<   2013年 05月 ( 19 )   > この月の画像一覧

ソウシチョウも姿を見せてくれました@甲州

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夏鳥たちを撮影するために甲州市内の山の中へプチ遠征してきました。訪れたこの場所で1日粘っていたところ、渡ってきた夏鳥だけではなくソウシチョウもその姿を見せてくれました。2個体が一緒に並んでくれましたが、左側の胸の色の濃い個体がソウシチョウの♂で、右側の胸の薄い個体が♀になります。
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これは、ソウシチョウの♂です。頭部が濃いオリーブ色で、喉が鮮やかなレモン色ですが、胸は暗赤褐色をしています。また、初列風切の基部に鮮やかな赤色が認められますから、ここを確認すれば、♂と♀の識別が可能です。
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ササ藪の中から出てきた♂の個体が、倒木の上に留まってくれました。ソウシチョウは、群れで行動しているようです。
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たまたま、♂と♀が一緒に倒木の上に留まってくれました。ソウシチョウは、つがいを分かれさせると、互いを呼んで鳴き交わすところから、この名前が付けられたということです。
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こちらは、ソウシチョウの♀の個体になりますが、♂に比べて胸の部分に暗赤褐色の羽が認められません。また、全体的に、色が淡いところが♀の特徴です。
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こちらも♀の個体になりますが、眼に注目すると♂に比べて優しい目つきをしていて、より女性的な感じがします。
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by coffeeto | 2013-05-31 21:09 | スズメ目

コルリの♂と♀@甲州

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コマドリやコルリなどの夏鳥が撮影できる場所に、今年も足を運んできました。ここではお約束通り、コルリを撮影することができました。
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コルリは全長14cmのヒタキ科の小鳥です。東南アジアで越冬して、夏鳥として我が国へ渡って来て繁殖します。
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この日は、1日かけてじっくりと待ち構えていましたが、このコルリは何回も姿を現してくれました。
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こちらの個体は、背面に僅かに青色味がありますが、コルリの♀の個体であると思われます。
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コルリの幼鳥も同じような羽衣になりますが、時期的に幼鳥が出現するのは早すぎますから、♀の個体であると思います。
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尾羽を立てたコルリの♂で成鳥です。ここで囀りを聞かせてくれるのかと期待しましたが、残念ながら飛び去ってしまいました。
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コルリの♀と思われる個体ですが、喉から胸にかけては淡いオレンジ色をしていることが分かります。
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背面と尾羽には、僅かに青色味があります。コルリの♀になると思います。
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倒木の上に立って、ちょっと小首を傾げるようなポーズを取ってくれました。キャッチライトも入って、活き活きとした写真になったと思います。
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背面は一様に美しい青色をしています。喉から下尾筒にかけては白いですが、眼先から側胸にかけて黒色であるところもコルリの特徴になると思います。
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苔むした倒木の上で、とても美しい姿を見せてくれました。間もなく茂みの中に飛び去って行くのですが、カラカラカラというさえずりの前に、チッ、チッ、チッというコルリ独特の前奏を聞かせてくれました。同じような鳴き声のコマドリには、この前奏がありません。
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by coffeeto | 2013-05-28 21:54 | スズメ目

クロジもよく出てくれました@甲州

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夏鳥がたくさん出ている亜高山帯のポイントへ行ってきたわけですが、ここではすでに紹介したコマドリ、コルリ、アカハラ、ゴジュウカラなどの他に、このクロジも大変よく姿を見せてくれました。
この写真の個体はクロジの♀になりますが、この日は♂はあまり現れず、殆ど♀の独り舞台の様相を呈していました。
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これは、少ない出演機会に撮影した♂の個体です。全身にやや青味のある黒褐色をしていますから、クロジ♂の成鳥であるといえます。
くちばしがピンクであることを覚えておくと、良く似たカヤクグリとの識別に役立ちます。
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さてこのクロジ♀の個体ですが、背面だけを見ると同じホオジロ科のアオジとよく似た羽衣をしていますが、アオジの様に黄色味がなく、腰から上尾筒、尾羽にかけて赤茶色の羽が出ているところが異なると思います。
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たまたま背面から撮影したものですが、頭央線がはっきり出ていることが分かります。アオジの♀にはこの様な頭央線がありませんから、これも識別ポイントになります。
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この日は、あまり出場してくれなかったクロジ♂の数少ない記録写真のうちの一枚です。
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控えめな♂に引き換え、この♀の個体は、頻繁に姿を見せてくれました。
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大変活発に動き回ってくれましたから、撮影枚数も増えてしまい、気が付いてみたらクロジの♀の写真ばかりでした。
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by coffeeto | 2013-05-25 18:06 | スズメ目

