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ミヤマホオジロの餌獲り@那須

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11月の3連休の天気予報では、初日に雨が予想されていたので、この日は渋滞を避ける意味から、敢えて昼過ぎに都内を出発しました。お陰で渋滞にかかることもなくスムーズに走れましたが、予想に反して那須地方は曇っていたものの雨の影響は全くありませんでした。
でも、降られなかっただけ幸いで、到着後は周辺の環境についてじっくり下見をすることができましたから、翌日は早朝から迷うことなく撮影に取り組むことができました。
前回、ミヤマホオジロを紹介しましたが、写真を整理してまだまだ未発表のがたくさんありましたから、まとめて紹介することにします。今回は、食事風景を間近に撮影したものですが、後ろに生えている雑草の緑色の茎についている白っぽい種子が、ミヤマホオジロの餌となっていました。
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植え込みの陰に隠れて餌獲り風景を撮影していたら、♂の個体がどんどん近づいてきてくれました。これは、緑色の茎についている種子を振り仰いで、狙いを定めて飛びつこうとしている瞬間を撮影したものです。
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飛び上がって、餌となる種子をゲットしました。見事なジャンピングでした。
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また、次の餌を獲ろうと振りかぶったところを連続で撮影したものです。この場所で、このミヤマホオジロ君は、何度も何度も餌獲りのためのジャンピングを繰り返していました。
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くちばしの先端に、種子の殻をつけて、美味しい種を食べることができたのでしょう。したり顔のミヤマホオジロ君です。
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さて、今度は地面に落ちている種子を探そうかなと、視点を変えて餌探しを始めたところです。
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ひとしきり直近からミヤマホオジロ♂の採食風景を撮影させてもらったので、その場所から離れようと移動を始めたところ、近くの小川のほとりで、餌獲りをしていたミヤマホオジロの♀が飛び上がって、近くの木の枝に止まりました。
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見返り美人となったミヤマホオジロの♀の個体です。なんと言っても優しい眼をしていて、ラブリー、ラブリーです。
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by coffeeto | 2012-11-30 22:27 | スズメ目

秋の野鳥たち~その2@那須

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11月の3連休は、秋色が深まった那須高原一帯を歩き回って、じっくり自然と触れ合ってきました。そんな中で、撮影することができた野鳥の一つがこのエナガでした。
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ジュリ、ジュリ、ジュリと鳴き交わしながら、エナガの群れが飛来してきました。留鳥として1年を通じて観察できる鳥ですが、繁殖期以外は、群れを作って行動することが多いようです。
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エナガは全長14cmとされていますが、名前の由来の通り柄杓の柄のような尾羽が長いですから、丸っこい体だけを見ると、そんなに大きくはありません。
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枝に留まったところを下から撮影したものですが、エナガのお腹がプックリと膨らんでいて、お餅のように真ん丸です。
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下ばかり見て野鳥観察をしていましたが、ふと上空を仰ぐと、ノスリが滑翔していました。気持ち良さそうに見えますが、これも高い空の上から獲物を探すための、生きるために欠かすことのできない行動です。
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さて、林の中ではとても小さい小鳥が元気よくツピ、ツピ鳴きながら飛び交っていました。ヒガラが群れで行動しているようです。
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ヒガラは、山間部の林でよく観察できるシジュウカラ科の小鳥です。群れで行動することが多いですが、エナガやコガラ、シジュウカラなどと混群を作ることもあるようです。
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ヒガラの全長は11cmとされていますから、わが国で観察できる小鳥類の中では、最も小さい部類になります。
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木の枝の割合高いところを群れを作って移動していきます。頭と喉の部分は黒いですが、頬と、この写真では分かりませんが後頭部が白色です。
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ヒガラは枝先で昆虫類やクモ類を採食していますが、植物の種子などを採餌することもあるようです。
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松の木の幹に逆さに留まったのはゴジュウカラでした。動きが早くてじっくりピントを合わせて撮影することができませんでしたが、那須野が原における存在証明の1枚です。
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カシラダカは、群れを作って地面に降りて採餌することが多いのですが、何かに驚いて飛び上がると、高い枝先に留まりました。
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カシラダカの特徴は、冠羽が立っていることと、胸によだれ掛けのような逆三角形の褐色の縦斑があるところです。
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by coffeeto | 2012-11-29 22:20 | 野鳥

