ウタツグミ@相模原

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私の通勤カバンの中には、毎日、熱々のコーヒーを入れたポットが入っています。ワンタッチで蓋が開くTHERMOS製で、そのまま飲めるのが気に入っています。保温性が高く、出勤する前に入れたコーヒーをチビチビ飲みながら、夕方までその香りが楽しめるので、ここ何年も愛用しています。もともとは、週末にフィールドへ出掛ける時、温かいコーヒーが飲みたくて購入したものですが、今では毎日持たない日がありません。
流石に、何回か落っことして、あちこちに凹みが出たり、パッキンが緩んできたのか、最近は少し漏れが気になるので、チャック付きのビニール袋に入れて携帯するようにしています。
先週の日曜日は雨模様でしたが、公園にウタツグミが出ているという情報を貰いましたから、真っしぐらに出掛けてきました。
鳥が出てくるまで、コーヒーをチビチビ舐めながら待つ積もりでいましたから、愛用のポットを、もちろん忘れずに持って行きました。でも、現地に到着すると、そんな心配もよそに、たくさんのギャラリーに囲まれて、1羽のウタツグミが望遠レンズの集中砲火を浴びていました。
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ウタツグミは、もちろん私にとって初見のライファーになりますが、変わった名前だからその由来が知りたいと思います。さえずりの声が美しいので、歌の名手としてこの名前が付いたのでしょうか?私の持っている図鑑には、解説がありません。
さて、当のウタツグミですが、芽生え始めたスイセンの前で、さぁ早く撮って頂戴とばかり、胸を張ってポーズをとってくれました。胸から脇腹にかけて、逆ハート形の黒褐色の斑がたくさん並んでいるのが目立ちます。
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現地に到着するまで、結構強い雨がフロントガラスに打ち付けていました。でも、着いて暫くすると、どんよりした空模様でしたが、有難いことに止んでくれたのです。助かりました。早速、撮影を開始しましたが、またいつ降り出すか分かりません。薄暗い光線状態でピントが合いにくい状況でしたから、とにかく枚数を多く撮ることにしました。下手な鉄砲も何とやらです....。案の定、小1時間ほどしたら又雨が降り出してきたので、撤退を余儀なくされました。
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ウタツグミは名前の通りツグミの仲間になりますが、移動するときはこの写真のように、少し頭を低くして、ツツツツ〜ッと前進する、同じ仲間のトラツグミに大変よく似ている行動パターンであると思いました。
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後方からの姿も撮影することができました。尾羽を下げて、やや広げてくれていますから、その模様がよく見えます。特に特徴のない、一様な褐色の羽ですが、羽軸が白く通っているのが分かります。
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ウタツグミはヨーロッパを生息域とする野鳥ですから、とても珍しい迷鳥として、日本ではほとんど観察例がないようです。したがって、どんな生活をしているのかよく知られていないようですが、この写真をよく見ると、くちばしに木の実か植物の種子のようなものを咥えています。本来は動物食の食性であるようですが、このように植物質も食料源としているようです。
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背面から撮影した写真をよく見ると、大雨覆と中雨覆の先端に淡色の翼帯が出ています。初めて観察する鳥ですから、当初はこれがあるから若鳥なのかと思いましたが、図鑑を確認すると成鳥でも翼帯として出ていることが分かりました。
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by coffeeto | 2014-03-10 06:00 | スズメ目
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