飛び移り、他の実を突き始めました。この位置からは、顔がよく見えていませんが、胸からお腹にかけて、一様に淡い紅色であることが分かります。
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ここで観察したベニマシコは、2個体がいたと思いますが、枝先を忙しく飛び移りながら、間もなく2個体とも飛び去ってしまいました。わずかな時間でしたから、何枚かの写真が撮れただけです。もう少しじっくりと撮影したい対象でした。
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by coffeeto | 2014-01-27 06:00 | スズメ目

林床のミヤマホオジロ@真岡

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このブログへ投稿する記事の書き込みは、特に決めている訳ではありませんが、昨年の12月22日から休むことなく毎日続いています。そのうちにネタ切れになって、投稿する写真も底を突いてしまうだろうと思っていました。ところが、1月18日に真岡市へ出掛けてみたところ、期待していた以上の野鳥が撮影できたので、このままで行けば1月中は連日投稿の記録を続けることができそうな気がして、少し欲が出てきました。
しかし、仕事関係や新年会などで忙殺されたり、先日は風邪で寝込んでしまったりと障害も多くあります。何とか頑張って、今月は毎日投稿の記録を達成してみたいと思います。....というわけで、今回は栃木県真岡市内へプチ遠征して撮影した、ミヤマホオジロの写真を紹介します。
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ここでは、ミヤマホオジロの数羽の群れを観察することができました。上の写真は、眉斑と喉の部分の黄色が綺麗な♂の個体ですが、この写真の個体は、全体に淡色で、♂の個体に見られるような綺麗な、黄色い羽毛が認められません。こちらはミヤマホオジロの♀の個体になります。
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この林床では、数羽のミヤマホオジロが地面に降りて、バラバラになって付近で餌獲りをしていました。日の当たっている部分と、日陰の部分が交錯していて、見難い写真になってしまいましたが、たまたま、3個体が一緒に写っている写真を撮影することができました。
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ミヤマホオジロの♂が、こちらを振り向いてくれました。烏帽子を被ったような冠羽と黒い顔面、黄色い喉、黒い胸、首周りは白色という彩ですが、どこか古の武士の姿を髣髴とさせるような印象もありますね。
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日向と日陰が交錯していましたから、露出補正が難しい状況でした。上手く撮影できませんが、何とかミヤマホオジロの♂の個体の、美しい眉斑と喉の部分の黄色い羽毛を再現できたと思います。顔面から続く黒色部分に、やや淡色の羽毛が認められますから、この個体は第1回冬羽になるものと思われます。
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こちらも♂の個体を、やや後ろから撮影したものです。烏帽子のような冠羽を立てていますから、その下に見える眉斑からの黄色い羽毛が、頭頂付近まで続いているのが分かります。
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こちらを向いた♂の個体が、ちょっと小首を傾げるようなポーズをとりました。「こんにちは!」と、思わず挨拶したくなるような仕草に見えます。
冬鳥として渡ってくる小鳥たちの中で、黄色い羽毛を持ったものは少ないですから、再会できて大歓迎ですよ。
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ミヤマホオジロの♀の個体です。全体に淡色で、♂の羽衣に比べるととても柔らかい印象です。
昨シーズン、那須へ遠征したときに、とてもたくさんのミヤマホオジロが群れている様子を観察して、写真もたくさん撮れましたから、とても満足できました。今回は真岡市内へのプチ遠征ですが、小群ながらも観察できて、写真も何枚か撮影できましたから、これはこれで嬉しい結果となりました。費用対効果を考えると、私的にはどちらも成果が上がって満足できる内容です。
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by coffeeto | 2014-01-26 06:00 | スズメ目

