カテゴリ:スズメ目( 682 )

花食ヒヨドリ@江戸川

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3月の三連休もこの日が最終日となりましたが、今回は遠出をすることができなかったので、日替わりの予定を立てました。初日は、栃木市の星野へセツブンソウアズマイチゲなどの山野草観察に出かけ、二日目は頂いた野鳥情報に基づいて、近郊の公園などを巡ってマミチャジナイヒクイナなどを観察することができたのですが、最終日のこの日は高速道路の渋滞にはまるのが嫌で、都内の葛西臨海公園でのんびり過ごすことにしました。上手くすれば、渡り途中の珍しい野鳥との出会いがあるかもしれません。期待を持って出かけてみましたが、ところがそうは問屋が卸しません。
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思うような結果を出せず、足取りが重くなってきたところで、諦めて帰り道に着こうとしていた時、すぐ脇の花が咲く植え込みに飛来した野鳥がいました。飛び込んだところでは、なんだか分からなかったのですが、近づいて確認したところ、ヒヨドリであることが分かりました。
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そのヒヨドリなんですが、飛来した時にあまり気にしていなかったのですが、ちょっと見ていたら何か黄色いものを食べたように見えたのです。エッ!ホントですか?俄然、注目が集まりました。
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えっ、ヒヨドリ君何を食べたの?何を食べたのか、もう一度見せてよ、と願いつつ何枚か撮影させてもらいました。以前、春先のキャベツ畑で、柔らかく芽生えたキャベツをむさぼるように食べているヒヨドリの群れを観察したことがありましたが、野菜を食べるとは、意外に健康食嗜好なんですね。
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暫くすると、このヒヨドリ君は、黄色い花を咥えて、おもむろに食べ始めたではありませんか。そうか、さっき食べたと思ったのは、やっぱりこの黄色い花びらだったんですね。
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すぐ脇に、この植物の案内標識が出ていました。この黄色い花びらはトサミズキであるようです。図鑑で調べてみたところ、トサミズキはマンサク科の落葉低木になるようで、3~4月に葉が展開する前に開花するそうです。
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by coffeeto | 2014-04-07 06:00 | スズメ目

越冬中?のマミチャジナイ@藤沢

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マミチャジナイが出ているという情報を頂きましたが、旅鳥ですから何かほかの鳥と間違えているのだろうと、最初に聞いた時には半信半疑でした。でも、複数の情報が来ましたから、これは間違い無いだろうと、足を運んでみることにしました。行ってきたのは3月22日(土)のことでした。最初の情報を頂いてから、だいぶ時間が経ってしまいましたから、もしかしたらもう居ないかもしれないなと危惧していました。現地に到着してみると、公園内には家族連れなど、結構な人出がありました。やっぱりダメだろうなと、半ば諦め気味に、それでも教えてもらった場所だけは確認して来ようと、望遠レンズを装着したカメラを担いで足を運んでみたところ、思いのほか呆気なく確認することができました。間違いありません。正真正銘のマミチャジナイでした。
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この公園では、2月中から見られていたようですから、おそらくこの個体は越冬していたものと思います。図鑑によれば旅鳥とされていますが、西日本では越冬する個体も確認されているようです。
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今まで、マミチャジナイは春と秋の渡りのシーズンだけ見ることが出来る、旅鳥とばかり思っていました。ましてや、東京近郊で越冬するなど思いもよらない事でしたから、最初に情報を頂いた時には、間違いだと思ってしまったのです。でも、今シーズン、狭山地方の公園でも越冬しているという情報が寄せられてきましたから、私の認識も大きく変えざるを得ないことになりました。
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マミチャジナイは、ツグミの仲間ですが、アカハラと大変良く似た羽衣をしています。ただ、目の上の白い眉斑と、くちばし基部から目の下にも白い斑が線状に出ていますから、ここが大きく異なるポイントになります。
ここでは、割合近くから撮影することができましたから、そんな特徴をしっかりと撮影することができました。
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杭の上に留まりました。この公園で観察している間、何回かここに乗っかってポーズをとってくれました。どうやら、この場所がお気に入りのポイントであるようです。暫くこの上に留まってくれましたから、何枚も写真を撮影することができました。
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昨年の秋、長野県の戸隠森林植物園へ行った時、たくさんのツグミの仲間を観察することができましたが、コブシの実を啄ばむために集まっていたものです。特にマミチャジナイがたくさん観察できましたので、その時の記録は、マミチャジナイ@戸隠として紹介させていただきました。
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この写真を見て分かる通り、マミチャジナイは側胸から脇腹にかけてオレンジ色で、胸の中央から下腹部にかけては白色であることが分かります。また、下尾筒も白いですね。上くちばしは黒色で下くちばしは黄色をしています。
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後ろ側からも大きく撮影することが出来ましたが、背面には特にこれといった特徴はありません。羽衣はオリーブ色がかった褐色をしていて、初列風切と尾羽は暗褐色であることが分かります。背面の各羽の羽縁に、淡色の縁取りが見られないことから、この個体は成鳥であると思われます。
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by coffeeto | 2014-04-03 06:00 | スズメ目

