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ダイサギ2態

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くちばしに黄色味が残るダイサギが田んぼの畦で羽を休めていました。
これは、冬羽(非繁殖羽)から夏羽(繁殖羽)へ移行する状態なのでしょうね。
それにしても、あんなに長い首をZ型に折り曲げてむち打ち症になったり、筋を違えたりしないのでしょうか。
ジッと見ていると、自分の首が痛くなりそうです。
太股の部分が白っぽく見えますが、これがいわゆるオオダイサギの特徴で、昔はモモジロと呼ばれていたこともあるようです。
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近くの田んぼにいたこちらの個体は、くちばしが完全に黒く変身しています。
ほとんど夏羽(繁殖羽)になっていて、目先の黄色い部分がエメラルドグリーンに変わろうとしているのが見えます。
口角線が眼の後まで延びているのが、ダイサギの識別ポイントです。
この個体は、腿の部分が白くはない(光線の加減で白っぽく見えているが)上に、くちばしも短めです。いわゆるチュウダイサギと呼ばれていた仲間に属するものだと思います。
by coffeeto | 2006-06-01 21:55 | コウノトリ目
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