カテゴリ:野鳥( 11 )

公園の野鳥@前橋

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私が野鳥写真を撮影する時の機材は、オリンパスのフォーサーズ機であるE5+300mmf2.8+EC14の組み合わせを常用しています。フォーサーズは、35mm判の機種に比べると軽量なのが売りですが、三脚に載せたまま担いで一日中歩き回っていると、さすがに身体に堪えます。そこで、更に軽量化したシステムとして、マイクロフォーサーズに移行したいと思っています。でも、今使っているサンニッパに匹敵するような、望遠レンズが無いのが玉に瑕でした。
しかし、先日「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4 PRO」が発表されました。発売予定は来年ですが、これは朗報です。35mm判に換算すると 600mmF4相当の超望遠レンズになりますが、マイクロフォーサーズですからかなり軽くなるでしょう。おまけにオリンパスのPROシリーズの描写性能はとても高く評価されているうえ、防塵防滴の仕様ですから、野鳥写真には打ってつけのレンズになると思います。
手持ちのマイクロフォーサーズ機のE-M5と組み合わせれば、行動範囲が更に広がってくれるものと期待が広がり、来年の発売が待ち遠しい、とても嬉しいニュースでした。
ところで、先日、赤城山へ遊びに行って、午後から麓の公園を回ってきましたので、そこで撮影した野鳥を紹介します。まず最初は、彩りも綺麗であったシメです。日当たりの良い、谷地の林で撮影しました。この個体は、目先が黒く、頭部の茶色が色濃く見えますから、♂の個体であることが分かります。
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この日(2月11日の建国記念日)は、朝から赤城山の覚満淵でスノーシューハイクを楽しみ、その後、日帰りですが何ヶ所か回って、野鳥観察まで楽しんでこようという強行スケジュールでした。時間的に余裕がなく、午後に足を運んだ公園では、駆け足で回ることになってしまいました。そのため、落ち着いて撮影できたわけではありませんが、車を停めた駐車場のすぐ脇で、モズを撮影することができました。
この個体は、過眼線が黒くなくて、胸から腹にかけて網目模様があることから、♀の個体であることが分かります。
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公園内の谷筋に面する斜面林には、積雪がまだ10cm以上残っています。シジュウカラの群れが飛び交っていました。積雪のため、地面で餌取りができませんから、樹上を元気に飛び回っています。
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日当たりが良い場所ですから、この斜面では雪が溶け去っていました。降り積もった枯葉の上を、1羽のビンズイが歩き回っていました。背面はオリーブ褐色で、胸から腹にかけて黒褐色の太い縦斑が目立ちます。耳羽の部分にある小白斑が、ビンズイを識別するポイントですね。
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ジュリリ、ジュリ、ジュリと鳴き交わしながら、エナガの群れがやって来ました。今まで静かだった公園が、急に賑やかになってきました。白と黒の配色の中に、ピンク色の羽が混じった可愛い姿が、枝先で踊っているようで、見ていても楽しくなってきます。
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完全に逆光の状態でした。私がいる場所からは、シルエットの中に影絵のような鳥影しか見えません。少し大きめな鳥でしたが、種類は全く分かりません。露出補正を思いっきりプラス側に回し、4コマほど撮影したところで飛ばれてしまいましたが、何とかアカハラと分かる状態で写っていました。撮影後にまた補正してみましたが、これが精一杯でした。
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アカハラがいたらシロハラにも出てもらいたくなります。谷筋の向こう側の雪が残った斜面で、隠れるように様子を伺っていました。ちょっと距離がありましたから、あまり大きく撮影できません。少し近づこうと思ったところで飛ばれてしまいました。
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雪の中に頭を出している切り株の上に、アオジが乗っていました。頭部が暗緑褐色で、目先が黒いですから、これは♂の個体になります。手前に被ってしまった枝が邪魔ですが、すぐに飛ばれてしまいました。
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最後は、氷の上に並んでいたカルガモのペアです。ここまで紹介した写真を撮影した公園とは別の公園です。....産地偽装があるといけませんから念のため....この写真は、オリンパスのマイクロフォーサーズ機であるE-M5+ED 75-300mm F4.8-6.7を使って、手持ち撮影したものです。E-M5は5段階分のボディー内手振れ補正が付いているということですが、手持ち撮影では歩留まりが悪いですね。
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by coffeeto | 2014-02-24 06:00 | 野鳥

