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間近に観察したジョウビタキ♀@さいたま

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この4月から第二の職場でお世話になりますが、それまでの間は、自宅待機が続いています。この機会に、毎日のように自然観察に出掛けてみたいところです。できれば遠出をして、今まで見られなかった野鳥観察をしてみたいと思うのですが、送別会や挨拶回りなどかあって、意外に自由な時間が取れません。仕方がありませんから、細切れに空いた一日を利用して、事前にピンポイントの情報を頂いていたトラフズクを、近郊の公園へ見に行って来ました。お陰で、すぐに撮影出来ましたから、前回紹介させていただきました。
さて、次のお目当てを探そうと移動したところ、そのすぐ近くでこのジョウビタキ♀を、間近に観察することができました。
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この個体は、頭部から背面にかけて一様に褐色で、次列風切の基部に白斑が有りますから、ジョウビタキ♀の個体であることが分かります。腰から上尾筒にかけて、オレンジ色であるところが唯一目立つポイントでしょうか?
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枝に留まったところを、前から撮影することもできました。胸からお腹にかけては淡褐色で、特にこれといった特徴はありませんが、横を向いてくれましたから、クリクリした眼がよく目立ちます。
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ジョウビタキは冬鳥として渡って来ますが、♂も♀もそれぞれナワバリを作って越冬します。そのお陰で、一度見つけて邪魔しないように撮影していると、一定範囲を飛び回ってあまり遠くへ行くことがありませんから、割合近くから撮影することが出来ます。
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若葉の新芽が芽生え始めたばかりのヤナギの木に留まってくれました。今まで冬枯れの寂しい環境でしたが、緑の芽生えは新鮮味がありますから、ジョウビタキも何だかイキイキとしているように見えますね。
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姿勢を低くして、ちょっと上を伺うような仕草を見せてくれました。ムシクイの仲間は、良くこのようなポーズを取りますが、ヒタキの仲間が留まるときは、体を立てますから、このような姿勢をとることは、あまり見ることがありません。
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越冬中のジョウビタキは、街中から山の中まで、とても広い環境で見ることが出来ます。もともとは動物食の鳥ですが、冬の間は木の実を食べるところを観察することもあります。
by coffeeto | 2014-03-28 06:00 | スズメ目
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