秋の野鳥たち~その1@那須

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11月の3連休は前半の天気が良くなかったことから、少しでも条件が良いところへと思い、那須へ足を運んできました。ここでは、紅葉真っ盛りの秋風景の中で、たくさんの野鳥たちを撮影することができました。
これは、その中の一つですが、ヒヨドリをアップで撮影したものです。
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モミジが赤く色づく風景を背景として、ヒヨドリが元気良く飛び回っていました。ピーヨ、ピーヨと鳴くけたたましいまでの鳴き声は、たとえその姿が見えなくても、ヒヨドリであることがすぐに分かります。
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枝先に、アトリかのシメが飛来しました。太っちょの体型と、翼に白い翼帯が出るところから、飛んでいる状態でもシメであることが分かりました。
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木の上の枝先に留まっては、ピシッ、ピシッと鳴く声を響かせていました。眼先が黒いですから、これは♂の個体であることが分かります。
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ツグミもここでは、芝生に降りて採餌しているところがよく観察できました。これは、木の枝に留まったところを撮影したものですが、背面から見ると風切羽が赤茶色であることがよく分かります。
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カケスも飛来してくれました。紅葉真っ盛りの木の枝に留まって、ひとしきりポーズを取っていました。
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背面と胸から脇腹にかけては、深みのあるブドウ色をしています。白色の虹彩と、次列風切の青色の羽がとてもよく目立ちます。
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こちらは、やはり枝先に舞い上がったカシラダカです。ここでは、ミヤマホオジロがたくさんの群れで観察できましたが、このカシラダカもたくさんの群れで飛び交っていました。
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カシラダカは、胸の逆三角形のよだれ掛けのような褐色の縦斑が特徴ですが、前から見るとそれがよく分かります。でも、パッと見にはここにたくさんいたミヤマホオジロとの識別がなかなか難しいと思追いました。
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木の根元に舞い降りたのはシジュウカラでした。ミヤマホオジロの撮影に熱中している時に、突然飛来しましたから思わずシャッターを切りました。
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林内には、シロハラもその姿を見せてくれました。冬鳥として大陸から渡ってくる鳥ですが、ここでもピョッ、ピョッ、ピョッと鳴く独特の声を響かせていました。
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ジョウビタキの♂もその姿を見せてくれましたが、残念ながらこんな枝被りの姿しか撮影できませんでした。でも、頭部の銀白色と胸から腹にかけてのオレンジ色のコントラストがとても綺麗で目立ちます。
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池のほとりでは、セグロセキレイが元気に飛び回っていました。これは、杭の上に留まってしばらくポーズを取ってくれたところです。
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池にかかる木道の上を歩いているところです。背面が一様に黒いところから♂の個体であると思われます。
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by coffeeto | 2012-11-28 22:50 | スズメ目

林の中のビンズイ@那須

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早朝の林内で、枝に飛来した小鳥を見つけました。胸に黒褐色の縦斑が顕著に出ているビンズイです。夏の時期は、高原などで繁殖しますが、冬の今の時期は低地に降りてきて越冬する漂鳥です。
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ビンズイは全長16cmの小鳥で、林の中などでよく観察出来る小鳥ですが、ハクセキレイなどと同じセキレイ科の小鳥になります。
背面はオリーブ褐色で、胸に明瞭な黒褐色の縦斑が出るところがハクセキレイやセグロセキレイとは異なります。
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静かな林の中で、林床にうごめく個体を見かけることがありますが、大概ビンズイが群れで餌探しをしているところです。
眼の後ろ側の耳羽と呼ばれるところにある小さな白斑が同じ仲間のタヒバリとの識別ポイントになります。
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この場所では、ミヤマホオジロと一緒に割合たくさんの個体を観察することができましたが、ミヤマホオジロの方にばかり目が行ってしまって、「なんだビンズイか...」という感じで、気が付いてみたらほとんど撮影していませんでした。
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那須で撮影したビンズイの写真はあまりありませんでしたから、同じようなシーンの写真になってしまいますが、もう1枚紹介させていただきます。
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by coffeeto | 2012-11-27 21:50 | スズメ目