ミミカイツブリとアカエリカイツブリ@長生

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海ガモたちがたくさん来ているという情報をいただき、足を運んできたのは1月11日のことでした。冬晴れの九十九里浜には、冷たい海風が吹き付ける、厳しい環境でしたが、浜辺からは沖合の波間に海ガモの群れをしっかり確認することができました。ビロードキンクロの群れの中にアラナミキンクロがいるとの話でしたから、是非観察したいと思ったのですが、残念ながら見つけることは出来ませんでした。
しかし、観察していた突堤の先端から、間近にカイツブリの仲間を観察することができました。ほんの2〜30mほど先のところで、ミミカイツブリがしきりに潜って魚を獲っていましたが、上手いものですね。しっかりと小魚を咥えて、浮かび上がったところを撮影することができました。
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ミミカイツブリは、同じカイツブリの仲間のハジロカイツブリとよく似ていて、頭部から背面にかけて黒褐色ですが、胸からお腹にかけては白色のツートンカラーです。羽衣で異なるところは、ハジロカイツブリの耳羽は褐色でくちばしは少し上に沿っていますが、ミミカイツブリの耳羽は黒褐色でくちばしは真っ直ぐです。どちらも虹彩が赤色であるところは同じですね。
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図鑑によれば、カイツブリの仲間の中でも、ミミカイツブリがいちばん胴長に見えるという解説がありました。ほかのカイツブリが横に並んでくれたら分かりやすいのですが、そう言われてみれば胴長に見えなくもありません。
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ここでも、ミミカイツブリが潜水漁を成功させたようです。見事に小魚を口に咥えて、水面に浮かび上がってきました。私がカメラを構えている間に、何回も魚を咥えてきたわけですから、その成功率はかなり高いものと思います。
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こちらは、少し沖合いに浮かんでいたアカエリカイツブリです。体長はミミカイツブリより二周りくらい大きく、くちばしが黄色くて長めであるところが特徴でしょうか。
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首を少し傾げていますが、体が大きいですから、こちらも胴長に見えてしまいます。正確にはメジャーを当てて計測しなければ分かりませんが、ミミカイツブリの胴長とどっこいどっこいではないでしょうか?
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by coffeeto | 2014-01-25 06:00 | カイツブリ目

逆光のクロガモ@長生

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久々に風邪をひいてしまいました。仕事を一日休んで、ずっと寝込んでいました。近所の医院へ行って診てもらいましたが、ここは以前からよくかかっているところであるうえ、昨年の夏に入院することになった時も、最初に見てもらっていましたから、先生とも顔見知りになっていました。前日から喉がイガイガして少し痛みがあり、嫌な予感がしたのですが、朝起きてみると体がだるく、ガラガラ声になっていて、とても仕事ができるような状況ではありません。通院すると、先生は5種類もの薬を処方してくれました。少し大袈裟だなとも思いましたが、お陰で翌朝には症状が随分軽くなりました。
そんな訳で、このブログの記事の編集が2日間ほど滞ってしまいましたが、予約投稿を利用して2〜3日分を書き溜めていましたから、穴を開けずに済みました。....というわけで、1月の三連休初日に足を運んだ九十九里で観察した野鳥たちの紹介を続けますが、たくさんの海ガモの群れの中に、このクロガモも観察することができました。
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九十九里浜の海岸線は、東側に海が広がっていますから、午前中は逆光になって、撮影条件は良くありません。前に紹介したビロードキンクロは、突堤の北東方向にいましたから、先端まで行って撮影したら概ね順光で撮影できる位置取りができましたが、このクロガモは突堤の南側にばかりに出ていたので、どうしても逆光になってしまい、残念ながらこんな写真ばかりになってしまいました。
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全身真っ黒ですが、くちばし基部に膨らんだ黄色い部分が見えるこの個体が、クロガモの♂になります。全長48cmとされていますから、周囲にたくさんいたビロードキンクロより、一回り小さい体型となります。
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こちらはクロガモの♀のように見えますが、頬から首にかけては汚白色ではなく淡い黒褐色です。また、くちばしの基部には黄色い部分が認められます。....次の写真に写っている♀の個体とは明確に異なりますから、この個体は♂の若鳥(第1回冬羽)になることが分かります。
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こちらはクロガモが雌雄のペアで浮かんでいますからよく比較できます。奥の個体は全体が黒色で、くちばし基部だけが黄色ですから♂になります。手前の個体は、頬から喉にかけての部分が汚白色で、くちばしは全体が黒色であるところから♀であると分かります。
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九十九里浜の長生村の海岸では、たくさんの海ガモたちが浮かんでいましたが、一番多かったのはビロードキンクロで、突堤の先端からから見るクロガモの群れは、それよりずっと少なくて10数羽前後であったと思います。
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by coffeeto | 2014-01-24 06:00 | カモ目

