<   2012年 08月 ( 14 )   > この月の画像一覧

乗鞍岳のウソ

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乗鞍岳のハイマツ地帯でライチョウの出現を待っていた時、フィーッ、フィーッと鳴く声が聞こえてきました。声をする方向を確認したところ、ハイマツの上にウソ♂が留まっていました。
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ハイマツの上に留まっていた嘘♂が飛び立ちました。とっさに撮影した飛翔写真です。
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ウソは、全長16cmのアトリ科の鳥です。平地では、冬の間に確認できますすが、夏の間は高山で過ごす漂鳥です。
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こちらは、行動を一緒にしていた個体ですが、頭部に黒色味が全くないところから、ウソの幼鳥と思われます。
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ウソの成鳥は頭が黒く、喉と頬は紅色をしています。胸から腹は灰色をしていて、プックリした体型をしています。
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by coffeeto | 2012-08-31 22:15 | スズメ目

乗鞍岳のカヤクグリ

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入山翌日の早朝に、山小屋のすぐそばにあるハイマツに飛来したカヤクグリです。実は、イワヒバリだと思って紹介したのですが、カヤクグリであるとのご指摘をいただきました。場所的にイワヒバリのフィールドだと先入観を持ってしまったのが原因ですが、ご指摘ありがとうございました。
それにしても、思い込みはいけませんね。大きな反省材料となりました。
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カヤクグリは全長14cmということで、スズメとほぼ同じ大きさです。クロジやイワヒバリと違って、くちばし全体が黒色をしていますね。
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名前も分からない草の先についた小さな実を、ジャンプしながら一生懸命に採餌していました。
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今回の撮影旅行では、乗鞍岳登頂も一つの目的でしたが、ライチョウをはじめ高山に生息する野鳥たちを撮影したいと思っていましたから、イワヒバリやカヤクグリなどたくさんの野鳥を撮影できて、所期の目的は十分に達成できたと自負しています。
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by coffeeto | 2012-08-30 21:08 | スズメ目

乗鞍岳のイワヒバリ

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8月26日(日)の早朝に、シャトルバスで畳平のバスターミナルに到着して、そのまま一路乗鞍岳の山頂を目指すことにしました。畳平に隣接する鶴ヶ池の脇の登山道を歩いていた時、早くもイワヒバリが出迎えてくれました。
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鶴ヶ池の脇に出たこの個体は、よく見ると水色と赤色の足環をつけていました。誰が、何の目的で付けたものかは分かりませんが、イワヒバリの生態について研究されている方がいるものと思います。
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乗鞍岳の山頂の下に権現池という、日本で最も高いところに存在する池があります。その池をすぐ間近に見下しながら、登山道を登っていた時、溶岩礫が積み重なる山肌に、イワヒバリの群れが飛来しました。
これは、イワツメクサの群生の脇で餌を探しているイワヒバリです。
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山肌で、ポーズをとってくれました。この日は、一脚の先にオリンパスの50㎜-200㎜ズームレンズをつけたE-5を載せていたほか、サブカメラとしてE-M5に12-50㎜をつけて担いで登っていました。通常の登山用品を詰めたザックを担いでいたほか、カメラ機材だけでも3kgは余分にありましたから、かなりの負担になりました。
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山肌に飛来したこの個体は、胸に縦斑が認められることから、今年生まれの幼鳥であることが分かります。
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by coffeeto | 2012-08-29 21:47 | スズメ目