郊外の公園にて@柏

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平成26年の正月は、早くも松が明け中旬になろうとしていますが、昨年末に撮影した写真の紹介が滞っています。年が改まってから既に2回も自然観察に出掛けていますから、ボヤボヤしていると、撮り溜めた写真を紹介する前に春になってしまいそうです。(^_-) ちょっと焦りを感じながら、今回は年末最後に訪れた公園の野鳥写真を、まとめて紹介しておきたいと思います。
最初はトラツグミです。公園の丘に続く日の当たらない散策路は、霜が降りてうっすらと白くなっていました。霜柱を踏みながら登っていくと、少し先の地面から飛び上がった野鳥が、木の枝に留まってくれましたから、担いでいた三脚を構えて、慌てて撮影したのがこの写真です。ほんの数枚撮影したところで飛び去ってしまいました。
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公園の池には、うっすらと氷が張っていました。でも、このカワセミは寒さをものともせず、氷のない水面に何度か飛び込んで、上手に魚を獲っていました。
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ギーッと鳴く声が響くと、コゲラがいると分かります。このところコゲラの個体数が増えているようで、よく目立つと思いますが、皆様の周辺では如何でしょうか?
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群れで地面に降りていたのは、カワラヒワでした。木の実や種がたくさん落ちているようです。このカワラヒワは、三列風切の白色部分が多く、頭部が灰色味のある暗緑色ですから、亜種オオカワラヒワになると思います。
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茂みの中を飛び回っている鳥がいました。姿がチラチラ見えるだけで、何だろうととても気になってしまいます。駄目元で何回かシャッターを切ってみたところ、写っていたのはこのウグイスでした。
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メジロも群れで、たくさん姿を見せてくれました。こちらは、チュルチュルと賑やかに鳴き交わしながら、飛来してくれますから、とても撮影しやすい対象です。背面は黄緑色で、まさに和菓子のウグイス餅そのままの色合いです。昔の人が、ウグイスとメジロを取り違えてしまったのでしょうか?
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鳴き声で一番目立つ鳥といったら、このヒヨドリがその筆頭に上げられると思います。スズメよりずっと大きい体形で、ピーヨ、ピーヨと大きな声で鳴きながら飛翔しますから、誰が見てもヒヨドリだと分かります。この公園でも、その存在感を遺憾なく発揮していました。
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薄暗い散策路に降りていたのは、このアオジでした。今までなら、なんだアオジかで見過ごしてしまうところですが、何故か今シーズンは見る機会が少なくて、不思議に思っていました。いつも冬の時期にたくさん観察できる鳥ですから、余計にそう思いながらシャッターを押しました。
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池の氷の上を歩いているキセキレイを見つけました。面白いシーンですから撮影したかったのですが、動きが早くファインダーに入れる前に岸辺に辿り着いてしまいました。そのキセキレイが、ここで何か餌となるものを見つけたようです。
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数話の群れでやって来たシジュウカラが、木の枝や幹に留まって餌探しをしをしていました。見ているうちに、地面に降りた個体がいましたが、何か餌となるものを見つけたのでしょうか? 撮影してみたところ、くちばしに木の実のようなものを咥えていました。
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野鳥の出現を待っていたら、地元のカメラマンから公園の外周の木に、タカが留まっていると教えていただきました。カメラを担いで移動したところ、木の頂きに留まって、辺りを窺っているノスリがいました。お腹にある、茶褐色のベルトが識別のポイントです。
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モズです。この鳥は秋から冬になると、山から里へ降りて来る漂鳥ですから、今の時期はよく被写体になってくれます。この日は、先ほどカワセミが餌取りに使っていた止り木に、その姿を見せてくれました。過眼線が黒いですから、これは♂の個体になります。白い眉班の部分にアイリングが目立ちますから、可愛らしい顔立ちに見えますね。
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最後に紹介するのはツグミです。この鳥は大陸で繁殖して、越冬のために我が国へやって来る渡り鳥ですが、冬鳥としてはポピュラーな存在です。秋口の戦場ヶ原では、たくさんの群れで飛び回っていましたが、寒くなってきて餌が少なくなると、里へ降りてきます。基本的には動物食の鳥だと思いますが、冬の間は木の実も大事な食料源にしています。
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by coffeeto | 2014-01-10 06:00 | 野鳥