海岸のミサゴ@長生

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九十九里浜の浜辺から突堤が長く飛び出していました。この日は、その先端から沖合に浮かぶ、海ガモ達の写真撮影に夢中になっていました。かなり距離があるので、ピントの確認をしようとファインダーから目を離そうとしたとき、上空を飛ぶ割合大きめな鳥影が視野をかすめました。咄嗟にワシタカだと判断できましたから、そのままファインダー越しにあとを追うと、ミサゴの姿が飛び込んできました。そのままシャッターを押して撮影したのですが、画面の左上に寄ってしまいました。幸い見られる程度にピントが合っていましたから、何とかトリミングすることができました。
しかし、発見から撮影までほんの一瞬の出来事でしたから、とてもラッキーなワンショットでした。
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その後、ミサゴは何度か姿を見せてくれましたが、いずれも少し離れたところを飛びましたから、カメラでピント合わせに苦労しながら撮影しました。ここからの写真は、ちょっとトリミングしてあります。
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この日、九十九里浜には、海ガモを観察しようというたくさんのバーダーや野鳥カメラマンが集まっていました。皆さん、沖合に見え隠れする海ガモを熱心に観察していましたが、意外に上空を飛翔するミサゴにはあまり感心がないようです。私が上空に向けてシャッターを切ると、気が付かれた方が何名か観察する程度でした。あまり興味がないのでしょうか?
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ミサゴは魚を獲ってこれを餌としますから、タカの仲間の中では、ちょっと変わった習性を持っています。したがって、海岸や河川、湖沼などが生息域になりますが、海洋性のタカというイメージが強くあります。そのせいか、カモメやミズナギドリの仲間のように、体の大きさに比べて翼が少し長いという特徴があります。
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ミサゴの♂と♀を識別するのは、喉の部分にある褐色斑で判定します。♂の方が褐色の帯が細く、♀の方が幅広い傾向があるようです。そうするとこの個体は、褐色斑があまり太くありませんから、♂になると思います。
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ミサゴは、全長57cmということですから、ハシブトガラスとほぼ同じ体型です。でも、翼が長いですから、カラスより大きいように見えます。
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by coffeeto | 2014-01-23 06:00 | タカ目

洋上のアビ@長生

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新年最初の三連休に足を運んだ九十九里浜は、とても冷たい風が吹き付ける厳しい環境でした。シーズン中であれば、サーファーの姿でいっぱいになる海岸なのでしょうが、さすがにこの日、サーフボードに乗っている人は、ほんの少ししか見かけません。そのせいか、沖合いにはたくさんの海ガモが、群れを作って波間に浮かんでいました。だいぶ距離がありましたが、久しぶりに見る海ガモたちでした。
野鳥写真の知り合いから情報をもらって、はるばる九十九里浜まで出かけてきたのは1月11日(土)のことでした。一番のお目当てはアラナミキンクロでしたが、当日はビロードキンクロばかりで、あとはクロガモとウミアイサが少しです。でも、半日滞在している間に、このアビが2度も近くに出てくれました。思いがけない収穫でした。
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このところ、山の小鳥たちの写真を撮るために、海へ足を運ぶことが少なくなってしまいました。ここに来なければ、海ガモはおろかこのアビにも会えなかったわけですから、今回の情報は久しぶりに海へ目を向けさせてくれる、貴重な情報になりました。それでなければ、この三連休はきっとまたスノーシューハイクで、雪原を歩き回っていたものと思います。
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このアビは、周囲にいる海ガモに比べると体が大きい上に、色も白っぽいですから、水面に浮かんでいるとよく目立ちました。ただ、周囲にはとても紛らわしい、アカエリカイツブリやミミカイツブリもよく出ていましたから、見分けるのも大変です。
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図鑑を確認すると、アビは冬鳥とされていますが、関東地方ではあまり観察する機会がありません。越冬中はあまり群れを作らず、単独行動をすることが多いようですから、余計に見つけ難い鳥になると思います。近年、その数が減少しているということです。アビの写真を撮影するのは初めてですから、今回撮影できたこの写真は、私的には貴重な記録になりました。
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背面に注目すると、暗灰色の地にたくさんの白斑があります。これがアビの冬羽の特徴で、同じ仲間のオオハムやシロエリオオハムにはこの白斑がありませんから、分かりやすい識別ポイントになります。
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九十九里浜の教えてもらったらポイントに着くと、海ガモたちは浜辺から数100mは沖合に浮かんでいました。私のOLYMPUS E-5 と300㎜F2.8 + EC14の組み合わせでは、とても歯が立ちそうもありません。ちょうど沖に向かって突堤が伸びていましたので、その一番先端から撮影しました。たまたま、近くにアビが出てくれましたが、それでも距離は100mくらいはあったと思います。あまり鮮明な写真は撮れませんでしたが、とても嬉しい発見でした。
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by coffeeto | 2014-01-22 06:00 | アビ目