<   2011年 08月 ( 15 )   > この月の画像一覧

アシ原のセッカ

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アシ原で、珍鳥の出現を待っているとき、たまたま目の前の枯れたアシの茎に、セッカがとまってくれました。ヒッヒッヒッ、チャッチャッチャッと鳴く声が、辺りに響き渡ると、草原の鳥の面目躍如という感じがします。
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セッカはウグイス科の鳥ですが、全長13cmしかないとても小さい体つきです。草原に生息している鳥ですから、草食系かと思っていたのですが、昆虫類やクモ類を採食しているとのことです。
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by coffeeto | 2011-08-30 22:11 | スズメ目

鈴なりムクドリ

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日の出前からアシ原を前にして珍鳥の出現を待っていたのですが、残念ながらお目当ては現れてくれませんでした。そんな時、ちょっと後ろを振り返ると、朝日を浴びて遠くの電線にムクドリが鈴なりになっていました。
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これだけいると、ちょっと変わったムクドリがいるんじゃないかと期待したのですが、毛色の変わったムクドリの仲間は観察できませんでした。
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by coffeeto | 2011-08-29 21:48 | スズメ目

アシ原のオオセッカ

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マダラチュウヒが出ているという情報をいただき、空模様が心配でしたがとりあえず出掛けてきました。結果は、完全に振られてしまいましたが、土曜日から日曜日にかけて、終日粘っていたこの場所にはオオセッカの鳴き声だけが大きく響いていました。
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オオセッカは、鳴きながら円を描くように飛翔して、また元の場所へ戻ってきます。面白い習性をしているのですが、距離があるうえ葦原に潜り込むと、見つけるのがとても難しいです。この個体は換羽途中のため、尾羽がありませんでした。
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スズメ目のウグイス科に属す鳥ですが、ここでは1年を通して観察することができるということです。でも、鳴かなくなった冬期には見つけるのはとても難しいと思いました。
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by coffeeto | 2011-08-28 22:29 | スズメ目

サギの集団

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秋の渡りのシギチを求めて田園地帯へ足を運びました。サギが羽を休めていた田んぼの間にあるちょっとした水路に、やっとのことでジシギの仲間を見つけました。良く見ると2羽いるようです。これはラッキーと思いながら撮影をしていたところ.......
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頭部から頸部にかけて亜麻色の羽が残っているアマサギがやって来ました。チュウサギとダイサギもいます。ジシギにはちょっと迷惑そうな状況になってきました。
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観察していると、どうしたわけか付近にいたサギ類がどんどん飛来してきます。ジシギはどこかへ隠れてしまい、もうジシギ観察どころではありません。ターゲットをサギ類に変えざるを得なくなってしまいました。
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気が付けばどうでしょう、ほんの数十秒の間で、田んぼの畦にサギ類の大集団が出来ていました。それにしても、何があってこれだけたくさんのサギ類が集まってきたのでしょうか? 突然の出来事に、観察していた私の方があっけに取られてしまいました。
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by coffeeto | 2011-08-26 22:05 | コウノトリ目

田んぼのクサシギ

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朝から雨が降っていましたが、昼頃から雨が上がるという天気予報を信じて田んぼのシギチ観察に出掛けました。運よく到着した頃には、雨もほとんど感じられないくらいになっていました。
仲の良い親子のように見えるこのシギは、クサシギとイソシギです。たまたま一緒にいるところを撮影することができました。
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このクサシギは、頭部が褐色の羽で覆われています。夏羽のときは、頭部は白地に褐色の斑がある感じですから、既に冬羽に換羽した個体であることが窺えます。
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正面から撮影したものですが、腹部は白く、首から胸にかけて続く褐色斑が明瞭に分かれていることが分かります。この日は、飛んだところを撮影できませんでしたが、翼下面が黒いですから、タカブシギなどの良く似たシギチとの識別ポイントになります。
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by coffeeto | 2011-08-23 22:05 | チドリ目

近所の公園にいたホシゴイ

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去年の今頃は、猛暑の日が続いていたこの時期ですが、この週末は雨とともに秋風が吹いたように涼しい(ちょっと寒い)日が続くようになりました。
天気が良くないので近くの公園に出掛けたところ、池の畔にゴイサギの幼鳥を見つけました。背面に白斑がたくさん出ているところから、特にホシゴイという名前も付けられています。
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この公園では、たくさんのゴイサギを観察することができましたが、9割方は幼鳥でした。虹彩がオレンジ色をしていますが、目先がとても鋭いですね。ちょっと怖いくらいです。
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色合いといい、この落ち着き払った立ち姿といい、幼鳥というよりはどちらかといえば、年輪を重ねた風貌さえ感じさせます。
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水際の梢で羽を休めているところです。安全で、落ち着いた場所にいるせいでしょうか、心なしか目つきが穏やかな感じです。
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木の枝が浸かった水辺で採餌していました。木片のようなものを銜えて、水面に投げ込んでいましたから、もしかしたら水前寺公園で観察されたササゴイのように、疑似餌として獲物を狙っていたのかもしれませんね。
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by coffeeto | 2011-08-21 22:35 | コウノトリ目