サクラとメジロ@平塚

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東京地方では、一昨日(3月25日)に桜の開花宣言が出ましたから、これでいよいよ都内でも、春本番を迎えることになりますね。私はそれより早く、レンジャクが出ているという情報を頂いて、3月22日に平塚市郊外のこの公園へ出掛けてみました。ここでは、お目当てのレンジャクが出るには出てくれたのですが、それもヒレンジャクが1羽だけで、チョット距離がありましたから、紹介できるような写真を撮影することが出来ませんでした。
都内から遥々と遠征して来た訳ですから、ちょっと残念でしたが、でもここでは既に開花していた桜の花に、吸蜜のため飛来した、メジロの写真を撮影することが出来ました。これはこれで、彩りの良い写真になりましたから、ブログで紹介するには良い題材になると、私的には満足できる結果となりました。
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ここのサクラは、花と葉が一緒に展開しています。一般的なソメイヨシノは葉より花が先になりますから、ソメイヨシノ以外の種類になると思いますが、私はサクラの種類に詳しくないので、これがなんと言うサクラになるのか良く分かりません。
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今回は、3月の三連休の中日を利用して、都内からプチ遠征してきました。初日や最終日は高速道路が渋滞するだろうと思い、中日を狙って出掛けたのですが、都内から首都高が渋滞していて、それが東名高速まで続き、予想以上に時間がかかってしまいました。
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ここでは、レンジャクの出現を待ち侘びるように、3〜40人のカメラマンとバードウォッチャーが並んでいました。緩斜面に腰を下ろして、私もその仲間に入れてもらいましたが、なかなか出現してくれません。そんな時、近くのサクラの木にメジロの群れが、チュルチュルと鳴き交わしながら飛来してくれました。
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メジロの群れは、サクラの蜜を吸うために飛来したものと思いますが、よく見るとくちばしに黄色っぽい花粉のようなものを、たくさんつけているのが分かります....。ここでは、甘い蜜をたっぷり吸うことが出来たのでしょうか?
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サクラの枝に逆さにぶら下がって、下向きに咲いた花の下からくちばしを突っ込んで、吸蜜しようとしています。
お目当ての主役が登場してくれるまで、長い時間待たされてしまいましたが、このメジロ達のお陰で、退屈せずに済みました。お陰で、サクラのピンク色の花とメジロの緑色が映える、綺麗な写真を撮影することができました。
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by coffeeto | 2014-04-01 06:00 | スズメ目

