<   2011年 10月 ( 16 )   > この月の画像一覧

ホシハジロの群れ

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秋が深まってきましたが、ホシハジロも渡ってきて池で群れを作っています。ホシハジロは潜水ガモですから、潜って水草などを食べていますが、甲殻類などの動物質も採餌することがあるようです。
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これは成鳥♂です。頭部は赤茶色で胸とお尻が黒褐色ですが、背面は全体に薄い灰色をしている特徴的な色合いをしています。羽衣が♀とは異なるほか、虹彩が赤色で、くちばしに灰色部分があるところも識別ポイントになります。
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こちらは♀の個体ですが、♂と比べるとずいぶん地味な色合いをしています。虹彩は黒く、くちばしも黒いところが特徴です。また、目の周りには、うっすらと汚白色のアイリングが認められます。
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ホシハジロの名前は漢字では「星羽白」と書きますが、何故この字が当てられているのかは良く分かりません。クルッ、クルッと鳴いて、他のカモ類よりも群れを作る傾向が強いようです。
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by coffeeto | 2011-10-31 22:21 | カモ目

水辺のカワウ

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水面の杭の上に留まるカワウの成鳥冬羽です。頭部から後頸にかけて白い羽が出てくれば婚姻色となりますが、まだ全身が黒褐色の冬羽です。
カワウは雌雄同色ですから、♂と♀の識別はできません。
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他のカワウが場所取りのためにちょっかいを出しましたから、杭の上で威嚇をしているところです。
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場所取りの争いの後で、後から来たこの個体が杭の上を占拠しました。
胸から腹にかけて、汚れた白色の羽がも認められることから、この個体は幼鳥(若鳥)であると思われます。
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水面に並んだたくさんの杭の上で羽を休めるカワウの群れです。全身黒褐色ですが、肩羽に茶褐色の羽が認められるところがカワウの特徴となります。ウミウは背面に緑光沢が出ます。また、頬の白い部分がくちばしの線より上まで広がっていないところもカワウの特徴となります。
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水辺の木の上にたくさんの個体が集まって休んでいました。カワウの仲間は他の水鳥と異なり、羽の脂分が少なく水をはじくことが出来ないので、このように翼を広げて羽を乾かしているところがよく観察できます。
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by coffeeto | 2011-10-30 21:38 | ペリカン目

渡来したキンクロハジロ

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繁殖地から渡ってきたばかりのキンクロハジロの♂です。後頭部に後れ毛のような換羽があるところが特徴です。脇腹には褐色の羽が混ざっているところから、まだエクリプスの状態であることがわかります。
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この群れを見ると、ほとんどが♂の個体であることがわかりますが、中央の奥から2番目の個体は胸の部分に黒褐色の斑がないことから♀の個体であることがわかります。
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こちらは、3羽とも♀の個体になります。くちばしの付け根に白っぽい斑が出るところもキンクロハジロの♀の特徴になると思います。
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さて、この個体ですが、頭部に寝癖のような冠羽がないところから見つけたときにスズガモかなと錯覚してしまいました。でも、背面が黒褐色の羽で覆われていますから、やはりキンクロハジロの♂であろうと思います。
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キンクロハジロは潜水して貝や甲殻類を採餌しますが、水草を食べることもあるようです。♂の個体は完全に繁殖羽に冠羽すると、頭部に紫光沢が出るように見えますが、エクリプスの状態ではまだ黒褐色にしか見えません。
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by coffeeto | 2011-10-29 22:17 | カモ目