ここで繁殖する漂鳥アカハラ@甲州

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南の国で越冬した鳥たちが、春先になると夏鳥として我が国へ渡ってきて繁殖するシーズンを迎えました。そんな野鳥を観察しようと足を運んだ亜高山帯にあるこの場所は、夏鳥ばかりでなく漂鳥として冬の間、低地の町中などで越冬していた鳥たちが移動して来て、ここで繁殖行動に入ります。そんな仲間の一つであるアカハラを見つけることができました。
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キョロン、キョロン、ツィーと、樹上で爽やかな囀りを聞かせてくれるアカハラはツグミなどと同じ仲間ですが、新しい分類基準ではヒタキ科に属することになります。
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アカハラは、全長24cmとされていますから、ここで観察することができるコマドリやコルリなどと比べるとずいぶん大きく感じます。背面は褐色で、特に目立つ模様などはありません。
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アカハラは、昆虫類の世中やミミズなどを採餌していますが、餌の少ない秋には草木の実も食べるところが観察できます。
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アカハラは雌雄同色とされていますが、よく見ると頭部が黒っぽい色合いであるところと、脇腹のオレンジ色がかなり濃い色合いであるところから、この個体は♂になると思われます。
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このアカハラの仲間には北の国で繁殖する亜種オオアカハラがいますが、頭部がかなり黒っぽいですからアカコッコのように見えます。アカコッコはアカハラより僅かに小さい体形です。
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by coffeeto | 2013-05-24 21:49 | スズメ目

コマドリの♂も出てきました@甲州

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コマドリを撮影するために訪れたこの場所では、早朝から待っていたのに出てくれたのは♀の個体ばかりでした。でも、午後になってから、♂も姿を現してくれました。
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♂の色合いは♀とほとんど変わりませんが、頭部から喉にかけての赤褐色が♀より鮮やかです。最も違うところは、胸の境目に黒帯があるところです。これによって、明瞭に♂であることが識別できます。
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ちょっとくちばしを開けています。ここで囀りを聞かせてくれるかなと期待しましたが、残念ながらそのまま飛び去ってしまいましたから、見事なポーズは見られずじまいでした。
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背面から見ると、頭部が赤褐色であるところを覗けば、ほとんど目立つ特徴はありません。
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そういえば、昨年八丈島へ行った時には、林道沿いに亜種タネコマドリが当たり前のように姿を見せてくれました。あれから比べると、ここのコマドリは出てくるまで待つ時間が長かったように思います。
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by coffeeto | 2013-05-23 21:50 | スズメ目

倒木の上のコマドリの♀@甲州

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コマドリを観察するために、1年ぶりに足を運んだこの場所では、今年もお約束の鳥たちが姿を見せてくれました。前回紹介したコルリもその一つですが、何といってもこのコマドリがここではひと際目を引きました。
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コマドリは、南の国で越冬しますが、夏になると繁殖のために渡ってきて、亜高山帯で営巣します。この個体は、首から上は少し淡い赤褐色で、胸から腹部にかけては黒灰色をしています。その境目が不明瞭であるところから、コマドリの♀になります。♂は、この境目に黒帯があることで識別することができます。
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苔むした倒木の上に留まって、ちょっと尾羽を立ててポーズを取ってくれました。コマドリは地上やこうした倒木の周辺などで昆虫類やクモ類を餌として採餌しています。
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以前、コマドリはツグミ科に分類されていましたが、今はヒタキ科にその分類が変わったようです。クリクリした眼はヒタキの仲間の特徴と言えるのでしょうか。
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ここでも、苔むした倒木の上で尾羽を立ててポーズを取っていました。餌を見つけたとか、他の個体の接近を見つけたとかの状況に合わせてのイベントでしょうか?私にはよく分かりませんが、コマドリがよく見せてくれるポーズです。
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コマドリは全長14cmとされていますから、ほぼスズメ大の野鳥です。
地上で餌を探すために行動する性質のある野鳥は、樹上で採餌する野鳥に比べて脚が長めであるところが特徴として上げられます。
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コマドリは、♂は日本三鳴鳥の一つに数えられるほど良い声で囀ってくれます。ヒンカラカラカラとさえずる声が、馬のいななきに似ているところからコマドリの名前が付けられたと思います。この個体は♀ですから、さえずりは聞かれません。
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by coffeeto | 2013-05-22 21:19 | スズメ目

地面で採餌するコルリ@甲州

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昨年初めて足を運んだこの場所で、コルリを撮影することができました。同じ場所へ出掛ければ、また写真が撮れるかと期待して5月18日(土)~19日(日)に掛けて車中泊で出掛けてきました。天気予報では、土曜日が晴れで日曜日は曇りのち雨の予報でしたから、土曜日に野鳥を撮影して、日曜日は雨に降られる前に山歩きを楽しんで来ようと、計画を立てました。
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この日は午前4時に起床して、そのまま現地へ向かいました。午前6時30分頃には現地に到着しましたが、着いた時には既にたくさんのカメラマンが砲列を敷いていました。
この日はここでほぼ1日を過ごしたわけですが、夕方近くになって落ち葉の散り敷く地面に降りて、採餌しているコルリ♂を撮影できました。
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この個体は、背面が一様に暗青色をしています。眼先からくちばしの付け根にかけては黒色ですから、♂の成鳥であると言ってよいと思いますが、雨覆いに僅かながら黒褐色味が認められますから、もしかしたら第2回夏羽の状態であるかもしれません。
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コマドリはヒンカラカラカラ....と鳴く声によく似た囀りを聞かせてくれますが、コルリはさえずりの前にチッ、チッ、チッという前奏を入れるところが異なります。
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さて、このコルリ君ですが、よく見ると右目の前に目立つほくろがあります。これは、このコルリの個体識別することができる重要な要素であると思いました。
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コルリは、全長14cmとされていますから、ほぼスズメと同じ大きさの野鳥です。繁殖のために我が国に渡ってくる夏鳥ですが、亜高山帯で繁殖しますから、コマドリ同様なかなか観察が難しい種類になります。
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by coffeeto | 2013-05-21 21:58 | スズメ目