公園の野鳥達@さいたま

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10月に入り秋も深まってきましたが、渡り途中の夏鳥達を撮影したいと思い、近郊の秋ヶ瀬公園へ出掛けてきました。だいぶ涼しくなってきましたが、この日は朝から良いお天気で、少し歩くと汗ばんでくる陽気です。
そのうえ、ヤブ蚊がとてもたくさんいて、虫除けスプレーをたっぷり掛けても、あまり効果が認められないような状況です。できれば、蚊のいない環境で野鳥の出現を待ちたいと思うのですが、野鳥の飛来しそうな場所に限って、ヤブ蚊の天国になっていたようです。近くを散策する人は、蚊取り線香をぶら下げて歩いていましたが、頷ける対策です。
偶然ですが、カメラを担いで散策していたら、向こう側の道から草原を横切って、真っ直ぐこちらに向かって来る人がいました。誰だろう?.....数メートルの距離まで来て、初めてあしだち(足立・自然にふれあう会)会員のミルフィーユさんであることに気が付きました。あの距離から、よく私と分かったものです。近況連絡など、暫く話して別れましたが、間も無く、彼からキビタキが出ているようだとの連絡が来ました。これは、その場所で撮影したキビタキ♀です。
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連絡を貰った場所へ行って、暫く待っていたらキビタキ♀が飛来してくれました。でも、あちらこちらと飛び回って、どうも落ち着きがありません。
まだ葉が茂っているうえ、梢の見え難い場所に留まりますから、なかなか思うような写真が撮れませんでした。キビタキの♂も見られたようですが、残念ですがこの日はカメラに収めることができませんでした。
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少し見通しが効く場所で野鳥の飛来待っていたら、顔や首など露出しているところを何ヶ所もヤブ蚊に刺されてしまいました。多少の痒みは我慢しながら粘っていると、頭上を動き回る小鳥に気が付きました。慌てて振りかぶって撮影したのがこの写真です。体形から、ムシクイの仲間であろうと思われました。
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飛び回っているときに、木の葉の間にその姿がチラチラと見えるのですが、全身が見える場所に留まることがありません。やっとのことで撮影したのがこの写真ですが、これを見ながら識別してみると、白い眉斑が明瞭に確認できます。胸から腹にかけては、汚白色でこれといった特徴はありません。木の葉越しにチラチラ見えたところでは、オリーブ色味が感じられましたから、センダイムシクイではないかと思いますが、全く自信がありません。
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渡り途中の夏鳥を撮影しようという、所期の目的は完全に達成できたとは言い難い状況になってしまいました。でも、せっかく足を運んできた公園ですから、それ以外の野鳥でも少しは写真も撮っておかないと、このブログで紹介するネタ切れになってしまいます。.....というわけで、これはギィーッと鳴きながら飛来してくれたコゲラです。
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コゲラは、雌雄同色とされていますが、耳羽の部分に赤い羽が出ているのが♂で、無いのが♀です。赤い羽が見えれば♂といえますが、隠れて見えないこともあります。胸から腹部にかけて褐色の縦斑があります。日本のコゲラは9亜種が知られていますが、南の方へ行くほど、この縦斑が太くなる傾向があるようです。
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かなり薄暗い、うっそうとした雰囲気の森の中です。苔むした木の幹に飛来したシジュウカラが、枝に片脚をかけてポーズをとっています。
“僕が、この森一番のハンサムボーイ!!” そんな声が聞こえてきそうな写真になりました。
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おっとそのシジュウカラ君ですが、何か細長いものを咥えてきたようです。どうやら、キセル貝の仲間を餌として見つけたようです。陸上に生息する貝の仲間ですが、カタツムリなどと近い種類になるようです。
シジュウカラにとっては、良い獲物にありつけたというところですね。
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キーキーキー、チキ、チキ、チキ....と、どこからか高らかな鳴き声が響いてきました。この声は、言わずと知れたモズの高鳴きです。夏の最中には、全く聞こえなかった声ですが、秋風が吹き始めるとともに当たり前のように聞こえてきます。それも必ず木の天辺から.....見つけやすいですね。
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とても高い木の頂で高鳴きしていたモズですが、良く見ると過眼線は茶褐色をしています。♂の過眼線は黒色ですから、これは♀の個体であることがわかります。また、胸からお腹にかけて、網目模様が認められますが、これも♀を見分けるときのポイントになります。
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by coffeeto | 2013-10-29 06:00 | 野鳥