ヤドリギのヒレンジャク@さいたま

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今春で定年退職するのを機に、長年勤め上げた自分へのご褒美として、以前から欲しかったマイクロフォーサーズの一眼カメラを購入しました。機種は、OLYMPUS OM-D E-M1 12-40mm F2.8 レンズキットです。ちょっと高かったのですが、現時点でのオリンパスのフラッグシップ機になりますから、大変満足しています。
これまでマイクロフォーサーズ機は、オートフォーカス(AF)機能として、「コントラストAF」を採用していましたが、これでは従来のフォーサーズレンズを利用するのに難がありました。しかし、このE-M1 はフォーサーズレンズでもそのまま使用できるよう、「コントラストAF」と「像面位相差AF」の両方の機能を搭載していますから、以前からフォーサーズレンズを利用していたオリンパスユーザーとしては、使用できるレンズの幅が広がり、大変有難い機種となりました。早く撮影してみたいと気持ちがせかされますが、なかなか実際の撮影で試してみる機会に恵まれません。楽しみは先に取っておくというところで、しばらく我慢が続きそうです。
このヒレンジャクの写真は、3月19日(水)に行った公園で撮影したもので、フォーサーズ機であるOlympus E-5 + 300mmF2.8 + EC14 の組み合わせで撮影したものです。
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3月に入って、公園にレンジャクの群れが入ってきたという情報を頂いていました。でも今月は、定年退職の準備などもあって、なかなか自由に飛び回ることが出来ません。やっと時間を確保して足を運ぶことが出来たのは、3月も中旬の19日になってしまいました。ちょっと心配しながら現地に到着すると、間もなく2個体で飛来してくれました。
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この日は、平日ではありましたが、バードウォッチャーやカメラマンが4~50人くらいは並んでいました。見るだけではなく、こうして写真を撮影するのが楽しみですから、年々、野鳥観察をする人が増えてきているなと、実感できる風景でした。
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先日頂いた情報では、20羽ほどの群れが入ったこともあったようですが、10羽くらいで群れているのがよく観察できていたようです。でも、この日は2羽だけでした。少し寂しい状況でしたが、それでもこうして撮影できましたから、私は大変満足することができました。
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ひとしきり枝先に留まっていたヒレンジャクですが、ヤドリギの実を啄み始めました。薄黄緑色の実はたくさんありますが、枝の茂みの中に逆さになって頭を突っ込み、こんな姿勢も見せてくれました。
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今まさに、大きな口を開けてヤドリギの実を咥え獲ろうとしているところです。レンジャクの躍動感あふれる食事シーンが撮影できました。
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この枝先には、2羽のヒレンジャクが飛来してくれましたが、なかなか2個体を同時に撮影することが出来ませんでした。かろうじて、飛び込んできた個体を入れて、2羽の証拠写真となりました。
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by coffeeto | 2014-03-30 06:00 | スズメ目

間近に観察したジョウビタキ♀@さいたま

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この4月から第二の職場でお世話になりますが、それまでの間は、自宅待機が続いています。この機会に、毎日のように自然観察に出掛けてみたいところです。できれば遠出をして、今まで見られなかった野鳥観察をしてみたいと思うのですが、送別会や挨拶回りなどかあって、意外に自由な時間が取れません。仕方がありませんから、細切れに空いた一日を利用して、事前にピンポイントの情報を頂いていたトラフズクを、近郊の公園へ見に行って来ました。お陰で、すぐに撮影出来ましたから、前回紹介させていただきました。
さて、次のお目当てを探そうと移動したところ、そのすぐ近くでこのジョウビタキ♀を、間近に観察することができました。
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この個体は、頭部から背面にかけて一様に褐色で、次列風切の基部に白斑が有りますから、ジョウビタキ♀の個体であることが分かります。腰から上尾筒にかけて、オレンジ色であるところが唯一目立つポイントでしょうか?
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枝に留まったところを、前から撮影することもできました。胸からお腹にかけては淡褐色で、特にこれといった特徴はありませんが、横を向いてくれましたから、クリクリした眼がよく目立ちます。
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ジョウビタキは冬鳥として渡って来ますが、♂も♀もそれぞれナワバリを作って越冬します。そのお陰で、一度見つけて邪魔しないように撮影していると、一定範囲を飛び回ってあまり遠くへ行くことがありませんから、割合近くから撮影することが出来ます。
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若葉の新芽が芽生え始めたばかりのヤナギの木に留まってくれました。今まで冬枯れの寂しい環境でしたが、緑の芽生えは新鮮味がありますから、ジョウビタキも何だかイキイキとしているように見えますね。
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姿勢を低くして、ちょっと上を伺うような仕草を見せてくれました。ムシクイの仲間は、良くこのようなポーズを取りますが、ヒタキの仲間が留まるときは、体を立てますから、このような姿勢をとることは、あまり見ることがありません。
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越冬中のジョウビタキは、街中から山の中まで、とても広い環境で見ることが出来ます。もともとは動物食の鳥ですが、冬の間は木の実を食べるところを観察することもあります。
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by coffeeto | 2014-03-28 06:00 | スズメ目