乗鞍岳でライチョウをゲットしました。

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8月27日(月)に夏休みをいただき、8月25日(土)から2泊3日の予定で乗鞍岳にライチョウ観察に出掛けてきました。ところが、8月26日(日)は「第27回全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」というイベントが開催され、このため乗鞍高原からのシャトルバスが運休となってしまいました。仕方なく、岐阜県の平湯温泉側から乗鞍スカイラインを抜けるシャトルバスを利用して入山しました。
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初日の土曜日は、中央高速が大渋滞で平湯温泉到着は午後1時30分頃になってしまいました。当初からこの日は移動日ということで予定していましたから、平湯大滝公園を散策し、温泉施設である”ひらゆの森”でのんびり疲れを癒すことにしました。そして、翌朝のシャトルバスで乗鞍の畳平へ行くために車中泊をし、8月26日(日)の早朝から入山することにしました。
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入山した当日は、そのまま脇目も振らず、乗鞍岳の主峰となっている、剣ヶ峰(3026m)へ登頂してきました。生まれて初めて3000mを超える山に登ることが出来て、感慨無量でした。この日は、イワヒバリやホシガラスを撮影することが出来ましたが、ライチョウについては全く確認できませんでした。疲れ果てて、この日宿泊した山小屋の方に聞いたところ、畳平のお花畑に出ることもあるが、天気の良い晴れた日にはほとんど出ないこと、名前の由来の通り、雷が鳴るような悪天候の時によく観察できることなどを教えていただきました。
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翌朝の山小屋の朝食は午前6時からです。そそくさと朝食をいただいて、ライチョウが出る可能性が高いと教えていただいたハイマツ地帯へ足を運んでみました。この日は、穂高連峰や槍ヶ岳がとてもよく見えるほどの上天気でしたから、ライチョウは難しいと思っていました。でも、半日がかりで広大なハイマツ帯の中から、頭を覗かせるライチョウを撮影することが出来たのです。ライチョウは、私にとってライファーであるうえ、今回の撮影旅行の大目玉でもありましたから、首から上しか観察できませんでしたが、私的には大満足の結果となりました。
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この朝、撮影した風景ですが、中央から右手に見えるのが穂高連峰です。その左側の奥に尖がっているのが槍ヶ岳です。左端の雲の中に見えるのが焼岳で、この山が噴火したことによって、上高地が造られたと教えていただきました。手前の平原が、この日撮影したライチョウのフィールドです。
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by coffeeto | 2012-08-27 22:02 | キジ目

照ヶ崎のアオバト

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午前中にタマシギの観察に出掛けたこの日は、とても暑い一日となりましたが、午後から大磯の照ヶ崎へアオバトの撮影に行ってきました。
雨覆いにブドウ色が見えるのが♂の個体で、背面が緑一面に見えるのが♀の個体になります。
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丹沢の山から飛来したアオバトたちは、海水を飲むためにここの岩礁を目指して舞い降ります。
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アオバトたちは、海水に含まれるミネラルを摂取するために、海岸まで飛来するようですが、ここでは♂の個体が岩礁へ取りつこうと羽ばたいているところです。
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厳しい波しぶきを受けながら、それをものともせず、岩肌にたどり着いてこれから海水を飲もうというところです。
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この日は、撮影に夢中になっていたところ、帰りがけに潮が満ちてきて岩礁が水没していました。お陰で、靴のまま海水に浸かることになってしまいましたが、これから撮影に行く人は潮の満ち引きに十分注意してください。
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by coffeeto | 2012-08-24 22:41 | ハト目

休耕田のハクセキレイ

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8月18日に、神奈川県下の某所にある休耕田へタマシギを観察に行ってきました。とても暑い一日でしたが、タマシギ観察の合間に同じ休耕田に現れたハクセキレイを撮影することが出来ました。
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このハクセキレイは、休耕田の中を活発に動き回っていましたが、どうやらトンボのヤゴのようなご馳走を捕まえることが出来たようです。
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捕まえた獲物は、一口で飲み込んでしまい、また餌探しを始めたところです。顔面にやや黄色味があることと、頭部から背面にかけて灰色味が強いこと、および初列風切が褐色をしているところから、ハクセキレイの幼羽から第1回冬羽に移行途中の個体であると思われます。
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さて、このハクセキレイは、また何か餌を見つけたようです。炎天下のタマシギ撮影にグッタリしていましたが、このハクセキレイの登場で、ちょっと一服付けていただき気分転換することが出来ました。
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by coffeeto | 2012-08-23 23:00 | スズメ目