自然観察公園の野鳥達~その2@北本

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自然学習センターのすぐ前の植込みで観察したシロハラです。顔面は灰褐色ですから♂の特徴を示しています。頭部は褐色で、眼先の下と眉斑に当たる部分に僅かに白い羽が出ていますから、まだ若い個体であることが分かります。
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このシロハラを背面から撮影したものですが、褐色の背面の各羽にバフ色の羽縁が出てうろこ状に見えます。第1回冬羽になるものと思われます。
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ふれあい橋のすぐ脇のアシ原で観察したアカハラです。もう少し枚数を撮りたかったのですが、すぐに飛ばれてしまいました。この写真からは、頭部がかなり黒いことが分かります。おそらく亜種オオアカハラの♂の個体であると思います。
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こちらは、普通のアカハラですが、うっすらと眉斑があることが分かります。また、背面の各羽にバフ色の縁取りが認められることから♀の若鳥(第1回冬羽)であると思われます。
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ふれあい橋のすぐ脇で撮影したヒヨドリです。この写真は、トリミングをしていませんから、かなり近くから撮影したことが分かると思います。人に対する警戒心が薄い個体でした。
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同じヒヨドリの個体を背面から撮影することができました。ヒヨドリは♂も♀も同じ羽衣をしているうえに、成鳥も第1回冬羽もほとんど違いがありませんから、この個体がどのステージにいるものか識別のしようがありません。
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子供公園のすぐ近くにある木立に、たくさんの小鳥が群れていました。ほとんどがシジュウカラでしたが、その中にメジロも混じっていました。
視力検査のC環のように、眼先が切れた白いアイリングが名前の由来となっています。
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留鳥として1年を通して観察できるメジロは、昆虫のほか木の実などを餌としていますが、冬の間は顔面に黄色い花粉を付けながら、ツバキの花蜜を吸うこともよく知られています。
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子供公園の手前のアシ原には、シジュウカラとともにたくさんのカシラダカが群れていました。冠羽と頬の部分が褐色のこの個体は、カシラダカの♀です。♂の個体はこの部分が濃褐色ですから、識別しやすいと思います。
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こちらは、カシラダカの♂の個体です。頭部と頬の部分が黒褐色であるところでメスと容易に識別できます。また、肩羽や腰の部分の赤茶色の羽も♂にしか見られない特徴です。今はまだ冬羽ですからそんなに鮮やかではありませんが、春先の渡去直前にみられる夏羽に換羽した状態では、とても鮮やかな色合いになります。
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カシラダカの♂がちょっと振り返ってくれました。淡いクリーム色の眉斑と顎線が目立ちますが、よく見ると細くて白い頭央線もあることが分かります。
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アシ原の地面で餌を探しているカシラダカの♀です。成鳥か幼鳥かの識別は大変難しいところですが、この個体は背面の各羽にかなり濃い黒褐色の羽が出ていますから、おそらく成鳥の♀であると思われます。
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公園内の数か所で、モズを観察することができました。この個体は過眼線が茶褐色であるところから、モズの♀であることが分かります。
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こちらの写真は、前面の様子がよく分かりますが、胸からお腹にかけてうろこ状の羽が目立つことと、過眼線が褐色であるところから、モズ♀の特徴がよく出ていると思います。
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桜堤(城ヶ谷堤)の上から撮影することができたこの個体は、過眼線が黒いですからモズ♂の個体であることが分かります。
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枝被りのうるさい写真になってしまいましたが、日当たりの良い枝先に留まったモズ♂です。小さい猛禽という異名を持っている動物食の鳥ですが、丸い瞳がクリクリとしていて、とても可愛く見えます。初列風切の黒褐色の羽の中に、小さいながら白斑があることが分かりますね。
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最後はジュリジュリと鳴きながら群れで飛来したエナガです。たまたま羽を広げて羽ばたいているところが撮影できました。
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エナガは体の割には嘴がとても小さくて、丸っこい体形をしていますから、愛嬌のある姿に見えます。長い尾羽がエナガの名前の由来になっています。頭部から背面にかけての黒い羽と下面の白い羽のツートンカラーのように思えますが、よく見ると背面と脇腹に淡いピンク色の羽があることが分かります。
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by coffeeto | 2013-01-16 22:04 | 野鳥