取り敢えずゴジュウカラ@甲州

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この場所に行けば、コマドリやコルリが間近に撮影できるよと教えていただいて、去年初めて足を運びました。今年もまた足を運んだところ、とてもたくさんの写真を撮影することができました。ただ、写真の整理が追いつきませんから、取り敢えずワンチャンスで撮影したゴジュウカラの写真を紹介します。
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このゴジュウカラは、コマドリの出現を待っていた場所のかなり上の樹に飛来しました。三脚にカメラを据えていますから、かなり無理な姿勢で撮影することを余儀なくされました。
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何とか画面に入れてシャッターを押したわけですが、動きの素早いゴジュウカラを撮影するのは、とても難しいですね。こんな写真しか撮れませんでしたが、骨が折れました。
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フィ、フィ、フィと鳴きながら、樹の枝を伝うように移動して餌探しをしています。亜高山帯の山の中では、留鳥として1年を通じて観察できる野鳥です。
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ゴジュウカラは、頭部から背面にかけては青灰色で、黒い過眼線があり、喉から腹部にかけては白色をしています。
脇腹は淡いオレンジ色をしていますが、これが本州にいるゴジュウカラの特徴で、北海道にいる個体は脇も白くてシロハラゴジュウカラと呼ばれます。
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この日は、コマドリ、コルリ、クロジなどをたくさん撮影することができましたが、写真の整理ができ次第順次紹介させていただきます。今日のところは、時間がありませんから、取り敢えずのゴジュウカラを紹介させていただきました。
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by coffeeto | 2013-05-21 06:57

コガラとコゲラ@群馬

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ゴールデンウィーク後半に、群馬県下の渓流へ野鳥観察に出掛けてきました。ここは、初めて足を運ぶ場所でしたから、周囲の状況も全く分からず、手探りの探鳥でしたが、前回紹介したオオルリを間近に観察できたほか、若葉が芽生え始めたばかりのこの樹にコガラとコゲラの混群を観察することができました。
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黒いベレー帽をかぶったコガラは、留鳥として1年を通して観察することができる野鳥です。くちばしの下の喉のところに小さいですが黒い羽があります。コガラは、♂も♀も同じ羽衣ですから、外形だけでは識別することができません。
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コゲラは、この樹に数羽飛来していました。エサ探しをしているのでしょうか。小枝を忙しなく飛び回りますから、画面に入れるのも大変でした。
全長13cmですから、とても可愛い体つきをしています。
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コガラは、昆虫類やクモ類を餌としているとのことですが、今の時期はまだ少ないでしょうから、何を食べているのでしょうか。
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シジュウカラの仲間のコガラと一緒に混群を作って行動していたのは、このキツツキ目のコゲラでした。この混群の中には2羽のコゲラが混じっていました。
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コゲラは全長15cmですから、コガラより少し大きい体形です。スズメとほぼ同じくらいと言って良いでしょう。ギギーッと、特徴のある声で鳴きますから、声だけでコゲラの存在が分かります。
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by coffeeto | 2013-05-19 21:06

渓流のカワガラス@栃木

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ゴールデンウィーク前半に訪れた栃木県下にある、とある渓流に籠って野鳥観察をしていたのですが、ここではカワガラスの個体数が多くいて、たくさんのシャッターチャンスに恵まれました。
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この渓流沿いで車中泊により、2泊3日の野鳥観察を堪能してきたわけですが、早朝に足を運んだところ、既に渓流の中に身を置いて、餌探しに忙しいカワガラスを撮影することができました。
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流れに逆らうように身を沈め、餌取りに一生懸命のカワガラスです。早朝であることと、だれも人がいない環境でしたから、割合近いところから撮影させてくれました。
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カワガラスは全長22cmのスズメ科の野鳥ですが、雌雄同色です。
水の中に潜ったり、水底を歩いたりして水生昆虫などを採食する面白い生態をしています。
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こちらは、すぐ近くの沢で撮影したカワガラスですが、背と肩羽は成鳥よりも淡色であることと、胸から腹にかけては白色の鱗模様があるところから、今年生まれの幼鳥であることが分かります。
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この幼鳥は、単独で渓流を動き回りながら餌取りをしていました。既に、巣立ちをして一人でこれから生き抜こうとする凛々しい姿を見せてくれました。
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by coffeeto | 2013-05-16 20:08 | スズメ目