ミヤマホオジロ@那須

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11月23日(金)~25日(日)までの3連休は、那須高原へ足を運んでみました。とても広い環境でしたが、歩き回っているうちにミヤマホオジロの群れと遭遇することができました。この個体は、頭と過眼線と胸が黒色ですから、♂の成鳥になります。
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この3連休は、当初、マガンやヒシクイを観察するために新潟県下へ出かける予定でした。でも、天気予報で連休の前2日は新潟地方は雨や雪の予報でしたから、急遽場所を変更して、ここ那須高原へ足を運ぶことにしました。
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急遽の予定変更でしたが、現地に足を運んでみると、広い高原の一角の落ち葉が散り敷く環境の中で、10数羽でエサ取りをしているミヤマホオジロの群れにがいました。
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この個体は、過眼線の目から後ろ側の部分が褐色です。また、胸に黒色の羽が認められないことから、今年生まれの第1回冬羽の個体ではないかと思われます。
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眉斑と喉の部分に黄色い綺麗な羽がありますが、これがミヤマホオジロの一番の識別ポイントです。眼の後ろが褐色であることと、胸の部分の三角形のよだれ掛けが褐色であることから、第1回冬羽♂であると思われます。
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ミヤマホオジロは、大陸から渡ってくる冬鳥です。全長16cmのホオジロ科の小鳥で、主に草の種子を採食しますが、昆虫類やクモ類を採食することもあるようです。
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頭部と顔が黒色ですが、眉斑と喉が黄色です。また、背面に赤茶色の縦斑が目立ちます。雨覆いには黒色の羽が出ていて、尾羽のサイドは白色です。
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こちらは、ミヤマホオジロの♀です。頭部と過眼線は褐色で、眉斑と喉に黄色い羽がありません。顔つきも♂に比べると優しい表情をしています。
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♀の個体が換羽を立てたところですが、眉斑の部分に僅かながら黄色味が認められます。
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by coffeeto | 2012-11-25 22:39 | スズメ目

調節池周辺の野鳥達@見沼

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11月11日(日)に、芝川第一調節池で開催された、あしだち(足立・自然にふれあう会)の探鳥会に参加してきました。どんよりした天候の一日でしたが、顔なじみのみなさんばかりでしたから、和気あいあいの雰囲気の中、楽しく一日を過ごすことができました。
広大な調節池の外周を回る散策路を一周し、アシ原に舞うチュウヒを始め、たくさんの野鳥を観察することができましたが、この枝には、ジョウビタキ♀とシジュウカラが集まってくれましたから、参加者の注目を集めていました。
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探鳥会スタートとともに、芝川沿いを歩きましたが、渡ってきて間がないカモ類が何羽か姿を見せてくれました。これは、ヒドリガモの♀になります。ここでは♂の姿を確認することができませんでしたが、この周辺で越冬してくれるのでしょうか。
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こちらは、コガモです。川岸のアシの根元に身を寄せる様に、何羽かその姿を確認することができました。中央にいるのが♀で、画面左側にいる個体が♂です。この♂は、綺麗な冬羽になっていませんから、エクリプスからの換羽途中であろうと思います。
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あちらこちらから、モズの高鳴きの声が響いてきました。どこにいるのかなと目を凝らすと、大概木の天辺に留まって鳴いていますから、割合容易に見つけることができます。過眼線が茶褐色で、胸から脇腹にかけて網目模様が認められますから、♀の個体であると思われます。
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広大なアシ原に生えている木は、ちょっと距離がありましたが、ここにもモズが留まっていました。紅葉というより、枯葉に近い状況ですが、秋本番の雰囲気は出ているのかなと自画自賛.....(^^;;
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本当にのんびりした探鳥会でした。樹の枝に留まっていたキジバトも、大きく口を開けて欠伸をしています。
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さて、こちらは今シーズン初めて撮影した冬の使者ツグミです。この鳥を見ると、いよいよ冬の到来だと実感させてくれる、私にはとても懐かしい姿です。
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「あっ、ウソだ!」探鳥会の集団の中を歩いていると、前の方から嬉しい声が飛んできました。急いで足を向けると、藪から飛び出して、近くの電線に留まる鳥が見えました。
距離があったし、慌ててカメラを向けましたから、上手く撮れませんでしたが、何とかウソの♂の個体であることが分かる写真が撮れました。
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この日は、ジョウビタキもたくさん観察することができました。でも、♂の個体を見たのは1回きりで、たくさん出てきた個体は全て♀ばかりでした。ヒタキの仲間は、眼がクリッとしていて可愛いですね。風切羽に小さな白斑が認められ、腰がオレンジ色をしていることが分かります。
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こちらの個体は、木の枝に留まってヒッヒッヒッヒッ、カッカッカッと鳴いています。レンズを向けたところ、大きく口を開けて鳴いているところが撮影できました。
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割合近くのアシの茎の先に留まってくれたこの個体は、白いアイリングがあるように見えますね。胸から腹にかけて、黒褐色の羽が混じっているところから、今年生まれのまだ若い個体であると思われます。
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調節池の堰堤からはるかに覗く池の杭に、カワウが羽を休めていました。距離は100mくらいは離れていたと思います。右側の腹部に白い羽が見える個体は若鳥です。左側の個体は成鳥です。
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遠くの池の中には、アオサギも来ていました。遠くから見ていると、僕も撮ってよと自己主張しているようでしたから、今日の記録に加えておきます。
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by coffeeto | 2012-11-23 10:16 | 野鳥