自然観察公園の野鳥達~その1@北本

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この日足を運んだ北本自然観察公園では、とてもたくさんの野鳥達と出会うことができました。既に、ジョウビタキとシメは紹介してきましたが、それ以外に出会った鳥たちを出来るだけたくさん紹介したいと思います。
まず最初は、猛禽類のノスリです。この個体の虹彩に注目してください。成鳥であれば、虹彩が暗色ですが、この個体は淡褐色をしていますから、まだ若鳥であることが分かります。また、背面の羽の色合いが褐色です。♂の個体は背面がかなり黒っぽい色合いをしていますから、この個体は♀になるものと思われます。
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自然観察公園の入り口にあるふれあい橋からエドヒガンザクラのある方向へ向かい、さらにその先の小川で水浴びをしているウソのペアを見つけました。右側の頬が赤い個体が♂で、左側の後頸部が青灰色をしている個体が♀になります。
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自然学習センターの裏側の散策路を歩いていると、茂みの中からガサガサと何かがうごめく音が聞こえてきました。注意して観察していると、このコジュケイが小走りに走り出てきました。
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コジュケイは、あっという間に走り去っていきましたが、次から次へと4個体が同じ方向へ走り去っていきました。越冬中はこのように小群で生活しているようです。ここでは、チョットコイの鳴き声は聞こえませんでした。
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10番の標柱から11番の標柱の方向へ歩いていると、2~3人がカメラを構えていました。その方向を確認すると、梅林の奥でこのルリビタキを観察することができました。
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梅林の奥にいたルリビタキ成鳥♂の個体を背面から撮影したものです。半逆光の状態で、うまく撮影することはできませんでしたが、背面の青色を捉えることができました。
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側面から撮影することができました。頭部から背面にかけては青色で、胸からお腹にかけては白色ですが、脇腹にあるオレンジ色の羽がよく目立ちます。
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ギギーッと鳴く独特の声を響かせながら、コゲラが枝から枝へと飛び回っていました。ここでは身軽に反転して、木の枝に逆さにぶら下がる状態で餌を探していました。
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このコゲラは、耳羽の部分に赤色の羽が認められないことから、♀の個体であると思われます。
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自然観察公園の中では、キジバトもたくさん観察することができました。これは梢に留まっていた個体ですが、寒さのためか首をすくめるようにして丸まっていました。虹彩が紅いところが目立ちます。
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地面に降りて採餌しているところですが、側頸に黒色と青灰色の縞模様が出るところがキジバトの特徴の一つになると思います。背面の各羽は黒色で、褐色の羽縁が出ているところをキジになぞらえてキジバトの名前が付けれらたという話を聞いたことがあります。以前は山間部で繁殖していたことからヤマバトとも呼ばれていましたが、今は都内でも繁殖する姿が観察できる普通種になりました。
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by coffeeto | 2013-01-15 21:17 | 野鳥