渚のアオアシシギ

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先週末は、雨模様となる天気予報に従って、土曜日は自宅待機となりましたが、日曜日は予報に反して天気が回復してきました。秋から冬に移り行く時期に観察できる鳥たちを求めて出かけて見ました。
ここで観察できたのは、アオアシシギでした。3羽が少群を作って、渚で動き回っていました。まとまって飛翔したときに捕らえたのがこの写真です。
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羽を休めるカワウやアオサギが集まる干潟で、アオアシシギは元気に動き回っていました。全長35cmとされていますから割合大型のシギの仲間になりますが、アオサギやカワウの近くでは、小さく感じられる存在です。
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ここでは、3個体のアオアシシギが行動を共にしていました。雌雄同色ですから、♂と♀の識別はできません。しかし、年齢による羽衣の違いは確認することが出来ます。
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背面の肩羽は、白色の羽縁が目立つ羽で覆われています。この羽の特徴から、幼羽から第一回冬羽に移行途中の個体になると思われます。
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by coffeeto | 2011-10-26 21:38 | チドリ目

オオミズナギドリの羽衣の違い

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さて、今回はオオミズナギドリの羽衣の違いについてちょっと見比べて見たいと思います。私自身がまだ見切っているわけではありませんから、それぞれの個体について解説を加えるなどということは到底出来ませんが、今回の航路で観察した個体の中でも、かなり羽衣の違うものがいるのでここで紹介します。
この個体は、翼下面の雨覆の部分に、黒褐色の羽がかなりの密度で出ていますから、翼角から先はほとんど黒っぽく見えます。
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この感じの個体は、今回の航路での観察で一番多く認められた羽衣をしていると思います。翼下面の初列雨覆に黒褐色の斑が認められ、次列雨覆の基部にもわずかですが黒褐色の斑が認められます。
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こちらの個体は、翼下面にほとんど黒褐色の斑が認められません。また、翼の付根の前縁付近に、明瞭な黒褐色の斑が認められます。
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3個体がたまたま同時に下面を見せてくれました。かなりトリミングしていますから見難い写真になりますが、それぞれの違いが分かると思います。
中央上の個体と右側の個体は、翼下面の黒褐色の斑が割合多く出ていると思いますが、中央下の個体にはあまり認められません。
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こちらは上面の写真ですが、この個体は背面の各羽の羽縁に白っぽい縁取りが認められます。
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こちらの個体は、頭部がかなり白っぽく、背面の各羽にあまり白い縁取りが認められません。
ここで紹介したそれぞれの個体が、いずれの年齢に属するものかよく分かりませんが、これからも出来るだけ多くの個体を観察して、比較検討してみたいと思っています。
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by coffeeto | 2011-10-24 22:23 | ミズナギドリ目

オオミズナギドリの群れ

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八丈島への航路は、7月に続き今回は2度目となりました。
前回はオオミズナギドリの大きな群れは観察できませんでしたが、今回はオオミズナギドリがたくさん集まった大きな群れを数回にわたり観察することができました。
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この下にたくさんの魚が群れているのでしょうか、鳥山となっている様子が窺われます。
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オオミズナギドリは、図鑑を見ると雌雄同色で、幼鳥と成鳥との識別は難しいとされています。でも、今回たくさんの個体を観察したところ、それぞれの個体にかなりの違いが認められることに気が付きました。カモメと同じように、年齢と季節による羽衣の違いが見えてくるかもしれません。
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本格的に見始めて2回目ですから、オオミズナギドリの羽衣の違いについて解説できるわけではありません。でも、明らかな羽衣の違いが認められましたから、次回は私が気づいたそんな羽衣の違いについて、紹介したいと思います。
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by coffeeto | 2011-10-23 21:02 | ミズナギドリ目

航路のカツオドリ

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東海汽船の定期便で八丈島へ野鳥観察に出かけてみたところ、航路で観察できたのはオオミズナギドリがほとんどでしたが、今回はこのカツオドリを撮影することができました。
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今回の航路では、3個体のカツオドリを観察することができました。
行きの航路では早朝の薄暗い時間帯に、船のすぐ近くを飛翔するところを観察しましたが、カメラの準備ができていませんでしたから、大変残念な思いをしました。
これは、帰りの航路で撮影したものですが、かなり離れたところを飛翔しましたから、トリミングしてやっとこの大きさになりました。
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カツオドリはペリカン目の鳥で、雌雄はほぼ同色とされています。背面は一様に黒褐色ですが、くちばしは淡黄色で、目の周りの裸出部も淡黄色であることから、くちばしがとても大きいように感じられてしまいます。
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腹からの体下面と雨覆の下面が白いことが分かりますが、それ以外は黒褐色の羽で覆われています。♂は、目の周りの裸出部に青色味があるということですが、この距離ではそれがよく認められません....ということは、♀の個体なのかもしれませんね。
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by coffeeto | 2011-10-22 18:50 | ペリカン目