アシ原のチュウヒ@見沼

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足立・自然にふれあう会(通称:あしだち)の定例探鳥会が11月11日(日)に、見沼の芝川第一調節池で開催されました。
このところ、山歩きに興味を覚えて、鳥見の方はちょっと疎遠になりつつありましたが、あしだちの皆様に忘れ去られないように、この日は山行の予定を中止して探鳥会に参加してきました。久し振りに足を運んだ広大なアシ原では、チュウヒが見事な飛翔を見せて出迎えてくれました。
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この日は、朝からお天気が悪く、雲が低く垂れこめたどんよりした一日でした。探鳥会が始まって、暫くはあまり鳥の出もよくありませんでしたが、広大なアシ原の中にある枯れ枝に留まっているチュウヒが参加者の注目を集めました。
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芝川第一調節池の周囲を、時計とは反対周りに一周するコースで探鳥会が始まりましたが、暫くするとアシ原を狩場とするチュウヒが見事な飛翔を見せてくれました。この個体は、顔面が明るい茶色い色合いです。
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こちらの個体は、顔面が明るい灰褐色ですから、上の写真とは別の個体になります。
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広大なアシ原を飛翔していた2羽のチュウヒが接近したと思ったら、いきなりバトルを始めました。以下は、そんな様子を撮影した連続写真です。
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上にいる個体が脚でキックしようとチャンスを窺っていますが、下の個体はそんな様子をしっかりと確認しているようです。
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下側の個体は、上にいる個体のキックをかわしたところです。
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暫くの間、両個体のバトルが見られましたが、やがて別々の方向へ飛び去って行きました。
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さて、こちらの個体は飛翔途中に何か獲物を見つけたのでしょうか、一点にとどまってホバリングを始めました。
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この個体は、ホバリングの後で獲物に向かって急発進しようとするところです。鋭い目つきで獲物めがけてまっしぐらというところですが、はてさて、見事に仕留めることはできたのでしょうか?
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この個体は、ソアリング(滑翔)しながら眼下に広がるアシ原に鋭い視線を投げかけています。翼上面の風切羽は黒っぽい灰褐色をしていることが分かります。
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たまたま飛翔している姿を正面から撮影することができました。
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by coffeeto | 2012-11-19 21:34 | タカ目

ハヤブサの飛翔@見沼

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11月11日(日)に、埼玉県の芝川第一調節池で足立・自然にふれあう会(通称:あしだち)の定例探鳥会が実施されました。広大なアシ原に、冬鳥たちが集まってきているだろうと期待しながら参加してきました。
これは、当日撮影することができたハヤブサです。
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ハヤブサは、タカ目ハヤブサ科に属する猛禽類です。たまたま近くを飛翔してくれました。黒褐色の斑が頭部と顎鬚のように見えます。くちばしの基部は黄色で、脚はオレンジ色をしていることが分かります。脇腹に黒褐色の横斑が顕著に認められます。かなりくっきりしていてふと眼ですから、この個体は成鳥の♀であると思われます。
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図鑑によれば、ハヤブサの成鳥♀は全長49cmで、♂の全長は42cmとされていますから、♀の方が一回り大きい体形をしていることが分かります。この個体は、初列風切と次列風切の間の1枚が欠損していることが分かります。
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飛翔中に連続撮影させてくれたハヤブサが遠ざかって行きます。
あしだちの探鳥会は、芝川第一調節池をぐるっと一周するコースで実施されましたが、このハヤブサは鉄塔の上部に留まって羽を休めていましたが、時々このように飛翔する姿も見せてくれました。
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by coffeeto | 2012-11-18 19:54 | タカ目