ヒレンジャクの群れ@前橋

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毎年3月になると、各地からレンジャクの群れが飛来したという知らせを頂くようになります。早い年には、2月中からやって来たという連絡を貰うこともあります。
2012年の12月のことですが、奥日光の戦場ヶ原へ足を運んだ時、ズミの実を食べる凛々しいキレンジャクの群れを観察することが出来ました。その年は、レンジャクの当たり年であったようで、神々しく飛び回る姿に魅せられてキレンジャクもう一度として、再度紹介させていただいたわけですが、その時は、ヒレンジャクも一緒に観察することが出来ました。
しかし、初冬の高原で餌探しをしていた、あのたくさんのレンジャクの群れは、厳冬期はいったいどこで過ごしているのでしょうか....?
私には知る由もありませんが、渡去前に下ってきて里山周辺で観察できるレンジャクの姿は、春先の季節の移ろいを記録するうえで、欠かすことのできない風物詩です。
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昨年12月に、嶺公園へ探鳥に行った際、一緒にカメラを構えていた方から、例年春先にレンジャクが訪れることで有名であるとして、この公園の存在を教えてもらいました。満を持して3月11日(火)に出掛けてみましたが、あれからもう3ヵ月半ほど経ったことになります。子供みたいに、この日が来るのを待ち遠しく、指折り数えて待っていました。
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上州の空っ風が吹き抜ける、とても寒い気候でしたが、風上に頭を向けて、枝先にジッと留まっている姿は、ちょうど良い撮影対象になりました。
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ヒレンジャクの英名はJapanese Waxwing とされています。(キレンジャクは、ただの Waxwing です。)このWaxwingの語源ですが、次列風切の先端に、蝋を塗ったような質感の部分があるところから付けられたということですが、名前の由来を知ると、実際に手に取って確認したくなりますね。(^^;;
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レンジャクが好むヤドリギは、他の樹に寄生する常緑低木で、その種子の周りには粘液層があるということです。これを食べたレンジャクが糞をすると、粘液が糸を引いたように伸びて、風にたなびいていました。
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そのヤドリギの木には、薄緑色をした実がたくさんついています。群れで飛来したヒレンジャク達は、我先にとその実を咥え獲っていました。
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この日は、たくさんの群れで飛来したヒレンジャクが、ひとしきりヤドリギで採餌した後、赤城下ろしの強風に耐えるように、一塊になって羽を休めていました。この写真には6個体が一緒に写り込んでいますが、全部で10個体を超える群れであったと思います。
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ここで確認できたのは、ヒレンジャクばかり10羽前後の群れで、残念ながらキレンジャクは入っていませんでした。両者が一緒に並んでくれたら、その羽衣の違いを比較できて面白かったと思います。尾羽の先は文字通り赤と黄色に色分けされていますから、説明は要りませんんが、図鑑を見るとヒレンジャクの体下面は、キレンジャクより赤色味が強いとされていました。
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by coffeeto | 2014-03-22 06:00 | スズメ目

葦原にいたオオジュリン@大田

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知り合いのミルフィーユさんからメールがあり、この冬スキー事故で携帯を壊し、iPhone5sに変えたと連絡がありました。幸い、怪我の方は大したことがなかったようですが、....こんなこと言ったら、怒られてしまいますが....iPhone仲間が増えたことは、怪我の功名でした f^_^;)
その彼から、アウトドアでは必需品であるとして、iPhone用の地図アプリのField access(400円)を紹介されました。簡単に地図が取り込めて、登山用に最適だと言うのですが....。
実は、私は既にiPhone用の DIY GPS というアプリを使っていました。これは、パソコン用のカシミールという地図ソフトと連携が取れるもので、あらかじめ地図を取り込んでおけば、山に入って圏外になったとしても、内蔵されたGPSは機能してくれますから、歩いた経路と現在地を表示してくれます。お陰で、案内板が無くても迷うこともなく、大変便利なアプリです。その上、歩いた山行ルートのログも残せるので、後から地図上に表示させることもできて大変重宝しています。
間も無く、登友会の仲間と山登りに出掛ける予定になっていますから、今回、新しいアプリを勧めてもらったことで、ちょっと食指が動かされます....ついつい浮気をしてみたくなりました....困ったものです。
話はさておき、この日は葦原の中を群れで飛び回っていた、オオジュリンを撮影することができました。
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ここでは、あしだちの3月の定例探鳥会で、ヒクイナが見られたということでしたから、柳の下のドジョウをと狙って行ってみたのですが、そうは問屋が卸してくれません。それでも、葦原の中には、たくさんのオオジュリンが群れで飛び回っていましたから、ちょうど良い被写体となってくれました。
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図鑑によると、オオジュリンは留鳥または漂鳥とされていますが、関東地方では冬場にしか見ることが出来ませんから、冬鳥のように思えてしまいます。背面がよく分かる状態で撮影することが出来ましたが、黒褐色、茶褐色、淡褐色の縦斑が筋状に出ているのが分かります。腰の部分は、一様な淡褐色または汚白色の羽で覆われています。
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ちょっと伸びをするように、体を起こしてくれました。こうして見ると、ホオジロの仲間ですが、体型は割合細身で、スマートであると思います。くちばしはそんなに大きくありませんが、黒い瞳は割合大きめです。
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これは冬羽の状態ですから、頭部は茶褐色をしていて、汚白色の眉斑がよく目立ちます。夏羽になると、頭部から顔面にかけて黒色になりますから、違う鳥のように見えてしまいます。私はまだ夏羽の写真を撮ったことがありませんから、いつか機会があったら、ぜひ撮影してみたいと思います。
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葦の穂先に留まって、だらりと翼を垂れ、でも、尾羽はややピンと反らせています。よく、ツグミがこのような姿勢を取りますが、オオジュリンも同じような体勢をとるんですね。
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夏羽の写真を撮りたいと思っていたのですが、この個体は、冬羽から夏羽に換羽をしている途中のようです。頭部はまだ完全に黒色になりきっていませんが、夏羽の雰囲気が随分出てきているようです。右脚に注目すると、足環がついています。どこで付けられたものでしょうか....?
記号などが読めればいいのですが、そこまで確認できません。
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by coffeeto | 2014-03-21 06:00 | スズメ目