休耕田のタマシギのペア

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タマシギが出ているという情報をいただいて、神奈川県下の休耕田まで出かけてみました。現地に到着したところでは、すぐに見つかりませんでしたが、近くの休耕田にいる番を撮影することが出来ました。
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これは、タマシギの♀になります。頭部は暗赤色で、♂より美しい彩りです。
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この♀は、既にほかの♂と交尾して産卵したようです。タマシギは、♂が抱卵して子育てしますから、その隙に次の♂と番形成をしたようです。
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こちらがタマシギの♂の個体になります。♀に比べて地味な色合いです。
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とても暑い休耕田で、朝のうちは逆光となり撮影に不向きでしたが、昼近くになってやっとまともに撮影できるような状況になりました。
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タマシギの♂の個体をまともに撮影することが出来ました。休耕田は草が茂っていますから、全身を撮影するのにとても苦労しました。
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by coffeeto | 2012-08-19 22:48 | チドリ目

囀りを忘れたオオヨシキリ

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八丈島航路の撮影旅行から帰った翌日のことですが、この日はオオヨシゴイが出ているという情報を聞いて、ライファーですから撮影できるなら行くほかはないと足を運んでみました。
ところが、確認できたのはヨシゴイばかりで、オオヨシゴイには振られてしまいました。でも、オオヨシキリは撮影することが出来ました。
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この時期、もうオオヨシキリは囀りをしません。あの、ギョギョシ、ギョギョシ、ギョギョシ、ケシ、ケシ、ケシとけたたましく鳴いていた、うるさいくらいの声が嘘みたいにひっそりとしていました。
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それでも、アシ原を根城として生息するオオヨシキリは、あちらこちらに姿を現せてくれましたから、ちょうど良い被写体となってくれました。
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アシ原を飛翔しているところも狙ってみましたが、ヨシゴイに比べて体が小さいですから、ピント合わせもままならず、こんな写真を撮るのが精一杯でした。
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by coffeeto | 2012-08-18 05:40

アシ原のヨシゴイ

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オオヨシゴイが出ているという情報をいただき、早速足を運んだアシ原を飛翔するヨシゴイです。
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この日、半日ほど粘ってみたのですが、確認できたのは普通種のヨシゴイばかりでした。
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前頸に筋状の縦斑が認められることから、これはヨシゴイの♀になります。
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こちらの個体は、前額部から後頭にかけて青色味のある黒色で、前頸部は淡黄色で縦斑が認められませんから、ヨシゴイの♂になります。
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これもヨシゴイの♂の個体です。風切羽と初列雨覆いが黒褐色であることがよく分かります。
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こちらは、前頸部に縦斑が認められることから、ヨシゴイの♀になります。
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翼の上面は、黒褐色の部分と淡色の部分が明瞭に分かれます。この点、オオヨシゴイは翼上面のコントラストが弱いようです。また、尾羽も黒褐色であることが分かります。
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頭部が青色味のある黒褐色であるところから、ヨシゴイの♂の個体であることが分かります。脚は黄橙色です。
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頭部の黒色味がありません。また、前胸部に縦斑がありますから、ヨシゴイの♀の個体であることが分かります。図鑑によれば全長37cmのサギの仲間で夏鳥になるとされています。
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by coffeeto | 2012-08-15 22:30 | コウノトリ目

湯の丸山のビンズイ

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7月の3連休を利用して、池の平湿原と湯の丸高原を散策してきました。2日目は朝から雨模様でしたが、湯の丸山に登った最終日は地蔵峠から登山道に取り付く辺りは、陽が射してまずまずの天候でした。しかし、登るにつれてガスが立ち込めてくるようになりました。山の天気は本当に分からないということを実感してきました。
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湯の丸山(2,099m)山頂直下では、思いもよらず風が強くなってきましたが、とても大きな声で鳴く鳥の声が聞こえてきました。辺りを探してみると比較的高さの低い木の頂に、ビンズイが留まって囀っていました。
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観察している間は数分の時間があったと思いますが、ガスが濃くなったり薄くなったりして状況がかなり変化しました。写真に撮影しても、ガスが濃くなった時にはほとんど姿が見えなくなるくらいの状況でした。
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この日の湯の丸山山頂では、立っていることができないくらいの強風が吹き荒れていました。体感温度もかなり低下して、7月中旬であるというのに寒さを覚えるような状況でした。でも、こんな環境にもかかわらず、ビンズイは健気に生活しているようでした。
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by coffeeto | 2012-08-12 22:13 | スズメ目