荒川大麻生公園の野鳥@熊谷

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荒川の中流域に大麻生公園という探鳥地があるということは、以前から聞いていましたから、一度は行ってみたいと思っていました。11月11日(日)には”あしだち”の定例探鳥会があるので遠出ができませんから、その前日の土曜日はどこへ鳥を見に行こうかと迷っていました。そんな訳もあり、それじゃちょうど良い機会だと思って足を運んでみました。
初めて訪れた場所でしたが、遊歩道を歩いているとすぐ脇の草原で、数羽の群れで採餌していたビンズイが近くの低木の中に飛び込んで、暫くの間被写体になってくれました。
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ビンズイは漂鳥として、夏は山間部で繁殖しますが、冬になると里に下って越冬するセキレイの仲間の野鳥です。全長は16cmということですから、スズメより少し大きい体形をしています。
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大麻生公園の中をカメラを担いで歩き回りましたが、野鳥を撮影するのはなかなか苦労しました。でも、公園内にある小さな池の周辺では、比較的たくさんの野鳥を観察することができました。カワセミやジョウビタキもここの池の周辺で観察できましたが、これは池の水を飲みに来たアカハラです。すぐ右わきにはシロハラも来ています。
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この池には、たくさんのツグミの仲間が水を飲みに集まってきました。このシロハラもその中の1羽になります。あらかじめブラインドなどを用意してくれば、割合近くから撮影できるポイントになると思いますが、今回はかなり遠くから撮影したものをトリミングしています。
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池に飛来したシロハラが、近くの枝先に留まったところです。光線の当たり具合でこんな写真になってしまいましたが、この池に飛来する野鳥の数はかなり多いですから、ここでジッと待ち構えているだけでもかなりの成果があげられると思いました。
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池の周りには、シジュウカラも群れで飛来してくれました。でも、大型ツグミ類を撮影しようと狙っていましたから、後から確認するとシジュウカラはこんな写真しかありませんでした。
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池の周りには、何といってもこのヒヨドリが一番多かったように思います。群れで飛来しては、ピーヨ、ピーヨと喧しく鳴きたてていました。
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カシラダカも群れで飛来してくれました。池の周りで採餌していたと思いますが、何かに警戒して近くの枝先に飛び上がりました。木々の間でうまく撮影できませんでしたが、証拠写真程度にその姿を捉えることができました。
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チュルチュルチュルと鳴き交わしながら、メジロの群れも飛来してきました。動きが激しいのでなかなか捉えることができませんが、何とか撮影した中の1枚です。
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こちらは、木の幹に留まって、アクロバチックな姿勢を見せてくれた個体です。名前の由来となっている白いアイリングが良く目立ちます。くちばしに近いところのアイリングが欠けていますから、視力検査のC環のように見えます。
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by coffeeto | 2012-11-11 21:04 | スズメ目