ツグミとウタツグミの争い@相模原

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ヨーロッパの大西洋沿岸からバイカル湖付近にかけて繁殖する、ツグミの仲間のウタツグミですが、わが国では極めて稀な珍鳥として、今まで数例の観察記録があるだけのようです。英名では Song Thrush とされていて、歌の名手と思われますが、ここでそのさえずりを聞けないのが残念です。繁殖地の付近で、近くにいたツグミの群れを仲間と間違えて、一緒に渡来したのでしょうか....?どんな理由があって、迷い込んで来てしまったのか分かりませんが、ここではたくさんのバーダーに囲まれて、望遠レンズの集中砲火を浴びていました。でも、この場所が気に入ったようで、長逗留に適した場所と決めてくれたものと思います。雨模様で長時間の観察はできませんでしたが、見ている間中、出ずっぱりの旺盛なサービス精神を発揮してくれました。
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そのウタツグミの逗留地に、冬鳥のツグミが接近してきました。そうと知らずに進入してきたツグミに対して、ここに縄張りを張っているウタツグミは、体を低く構えて、既に戦闘態勢を取っているようです。
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その一瞬、閃光が放たれたように、両者のバトルが始まりました。
ツグミもウタツグミも、お互いに両脚で相手に強烈な打撃を与えようと、渾身の力を込めてキックを放ち合いました。
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一瞬早く飛び立ったツグミが、やや優勢であったようです。ウタツグミの上に舞い上がって、上空から次の攻撃を仕掛けようとしています。下で翼を広げているウタツグミの下雨覆は、淡いオレンジ色であることが見て取れます。
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ツグミの次の攻撃をかわしたウタツグミが、次の攻撃に移ろうと体勢を立て直しているところです。ここから、ウタツグミの二の矢、三の矢が放たれるのでしょうか....?
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縄張りに侵入してきたツグミを、何とか追い払うことができたようです。
当のウタツグミは何事もなかったように、また平然としてこの逗留場所と決めたテリトリーの中で、餌探しを始めていました。
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by coffeeto | 2014-03-13 06:00 | スズメ目

公園にいたアカハラ@相模原

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この冬のシーズンは、シロハラと出会う機会が、例年に比べて多くあったように思いますが、同じツグミの仲間のアカハラを見かけたのは、ほんの数回しかありませんでした。シロハラは大陸から渡って来る冬鳥ですが、アカハラは高原で繁殖して、冬期は里に下りてくる漂鳥です。奥多摩や奥秩父でも、繁殖する個体を観察することができるくらいですから、見ようと思えば1年を通して観察できる鳥であると思います。
そんなアカハラですが、今シーズンは出会いの機会が少なかったこともあって、ここで写真が撮れた時には、何故か嬉しくなってしまいました。この個体は、頭部から喉にかけて黒色味が強いことから、冬鳥として渡来する亜種オオアカハラである可能性があると思います。
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この日は、ウタツグミが出ているという情報を貰って、この公園まで出掛けてきましたが、生憎の天気になってしまいました。でも、雨が上がっていた僅かの時間に、このアカハラとウタツグミの両方が撮影できたのはラッキーでした。
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この写真を見て、ギョっとしてしまいました。喉の部分に矢のような物が刺さっているように見えたからです....。でも、大丈夫です。矢のように見えたのは、枯れ草がひっついていただけのようです。それが分かってホッとしました。
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雨滴が付いた植え込みの枝の下で、先ほどからジッと周囲の様子を伺っているようでした。頭部は黒褐色で背面が暗褐色という地味な色合いながら、胸から脇腹にかけて濃い橙色をしていますから、これがアカハラの名前の由来になったものと思います。
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アカハラと言っても、お腹全体が赤いわけではなく、下腹部から下尾筒にかけては白色です。やや後ろから撮影したら、お尻を上げた姿勢をとってくれましたから、そんな様子がよく分かりました。
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この公園で撮影することができた、ウタツグミがどんな声で囀るのか分かりませんが、このアカハラは、キョロン、キョロン、ツィーと三声で夏の高原に爽やかな声を響かせてくれます。同じような声でキョロン、ツィーと二声で鳴くのはマミジロです。繁殖期の高原で、そんな声を聞き比べてみるのも面白いですね。
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by coffeeto | 2014-03-12 06:00 | スズメ目

