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港内のクロガモ@銚子

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先日、私の退職を前に職場のメンバーが、銀座のホテルで送別会を開いてくれました。仕事を共にしてきた面々ですから、思い出深いひと時を過ごすことが出来たのですが、その時、参加した皆様から退職記念のプレゼントを頂きました。自宅に帰ってから、その小さい箱を開けてみると、中に入っていたのはペリカン製の万年筆でした。黒い軸で、おまけにインクはカートリッジ式ではなく、昔懐かしい吸入式のものでした。....今までは、30年勤続の記念に頂いた、青い軸の万年筆を使っていましたが、これにはブルーブラックのカートリッジインクを入れて愛用しています。....今回は黒い軸ですから、早速、黒インクの小瓶を買って、書き味を試してみました。....スラスラと気持ちよく書けます....前のものよりも書き味がよくて、大変気に入りました。これから出す退職の挨拶状には、これで一言ずつお礼の言葉を書き添えたいと思います。
黒いインクの書き味にご満悦のコーヒー党ですが、先日足を運んだ漁港では、クロガモが間近にその姿を見せてくれました。
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クロガモの♂は、見てのとおり全身真っ黒な海ガモです。羽衣にはこれといった特徴を見出すことはできませんが、くちばしの付け根部分に黄色いコブ状のふくらみがあるのが、唯一の目立つポイントになります。
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クロガモは、冬鳥として沿岸付近で群れになって越冬する姿をよく見ますが、今回は漁港の中でたった1羽だけで浮かんでいました。....どこか傷めているようには見えないのですが....仲間からはぐれてしまったのでしょうか?
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冬の間、海岸線などから沖合に浮かぶ海ガモ達の群れを観察していると、十数羽の海ガモが一列になって、海面上を低く飛翔していく姿を見ることがあります。同じ海ガモの仲間のビロードキンクロは次列風切が白いですが、クロガモは全身が黒いですから、そこが確認できれば飛翔時でも識別が可能ですね。
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以前、九十九里浜で観察した逆光のクロガモを紹介したことがあります。その時は♂も♀も観察できたのですが、少し沖合で距離が遠く、おまけに逆光でしたから、綺麗に見える写真が撮れませんでした。でも、今回は漁港の中で割合近くから撮影できましたから、鮮明な写真が撮れました。
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今回漁港の中で見られたのは、クロガモの♂だけでしたが、♀は姿がまるで異なります。♀だけを見ると、ミコアイサの♀と同じような羽衣をしていますから、ウッカリできませんね...(^_^;;;
by coffeeto | 2014-03-18 06:00 | カモ目
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