埠頭のツバメチドリ

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港の埠頭の上にたたずむツバメチドリです。くちばしの基部が黄色いですから、今年生まれの若鳥であると思います。
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黄色と黒で塗られた車止めの上に止まったところですが、後方から見ると、腰が白いことが分かります。
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2羽の個体が一緒に埠頭の上で羽を休めていました。両方とも、今年生まれの若鳥であると思われます。
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左側の個体は、足を折って座っています。人間の膝は後ろに曲がるところですが、曲げているところは足首に当たる部分ですから、前に曲がっています。
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この若鳥は、海を見つめて何か思いを巡らせている様にも見えます。
これから大海を超えて越冬地へ向かう、そんな長旅が始まることに思いを馳せているのかも知れませんね。
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by coffeeto | 2011-08-20 22:44 | チドリ目

猛暑にめげないコチドリ

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猛烈な暑さのために、吹く風が熱風のように感じられる一日でした。
それでも、この日の田んぼには、たくさんのコチドリが間近に元気な姿を見せてくれました。
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ピッピッピッピッ....と良く通る声で鳴きますから、姿が見えなくてもコチドリがいるなと分かります。アイリングのあるクリクリした眼が可愛いですね。
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くちばしは基部まで黒色ですからコチドリと分かります。同じ仲間のハジロコチドリは一回り大きく、くちばし基部がオレンジ色をしていますから、一目見れば簡単に識別することができます。
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コチドリは雌雄同色とされていますが、過眼線の部分を見ると、♂は黒いのに対し、♀は褐色味があるところで識別することができます。
この写真の個体は、したがって♀の個体であることがわかります。
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コチドリは全長16cmのチドリの仲間です。首の部分の黒褐色の帯は、胸の前で繋がっていますが、同じチドリの仲間のシロチドリは、この部分が離れています。
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羽づくろいをしているこの個体は、夏羽から冬羽に移行した個体か、今年生まれの若鳥か判定が難しいと思います。背面の雨覆には明瞭な羽縁が認められないことと、過眼線がわずかに残っていること、脚の色が少し濃い目に感じられることなどから、冬羽へ以降途中の個体であると判定したいと思います。
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尾羽は暗褐色ですが、先端に白色の帯が認められます。でも、中央尾羽の先端には白帯がなく、茶褐色の羽縁が認められます。
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関東地方では夏鳥として観察することができます。このあたりでも繁殖していますから、この時期は親鳥と若鳥を合わせて、とてもたくさんの個体を観察することができます。
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by coffeeto | 2011-08-17 21:42 | チドリ目

エリマキシギのペア

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先日、休耕田でエリマキシギを見つけ、撮影することができましたが、そのときは♂が単独でいる状況でした。この日は、先日撮影したすぐ近くの休耕田で、♂と♀のペアが一緒にいるところを撮影することができました。
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♂の個体ですが、胸の部分には、夏羽の残りである黒い羽が残っています。でも、ほとんど冬羽に換羽しつつある状況です。
よく見ると、くちばしの先には何か餌となる物を銜えているようです。
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エリマキシギの♂は全長29cmであるのに対し、♀は22cmとかなりその大きさが異なります。羽衣の様子もかなり異なりますが、脚の色はどちらも黄橙色です。右側が♂、左側が♀の個体になります。
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水浴びをしていた♀の個体が、ブルブルッと羽を震わせたかと思うと、このように飛びがりました。まさに、舞を舞っているかのような状況でした。
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こちらは、♂の個体が伸びをするように羽を開いてくれたところです。羽の裏側は、一面白いことが分かります。
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偶然ですが、♀の個体が飛翔しているところを撮影することができました。羽の裏側は白色ですが、風切羽の先端部分は褐色であることがわかります。脇腹も褐色の羽で覆われています。
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by coffeeto | 2011-08-15 22:09 | チドリ目

炎暑の草原にて ~ ツバメチドリ ~

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暑さがギラギラするような炎暑の草原で、ツバメチドリを観察してきました。この日は、ほかに観察したり撮影したりする人がいませんでしたから、匍匐前進で割合近くまで寄って撮影することができました。
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これは成鳥ですが、冬羽への換羽途中ですから、夏羽の特徴であるくちばし基部の赤色は失せて、喉の部分のクリーム色も色を潜めてしまったようです。
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とても暑い一日でしたから、ツバメチドリにもあまり動きが見られず、私が撮影している間中、ほとんど動かずじっとしていました。
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ツバメチドリは全長23cmのチドリ目の鳥になります。ほぼムクドリと同じ大きさです。雌雄同色ということですから、♂と♀の識別はできません。
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荒地に生えた草の向こうから、ひょっこり頭を上げたのはどうやら今年生まれの幼鳥のようです。くちばしの基部が黄色で、あどけない顔つきをしています。辺りを窺う仕草が、とても微笑ましく感じました。
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幼鳥といっても、既に成鳥と同じくらいの大きさに育っていますから、第1回冬羽といったほうが当たっているかもしれません。
さすがにこの暑さはこたえるのでしょう、口を開けて喘いでいるようでした。
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この草原では、都合4個体のツバメチドリを観察することができました。
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片足を上げて、伸びをしようというところです。他の個体はほとんど動きがありませんでしたが、この子は色々なポーズをとってくれました。
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両翼を持ち上げて、大きく羽ばたこうとしているところです。羽の裏側のレンガ色の部分まで撮影できるかと期待しましたが、これ以上は広げてくれませんでした。でも、この状態でも翼下面が暗橙色であることは窺えます。
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今度は、反対側の羽を広げて伸びをしようとするところです。初列風切の上面を見ると、青色味があります。いくつかの図鑑を見ても、初列風切は黒褐色とされ、青色味についての解説はありません。もしかしたら、第1回冬羽であるからこの色合いをしているのでしょうか?
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by coffeeto | 2011-08-13 14:48 | チドリ目