ツグミとウタツグミの争い@相模原

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ヨーロッパの大西洋沿岸からバイカル湖付近にかけて繁殖する、ツグミの仲間のウタツグミですが、わが国では極めて稀な珍鳥として、今まで数例の観察記録があるだけのようです。英名では Song Thrush とされていて、歌の名手と思われますが、ここでそのさえずりを聞けないのが残念です。繁殖地の付近で、近くにいたツグミの群れを仲間と間違えて、一緒に渡来したのでしょうか....?どんな理由があって、迷い込んで来てしまったのか分かりませんが、ここではたくさんのバーダーに囲まれて、望遠レンズの集中砲火を浴びていました。でも、この場所が気に入ったようで、長逗留に適した場所と決めてくれたものと思います。雨模様で長時間の観察はできませんでしたが、見ている間中、出ずっぱりの旺盛なサービス精神を発揮してくれました。
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そのウタツグミの逗留地に、冬鳥のツグミが接近してきました。そうと知らずに進入してきたツグミに対して、ここに縄張りを張っているウタツグミは、体を低く構えて、既に戦闘態勢を取っているようです。
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その一瞬、閃光が放たれたように、両者のバトルが始まりました。
ツグミもウタツグミも、お互いに両脚で相手に強烈な打撃を与えようと、渾身の力を込めてキックを放ち合いました。
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一瞬早く飛び立ったツグミが、やや優勢であったようです。ウタツグミの上に舞い上がって、上空から次の攻撃を仕掛けようとしています。下で翼を広げているウタツグミの下雨覆は、淡いオレンジ色であることが見て取れます。
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ツグミの次の攻撃をかわしたウタツグミが、次の攻撃に移ろうと体勢を立て直しているところです。ここから、ウタツグミの二の矢、三の矢が放たれるのでしょうか....?
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縄張りに侵入してきたツグミを、何とか追い払うことができたようです。
当のウタツグミは何事もなかったように、また平然としてこの逗留場所と決めたテリトリーの中で、餌探しを始めていました。
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by coffeeto | 2014-03-13 06:00 | スズメ目
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