<   2011年 11月 ( 10 )   > この月の画像一覧

上空を旋回するハイイロチュウヒ

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上空を旋回しているタカの仲間がいました。双眼鏡を向けると、淡い灰色の羽衣と翼端の黒い特徴的な姿から、ハイイロチュウヒ♂であることが分かりました。到着して直ぐのことでしたから、とてもラッキーでした。
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ハイイロチュウヒは全長48cmとされていますから、普通のチュウヒより一回り小さい体形をしています。
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こういう状態で顔を見ると、チュウヒの仲間の特徴であるダルマ顔がよくわかります。図鑑では初列風切の外側6枚は黒いと書かれていましたが、この写真では5枚が黒いように見えます。それ以外の風切羽は先端だけが黒いことがわかります。
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脚をだらりと下げています。虹彩や蝋膜とともに黄色っぽい色をしているのですが、この状態でははっきりと確認できません。
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by coffeeto | 2011-11-30 22:42 | タカ目

秋色の野鳥達

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11月も末となり晩秋から初冬の様相へと変化してきましたが、深まった秋色の中で鳥たちは様々な姿を見せてくれました。シジュウカラが、色づいた茂みの中からツピ、ツピ、ツピの澄んだ声を聞かせてくれました。
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ここではツグミもたくさんの個体が観察できました。秋の深まりとともにたくさんの個体が渡ってきたものと思います。橙色に色づいた葉陰で羽を休みたところです。
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落ち葉が散り敷く地面で、キジバトが餌を探しながら歩き回っていました。このような状況では、キジバトがのんびり歩きまわることがとても似合っています。
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モズもチキチキと高鳴きを聞かせてくれていました。過眼線がくっきりとした黒色ですから、♂の個体であることがわかります。山で繁殖したモズは、冬の間は里に下りて越冬しますが、♂も♀も縄張り宣言のために高鳴きをするのがこの時期の特徴です。
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クズの葉が黄色く色づく草原では、ホオジロが何羽も観察することができました。この2個体はいづれも♀であると思われますが、草原にチチッと鳴くホオジロの地鳴きの声が響き渡ると、冬が来たなと実感できる状況となります。
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by coffeeto | 2011-11-27 21:20 | 野鳥

ツミの若鳥

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昨日は折角の週末を台無しにしてしまうような、ひどい雨降りの天気になってしまいましたが、今日は予想に反して何とか回復してくれました。
そそくさと出かけてみたこの場所は、小川に沿うように散策路がついていました。 今日は単独行ですから、カメラを担いでのんびりと歩いていると、小川で水浴びをしていたタカの仲間が飛び上がり、近くの枝に留まりました。
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後頭部と背面に白い羽が出ているところから、今年生まれの若い個体であることがわかります。この時期のツミの若鳥をしっかり観察したことがありませんから、自信を持って判定することはできませんが、蝋膜と虹彩が黄色いですから♀の若鳥であると思われます。
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近くにいたカケスに追われるように、別の木の枝に飛び移りました。カケスとほぼ同大であったことから、このタカがツミであると判定できる材料になりました。飛び移った枝で濡れた羽を乾かすように翼を広げたポーズをとってくれました。各羽には白い縁取りが認められますが、茶褐色の羽があることもわかります。
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by coffeeto | 2011-11-20 20:40 | タカ目

モズとはやにえ

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冬の小鳥類を観察しようと出掛けて、ジョウビタキの♀を見つけました。写真に撮影していると、いきなりモズが飛来して、ジョウビタキを追い払いました。これは、追い払った直後の、勝ち誇ったようなポーズを撮影したところです。
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モズが激しく威嚇して、ジョウビタキを追い払った理由はすぐに分かりました。このモズが止まっているくちばしのすぐ先にある枝に、”はやにえ”が刺してあったのです。モズは何故”はやにえ”を作るかということについて、4つの説があるようです。
その一つは、貯食説です。餌が少なくなる冬の時期に備えて、餌となる昆虫類などを枝に刺しておくというものです。
二つ目はナイフとフォーク説です。スズメ目のモズはタカ類のように丈夫な足を持っていません。そのため、餌を木の枝に刺してナイフとフォークを使うように食べるのだというものです。
三つ目は縄張り説です。自分の縄張りを宣言するために、獲った餌を木の枝に刺して目印にしているというものです。
四つ目は本能説です。モズは、小さな猛禽といわれるように動物食の小鳥ですが、狩をする本能から捕らえた餌を食べる食べないに限らず、枝に刺しているというものです。
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モズがはやにえを作る理由はどうか分かりませんが、このモズ君はジョウビタキを追い払った後、このようにはやにえのバッタを食べていました。
さて、このモズはどの説に基づいて餌を食べていたのか、私にはいずれの説もそれなりの理由がありますから、断定できないと思いました。
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by coffeeto | 2011-11-16 22:06 | スズメ目

トビの若鳥

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城ヶ島の外周を散策していると、岩礁で羽を休めるトビがいました。羽縁に白色の縁取りが目立つこの個体は、今年生まれのトビの若鳥になります。
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岩礁に出来た水溜りに、トビの群れが集まっていました。この場所には、最大で7~8羽の個体がいたように思います。いずれも今年生まれの若鳥のようですから、この場所は若鳥だけが集まる、いわゆるトビのキンダーガーデンであるように思えました。
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岩の上で、精悍な姿を見せてくれていますが、雨覆のほとんどが白い羽で覆われています。この時期ですから、第1回冬羽といえる常態であると思います。
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上空をたくさんのトビが旋回していました。たまたま近くを飛翔してくれたトビを撮影したものですが、腹部にも白色の縦斑がたくさん認められます。
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by coffeeto | 2011-11-12 22:03 | タカ目

