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谷中湖のタヒバリ

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タヒバリです。全長16㎝のセキレイの仲間です。
その体型や、尾を良く振る姿でセキレイの仲間であることが分かりますが、♂♀は同色ですから識別することはできません。
今日は、渡良瀬遊水池の谷中湖のコンクリート護岸の上で、その姿を間近に見せてくれました。
夕方、周辺のあし原にチィーと鳴いて飛び込んでねぐらにする小鳥がこのタヒバリなのです。
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この個体は、正面から観察すると胸からお腹にかけてうっすらと赤茶色になっているのが分かります。だとすれば、ムネアカタヒバリかと思うのですが違います。
タヒバリも、夏羽になるとこのように胸が赤茶色に変わってきます。
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ムネアカタヒバリとの最大の識別ポイントはこの背中にあります。
タヒバリであればこの写真のように、茶褐色の一様の背面に黒褐色の縦斑が見られますが、ムネアカタヒバリでは薄いクリーム色のハッキリした縦斑が出ますから、識別は容易にできると思います。
by coffeeto | 2007-01-28 21:13 | スズメ目
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