嶺公園の野鳥達@赤城

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赤城の覚満淵から長七郎山へ登り、小沼のほとりを経由して地蔵岳へ登頂するコースで山歩きを楽しんできましたが、帰りに足を運んだ嶺公園では前回紹介したアカゲラのほかにも、たくさんの野鳥たちが出迎えてくれました。ここは、霊地公園ですが、自然の森がふんだんに残っているうえ、遊歩道が整備されていますから、野鳥観察にはとてもよい環境であると思います。駐車場が何か所もありますが、どこに止めてもすぐに観察を始められる、とても恵まれた環境であると思います。
この日は管理事務所の脇からプロムナードを通り、水の広場手前の駐車場から歩き始めましたが、すぐ脇の松の木でカラ類の混群が出迎えてくれました。これはその群れの中にいたヤマガラです。
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同じ松の枝先にシジュウカラも飛来しました。残念ながら枝被りのこんな写真しか撮れませんでしたが、駐車場のすぐ脇でカラ類の混群と遭遇できたことで、とても幸先良いスタートが切れたように思えました。
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こちらは、遊歩道を歩いている途中で撮影したヤマガラです。公園内では何回も姿を確認することができましたから、個体数は割合多いと思います。ここでは、あまり探し回らずに撮影しやすい被写体となってくれました。
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公園内には、大堤沼と観賞池という二つの池があります。大堤沼はカルガモが主体でマガモが少しだけ入っていました。このカイツブリは観賞池で撮影したものですが、こちらにはカモ類は入っていませんでした。でも、カワセミが池の縁を飛び回っていましたが、今回はその姿を撮影し損なってしまいました。
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観賞池のカイツブリは、この2羽のほかにも離れたところで何羽も確認することができました。おそらくここで繁殖したファミリーではないかと思います。
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大堤沼を巡る遊歩道を歩いていた時、渡ってきたばかりのシロハラが枝先に留まっていました。冬鳥たちもかなり入ってきているようですが、ここで観察した大型ツグミ類はシロハラだけでした。
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こちらのシロハラは菖蒲園の外周を回る遊歩道を歩いていた時に、地面に降りているところを見つけたものです。ちょっと離れたところから撮影したものですが、ほとんど人通りもありませんでしたから、このシロハラ君はゆっくりと採餌活動を続けていました。
でも、周囲が暗かったこともあり、あまりうまく撮影することができません......これは、私の修行不足以外の何物でもありません (^^;;
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日当たりの良い霊園の中で、ジョウビタキも何個体か観察することができました。しかし、♂の個体を見たのは1回だけで、あとは全て♀の個体でした。これも、その中の一羽である♀の個体です。
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ジョウビタキの♀の個体が背面を撮影させてくれました。今シーズン初めて撮影する個体です。背面は灰褐色ですが、風切羽は濃褐色で基部に白斑があります。♂のようにはっきりしたコントラストはありませんが、上尾筒のオレンジ色とともに、ジョウビタキの懐かしい雰囲気を醸し出してくれました。
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さて、高い枝先でチキチキチキと高鳴きを聞かせてくれたのはモズでした。この個体は、過眼線が茶色ですから、♀の個体になることが分かります。それにしても、この個体は背面に灰色味がほとんどありません。
これって、普通のモズでいいのかな?ちょっと疑問を感じながら撮影しました。
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背面の茶色味がとても強いのですが、それにもまして胸から腹部にかけても茶色味がとても強いことが分かります。モズではありますが、とても興味惹かれる個体です。
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こちらは、高い松の木の頂付近で高鳴きを聞かせてくれたモズの♀です。過眼線が褐色であることと、胸にうろこ状の斑が認められるところから♀であると分かりますが、上の写真の個体に比べると胸から腹部にかけては、とても淡色であると思えます。
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観賞池のほっとりのブッシュからホオジロが飛び出して、近くの低木に留まりました。黒くて明瞭な過眼線があるところから、ホオジロの♂の個体であることが分かります。
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遊歩道脇の草むらで、ホオジロの♂と♀のペアが揃って餌獲りをしていました。画面中央の個体は過眼線が茶褐色であるところから、♀の個体であることが分かります。左側の個体は日陰部分にいることから明瞭に写っていませんが、過眼線が黒色ですから♂になります。
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こちらの個体は、過眼線が黒色であるところから、ホオジロの♂の個体になることが分かります。図鑑によれば、全長17cmということですから、スズメより一回り大きいことが分かります。
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菖蒲園の外周を回る遊歩道を歩いていた時に観察したアオジです。胸から腹にかけて黄色い色合いをしていますから、姿を見ただけですぐにアオジであることが分かりました。
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アオジは、全長16cmのスズメ目ホオジロ科の小鳥です。眼先が黒くありませんが、顔面が濃緑褐色をしているところから、♂の個体で冬羽であることが分かります。
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菖蒲田の周辺で、地面に降りて餌となるドングリ類を探しているカケスです。次列風切の青色の羽がとてもよく目立ちます。背面は、灰色味のある赤紫色をしています。
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カケスは、全長33cmのスズメ目カラス科の野鳥です。頭部は白色で黒い縦斑のある胡麻塩頭です。虹彩が白いところがよく目立ちます。主にドングリ類を採食していますが、動物質の餌も食べる雑食性です。
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大堤沼の外周を巡る遊歩道を歩いていた時に観察したシメです。かなり暗い環境にいましたから、撮影時にISO感度をかなり上げています。したがって、画像がちょっと荒れてしまいました。眼の周辺の黒色部分が少ないところから、♀の個体であることが分かります。
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by coffeeto | 2012-11-07 20:53 | スズメ目