秋の野鳥たち~その2@那須

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11月の3連休は、秋色が深まった那須高原一帯を歩き回って、じっくり自然と触れ合ってきました。そんな中で、撮影することができた野鳥の一つがこのエナガでした。
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ジュリ、ジュリ、ジュリと鳴き交わしながら、エナガの群れが飛来してきました。留鳥として1年を通じて観察できる鳥ですが、繁殖期以外は、群れを作って行動することが多いようです。
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エナガは全長14cmとされていますが、名前の由来の通り柄杓の柄のような尾羽が長いですから、丸っこい体だけを見ると、そんなに大きくはありません。
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枝に留まったところを下から撮影したものですが、エナガのお腹がプックリと膨らんでいて、お餅のように真ん丸です。
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下ばかり見て野鳥観察をしていましたが、ふと上空を仰ぐと、ノスリが滑翔していました。気持ち良さそうに見えますが、これも高い空の上から獲物を探すための、生きるために欠かすことのできない行動です。
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さて、林の中ではとても小さい小鳥が元気よくツピ、ツピ鳴きながら飛び交っていました。ヒガラが群れで行動しているようです。
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ヒガラは、山間部の林でよく観察できるシジュウカラ科の小鳥です。群れで行動することが多いですが、エナガやコガラ、シジュウカラなどと混群を作ることもあるようです。
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ヒガラの全長は11cmとされていますから、わが国で観察できる小鳥類の中では、最も小さい部類になります。
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木の枝の割合高いところを群れを作って移動していきます。頭と喉の部分は黒いですが、頬と、この写真では分かりませんが後頭部が白色です。
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ヒガラは枝先で昆虫類やクモ類を採食していますが、植物の種子などを採餌することもあるようです。
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松の木の幹に逆さに留まったのはゴジュウカラでした。動きが早くてじっくりピントを合わせて撮影することができませんでしたが、那須野が原における存在証明の1枚です。
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カシラダカは、群れを作って地面に降りて採餌することが多いのですが、何かに驚いて飛び上がると、高い枝先に留まりました。
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カシラダカの特徴は、冠羽が立っていることと、胸によだれ掛けのような逆三角形の褐色の縦斑があるところです。
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by coffeeto | 2012-11-29 22:20 | 野鳥

調節池周辺の野鳥達@見沼

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11月11日(日)に、芝川第一調節池で開催された、あしだち(足立・自然にふれあう会)の探鳥会に参加してきました。どんよりした天候の一日でしたが、顔なじみのみなさんばかりでしたから、和気あいあいの雰囲気の中、楽しく一日を過ごすことができました。
広大な調節池の外周を回る散策路を一周し、アシ原に舞うチュウヒを始め、たくさんの野鳥を観察することができましたが、この枝には、ジョウビタキ♀とシジュウカラが集まってくれましたから、参加者の注目を集めていました。
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探鳥会スタートとともに、芝川沿いを歩きましたが、渡ってきて間がないカモ類が何羽か姿を見せてくれました。これは、ヒドリガモの♀になります。ここでは♂の姿を確認することができませんでしたが、この周辺で越冬してくれるのでしょうか。
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こちらは、コガモです。川岸のアシの根元に身を寄せる様に、何羽かその姿を確認することができました。中央にいるのが♀で、画面左側にいる個体が♂です。この♂は、綺麗な冬羽になっていませんから、エクリプスからの換羽途中であろうと思います。
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あちらこちらから、モズの高鳴きの声が響いてきました。どこにいるのかなと目を凝らすと、大概木の天辺に留まって鳴いていますから、割合容易に見つけることができます。過眼線が茶褐色で、胸から脇腹にかけて網目模様が認められますから、♀の個体であると思われます。
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広大なアシ原に生えている木は、ちょっと距離がありましたが、ここにもモズが留まっていました。紅葉というより、枯葉に近い状況ですが、秋本番の雰囲気は出ているのかなと自画自賛.....(^^;;
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本当にのんびりした探鳥会でした。樹の枝に留まっていたキジバトも、大きく口を開けて欠伸をしています。
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さて、こちらは今シーズン初めて撮影した冬の使者ツグミです。この鳥を見ると、いよいよ冬の到来だと実感させてくれる、私にはとても懐かしい姿です。
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「あっ、ウソだ!」探鳥会の集団の中を歩いていると、前の方から嬉しい声が飛んできました。急いで足を向けると、藪から飛び出して、近くの電線に留まる鳥が見えました。
距離があったし、慌ててカメラを向けましたから、上手く撮れませんでしたが、何とかウソの♂の個体であることが分かる写真が撮れました。
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この日は、ジョウビタキもたくさん観察することができました。でも、♂の個体を見たのは1回きりで、たくさん出てきた個体は全て♀ばかりでした。ヒタキの仲間は、眼がクリッとしていて可愛いですね。風切羽に小さな白斑が認められ、腰がオレンジ色をしていることが分かります。
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こちらの個体は、木の枝に留まってヒッヒッヒッヒッ、カッカッカッと鳴いています。レンズを向けたところ、大きく口を開けて鳴いているところが撮影できました。
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割合近くのアシの茎の先に留まってくれたこの個体は、白いアイリングがあるように見えますね。胸から腹にかけて、黒褐色の羽が混じっているところから、今年生まれのまだ若い個体であると思われます。
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調節池の堰堤からはるかに覗く池の杭に、カワウが羽を休めていました。距離は100mくらいは離れていたと思います。右側の腹部に白い羽が見える個体は若鳥です。左側の個体は成鳥です。
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遠くの池の中には、アオサギも来ていました。遠くから見ていると、僕も撮ってよと自己主張しているようでしたから、今日の記録に加えておきます。
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by coffeeto | 2012-11-23 10:16 | 野鳥

