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♂♀の区別がつかないチュウシャクシギ

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海辺のお立ち台にチュウシャクシギがその姿を見せてくれました。
チュウシャクシギはくちばしが下側に湾曲しているシャクシギの仲間です。
シャクシギで一番大きいダイシャクシギはくちばしの長さが頭の3倍くらいで、チュウシャクシギは2倍くらいです。コシャクシギはくちばしと頭がほぼ同じ長さであるところが識別ポイントになります。
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海岸の干潟では、カニ類を中心に捕食しています。
♂♀の羽衣は同じで識別はできませんが、ホイピピピと鳴く声は遠くからでもすぐ分かります。
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この日の干潟では、10羽を越える群が観察することができました。
全長は42㎝とされています。この写真の真ん中で、くちばしを羽の中に入れて休んでいるのはオオソリハシシギですが、大きさはほぼ同じです。
羽の模様は、オオソリハシシギは羽軸と羽縁がはっきりしているのに比べ、チュウシャクシギは羽縁の模様がややボンヤリしているところが異なります。
by coffeeto | 2007-05-07 19:30 | チドリ目
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