岩礁のイソヒヨドリ

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このところの週末は雨模様が続いていましたが、この土曜日は比較的よい天気に恵まれました。この機を逃さず、二人と一匹で三浦半島の先端にある城ヶ島へ遊びにいってきたところ、磯辺でイソヒヨドリを観察することができました。
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頭部から背面にかけては、青色味のある灰褐色で、腹部はオレンジ色をしていますから、♂の個体であることはすぐに分かりますが、各羽の羽縁に白い縁取りが認められるところから、成鳥ではなく若鳥であることが分かります。
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イソヒヨドリは、スズメ目の鳥ですが、ヒヨドリ科ではなくツグミ科に属しています。関東地方では海岸や水辺で、周年観察することができる留鳥です。城ヶ島の岩礁では、数個体のイソヒヨドリを観察することができました。
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by coffeeto | 2011-11-10 21:16 | スズメ目

アシ原のエナガ

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アシ原の中から、ジュリリ、ジュリイリと鳴き交わす声が聞こえてきましたので、アッ、エナガが来ているなとすぐに分かりました。普段は樹の上を飛び交っていますから、アシ原でその声を聞くのは珍しいなと思いました。
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良く観察していると、このエナガの群れには、かなりの数がいるようです。こんなにたくさんのエナガの群れが何をしているのでしょうか?アシの中をチョコチョコと飛び交っている小さなエナガは、写真に撮影するのはとても骨が折れました。
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たまたま、1本だけ出ているアシの茎に単独で止まってくれましたから、上手く撮影することができました。関東地方では、1年を通じて観察できる小鳥になります。
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エナガは全長14cmとされていますが、尾羽が長いので体はかなり小さい小鳥になります。額から高騰にかけては白く、眉斑から背中まで続く黒い帯が特徴的な顔立ちを形作っています。肩羽には、淡いブドウ色の羽がありますが、胸から腹にかけては汚白色の羽で覆われています。
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興味を持ってみていると、オオジュリンがアシの茎の中に隠れているカイガラムシの仲間を採食しているように、このエナガの群れも、アシの茎の中に潜んでいる虫を採食しているようでした。
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ここのアシ原を埋め尽くしているアシの穂には、白っぽいものと褐色のものとがあるようです。そんなアシ原の中の枯れた茎に止まって、このエナガは暫くの間ポーズをとってくれました。
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by coffeeto | 2011-11-07 20:48 | スズメ目

渡来したジョウビタキ

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このところの週末は、天気が悪い日が続いています。休みの日は、フィールドに出て過ごすことを楽しみにしている私としては、不満がたまる状況ですが、幸いこの日は念願のフィールドで、渡って来たばかりのジョウビタキを見つけて撮影することができました。
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ジョウビタキの♀を背面から撮影したものですが、全体的に灰茶褐色です。初列風切の白斑が良く目立ち、腰の部分と尾羽の両サイドにオレンジ色の羽があることが分かります。
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渡って来たばかりのジョウビタキは、♂ばかりでなく♀も縄張り宣言のために”ヒッヒッヒッヒッ、チャッチャッチャッチャッ”と良く鳴きますから、見つけやすい対象になります。
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こちらは、すぐ近くに見つけたジョウビタキの♂です。後頭部は銀白色ですが、顔面から背面にかけては黒色で、♀と同じように初列風切の白斑が良く目立ちます。♂のもうひとつ目立つ特徴は腹部がオレンジ色であるところです。
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桑の樹の天辺に止まって、盛んに鳴きながら縄張り宣言をしていました。ジョウビタキは、全長は14cmで、ほぼスズメ大の小鳥です。関東地方には冬鳥として渡ってくるツグミの仲間です。
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by coffeeto | 2011-11-06 18:09 | スズメ目

ハシブトガラス

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公園で野鳥観察をしていたところ、たまたまハシブトガラスがすぐ近くに飛来してくれましたから、写真に撮ることができました。カラスは、全身黒一色と思っていたのですが、こうしてみると、青色味のある黒色をしていることが分かります。
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大きく口を開けて、カァー、カァー、カァーと鳴き始めました。大きく湾曲した上の太いくちばしと、ゴリラ頭がより目立つ状況です。
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ハシブトガラスは全長57センチで、雌雄同色です。成鳥はこのように青色光沢がありますが、幼鳥には光沢がありません。
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by coffeeto | 2011-11-02 22:07 | スズメ目

オナガガモも飛来

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池に集まっていたカモ類を観察していたら、オナガガモが2羽で飛来してくれました。着水して暫くすると、♂の個体が羽を広げて羽ばたきをしました。完全に繁殖羽に冠羽しているわけではありませんが、♂の特徴が良く現れています。
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右側の個体を見ると、エクリプスから繁殖羽に移り変わろうとしている♂の個体であることが良く分かります。オナガガモの名前の由来となっている、尾羽も伸び始めているのが分かります。
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左側から続いてきた個体は、♀とばかり思っていたのですが、良く見るとくちばしのサイドが灰色であることが分かります。これは、♂の個体の特徴です。この個体は今年生まれの♂の若鳥であると思われます。
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by coffeeto | 2011-11-01 21:42 | カモ目