八丈島のアマツバメ

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7月21日から22日にかけて八丈島航路の野鳥を観察してきたのですが、2日目にホタル水路で早朝探鳥をしている時に、上空を飛翔するたくさんのアマツバメを観察することが出来ました。
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とても速く飛翔しますから、撮影するのが難しい対象でした。この時期にアマツバメのたくさんの個体が観察できるということは、ここ八丈島で繁殖しているものだと思われます。
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この写真で体形は太いように見えますが、ハリオアマツバメよりほっそりしています。ハリオアマツバメは下尾筒が白いですが、アマツバメは腰が白いところが特徴になると思います。
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体長は20cmですが、翼開長は43cmということで、鎌のような翼が特徴的です。尾羽は燕尾であることが分かります。
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by coffeeto | 2012-08-09 22:20 | 野鳥

秋色の野鳥達

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11月も末となり晩秋から初冬の様相へと変化してきましたが、深まった秋色の中で鳥たちは様々な姿を見せてくれました。シジュウカラが、色づいた茂みの中からツピ、ツピ、ツピの澄んだ声を聞かせてくれました。
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ここではツグミもたくさんの個体が観察できました。秋の深まりとともにたくさんの個体が渡ってきたものと思います。橙色に色づいた葉陰で羽を休みたところです。
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落ち葉が散り敷く地面で、キジバトが餌を探しながら歩き回っていました。このような状況では、キジバトがのんびり歩きまわることがとても似合っています。
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モズもチキチキと高鳴きを聞かせてくれていました。過眼線がくっきりとした黒色ですから、♂の個体であることがわかります。山で繁殖したモズは、冬の間は里に下りて越冬しますが、♂も♀も縄張り宣言のために高鳴きをするのがこの時期の特徴です。
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クズの葉が黄色く色づく草原では、ホオジロが何羽も観察することができました。この2個体はいづれも♀であると思われますが、草原にチチッと鳴くホオジロの地鳴きの声が響き渡ると、冬が来たなと実感できる状況となります。
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by coffeeto | 2011-11-27 21:20 | 野鳥

八丈島の野鳥

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10月の連休を利用して、八丈島へ遊びに行ってきました。
本当は、9月中に出掛ける予定を立てていましたが、台風12号の影響で延期したところ、次は台風15号と16号の影響で再延期を余儀なくされ、今回の訪問となりました。航路で観察した鳥は、また改めて紹介することとして、今回は島で観察した鳥を紹介します。最初はコジュケイです。
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島で1泊した翌朝の早朝探鳥で、ホタル水路の近くの農道まで足を運んだところ、運よく道端にコジュケイが現れてくれました。あまり期待していたわけではありませんから、嬉しい出会いとなりました。
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これは、同じ日に早朝探鳥を追えて、宿に帰りかけたとき、川沿いのアシ原で観察したウグイスになります。八丈島で観察しましたから、ハシナガウグイスではないかと期待したのですが、ハシナガは小笠原の固有種ということですから、残念ながら普通種になりそうです。
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ヒヨドリもたくさん観察することができました。本土で観察するものよりも、体色が黒っぽいという印象があります。
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最後はやはり個体数の多かったキジバトです。今回の目的は、アカコッコやオーストンヤマガラなどの固有種を観察することでしたが、残念ながら姿は見られたものの撮影することはできませんでした。また近々足を運んで、リベンジしたいと思っています。
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by coffeeto | 2011-10-19 22:56 | 野鳥