八丈島の野鳥

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10月の連休を利用して、八丈島へ遊びに行ってきました。
本当は、9月中に出掛ける予定を立てていましたが、台風12号の影響で延期したところ、次は台風15号と16号の影響で再延期を余儀なくされ、今回の訪問となりました。航路で観察した鳥は、また改めて紹介することとして、今回は島で観察した鳥を紹介します。最初はコジュケイです。
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島で1泊した翌朝の早朝探鳥で、ホタル水路の近くの農道まで足を運んだところ、運よく道端にコジュケイが現れてくれました。あまり期待していたわけではありませんから、嬉しい出会いとなりました。
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これは、同じ日に早朝探鳥を追えて、宿に帰りかけたとき、川沿いのアシ原で観察したウグイスになります。八丈島で観察しましたから、ハシナガウグイスではないかと期待したのですが、ハシナガは小笠原の固有種ということですから、残念ながら普通種になりそうです。
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ヒヨドリもたくさん観察することができました。本土で観察するものよりも、体色が黒っぽいという印象があります。
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最後はやはり個体数の多かったキジバトです。今回の目的は、アカコッコやオーストンヤマガラなどの固有種を観察することでしたが、残念ながら姿は見られたものの撮影することはできませんでした。また近々足を運んで、リベンジしたいと思っています。
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by coffeeto | 2011-10-19 22:56 | 野鳥

ヒタキの仲間

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公園の梢で観察したヒタキの仲間です。キビタキの♀かオオルリの♀か識別が難しいですね。確信はありませんが、垂直に近い立ち姿であることと、背面の色が一様に褐色であるところから、オオルリの♀になるのかなと思いました。
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こちらの個体は、背面がオリーブ色見のある褐色であるところから、キビタキの♀になると思います。枝に止まった姿もオオルリのように垂直に近い形ではありません。
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こちらの個体は、胸から脇腹にかけて明瞭な縦斑が認められることから、エゾビタキであることが分かりました。このように、明らかな特徴のある個体であると識別が楽なのですが、なかなか思うようにはいないものです。
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さて、この個体ですが、胸には汚灰色の斑模様の判が認められることから、若鳥であることは分かります。でも、キビタキの♀であるか、オオルリの♀であるか、私にはしかとした識別ができません。
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観察していると、群れの中に明らかなキビタキの♂成鳥がいました。あわててシャッターを切ったので、ちょっとピンボケの写真になってしまいました。
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こちらも同じキビタキ♂を撮影したものですが、なかなかジッとしていてくれませんでしたから、ピントの決まった写真を撮ることはできませんでした。
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最後に紹介するこの鳥も、識別が難しい個体です。私には、オオルリ♀のようにもキビタキ♀のようにも見えてしまいます。キビタキは14cmでオオルリは16cmですから、大きさの比較が出来れば識別するポイントになると思うのですが、単独でいるときの識別は難しいです。
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by coffeeto | 2011-10-15 18:32 | スズメ目

梢のコサメビタキ

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秋の渡りシーズンの小鳥類を求めて、近所の公園で撮影した写真です。頭部から背面にかけて、褐色の羽で覆われたこの鳥は、コサメビタキです。
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梢をあちらこちらと元気良く飛び回っていました。全長13cmほどですから、ヒタキの仲間の中でも特に小さい小鳥になります。
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ヒタキ科の小鳥の中でも、白いアイリングと、目先も白いところがこの鳥の特徴となります。枝先に留まって、フライングキャッチで餌となる昆虫類を捕らえているところが観察できました。
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by coffeeto | 2011-10-12 22:16 | スズメ目