ウタツグミ@相模原

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私の通勤カバンの中には、毎日、熱々のコーヒーを入れたポットが入っています。ワンタッチで蓋が開くTHERMOS製で、そのまま飲めるのが気に入っています。保温性が高く、出勤する前に入れたコーヒーをチビチビ飲みながら、夕方までその香りが楽しめるので、ここ何年も愛用しています。もともとは、週末にフィールドへ出掛ける時、温かいコーヒーが飲みたくて購入したものですが、今では毎日持たない日がありません。
流石に、何回か落っことして、あちこちに凹みが出たり、パッキンが緩んできたのか、最近は少し漏れが気になるので、チャック付きのビニール袋に入れて携帯するようにしています。
先週の日曜日は雨模様でしたが、公園にウタツグミが出ているという情報を貰いましたから、真っしぐらに出掛けてきました。
鳥が出てくるまで、コーヒーをチビチビ舐めながら待つ積もりでいましたから、愛用のポットを、もちろん忘れずに持って行きました。でも、現地に到着すると、そんな心配もよそに、たくさんのギャラリーに囲まれて、1羽のウタツグミが望遠レンズの集中砲火を浴びていました。
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ウタツグミは、もちろん私にとって初見のライファーになりますが、変わった名前だからその由来が知りたいと思います。さえずりの声が美しいので、歌の名手としてこの名前が付いたのでしょうか?私の持っている図鑑には、解説がありません。
さて、当のウタツグミですが、芽生え始めたスイセンの前で、さぁ早く撮って頂戴とばかり、胸を張ってポーズをとってくれました。胸から脇腹にかけて、逆ハート形の黒褐色の斑がたくさん並んでいるのが目立ちます。
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現地に到着するまで、結構強い雨がフロントガラスに打ち付けていました。でも、着いて暫くすると、どんよりした空模様でしたが、有難いことに止んでくれたのです。助かりました。早速、撮影を開始しましたが、またいつ降り出すか分かりません。薄暗い光線状態でピントが合いにくい状況でしたから、とにかく枚数を多く撮ることにしました。下手な鉄砲も何とやらです....。案の定、小1時間ほどしたら又雨が降り出してきたので、撤退を余儀なくされました。
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ウタツグミは名前の通りツグミの仲間になりますが、移動するときはこの写真のように、少し頭を低くして、ツツツツ〜ッと前進する、同じ仲間のトラツグミに大変よく似ている行動パターンであると思いました。
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後方からの姿も撮影することができました。尾羽を下げて、やや広げてくれていますから、その模様がよく見えます。特に特徴のない、一様な褐色の羽ですが、羽軸が白く通っているのが分かります。
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ウタツグミはヨーロッパを生息域とする野鳥ですから、とても珍しい迷鳥として、日本ではほとんど観察例がないようです。したがって、どんな生活をしているのかよく知られていないようですが、この写真をよく見ると、くちばしに木の実か植物の種子のようなものを咥えています。本来は動物食の食性であるようですが、このように植物質も食料源としているようです。
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背面から撮影した写真をよく見ると、大雨覆と中雨覆の先端に淡色の翼帯が出ています。初めて観察する鳥ですから、当初はこれがあるから若鳥なのかと思いましたが、図鑑を確認すると成鳥でも翼帯として出ていることが分かりました。
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by coffeeto | 2014-03-10 06:00 | スズメ目