冬も元気なキバシリ@奥日光

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この日は、野鳥観察を兼ねてスノーシューハイクを楽しんでこようと思い、奥日光の戦場ヶ原を歩き回ってきました。野鳥撮影用の望遠レンズ(オリンパスE-5+300mmF2.8+EC14)を担いでいたので、今回はストックなしのトレッキングになりましたが、雪は思ったほど深くなく、スノーシューも脚になじんで快適なスノーハイクができました。
オリンパスの一眼レフは、フォーサーズ規格を採用していて、35mm判一眼レフに比べると、受光素子の面積が約半分の大きさですが、撮影時の焦点距離は35mm判換算で概ね2倍になり、システム全体を小型軽量化できるところが大きな利点となります。
このため、私のシステムでは600mmF2.8相当の望遠レンズを使っていることになり、これにEC14(テレコンバーター)を組み合わせて撮影すると、実質焦点距離は840mmF4.0ということになります。35mm判でこのシステムを組むと、全体の重量は今よりずっと重くなってしまうと思いますが、軽量化できているとはいえ、この望遠レンズを担いで一日中歩き回っていると、ジワリジワリと負担に感じるようになってしまいます。
三脚を担いで雪原を抜け、青木橋から泉門池へ向かう途中で、2羽のキバシリが交互に樹間を飛び回っているところに出くわしました。
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今回、撮影していて感じたのは、雪原で三脚を構えて撮影することの難しさでした。雪の中に脚が潜ってしまって、撮影しようと思っても、カメラが安定しません。これで、何回シャッターチャンスを逃してしまったことでしょうか....続けざまにチャンスを逃してつくづく思ったのは、三脚の脚の先にもストックの先端につけるような、スノーバスケットが必要であるということでした。手持ちで撮影できればそんなに問題ないのでしょうが、サンニッパの撮影に三脚は欠かせません。
これは、キバシリが樹肌に取り付いたところを撮影したものですが、三脚が上手く立ってくれなくて、この時は三脚ごと手持ち撮影しているような状況でシャッターを押していました。
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キバシリはかなり忙しく動き回りますから、三脚が安定していなければ、その動きを追い続けることが難しいですね。三脚がいったん自立してくれたと思っても、しかし、そこからまた深く潜ってしまいますから、始末の悪いことこといったらありません。でも、キバシリはそんなことにはお構いなく、元気に走り回ってくれました。
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ここでは、たまたま2個体のキバシリが連れ添うように行動を共にしていました。お陰で、カメラで追いかけていた個体が幹の裏側に隠れてしまっても、別の個体を追うことができましたから、撮影条件には恵まれていたと思います。....撮影結果は別ですが....(≧∇≦)
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すっかり雪に覆われた冬の奥日光は、餌が取れなくなった鳥たちの多くは、既に里へ下ってしまったように思います。全体的に鳥影が薄いという印象でした。でも、このキバシリは樹皮の裏側などに潜んでいる、昆虫類の卵や蛹などを餌として獲っていますから、冬も元気に飛び回っていました。
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キバシリは全長14cmと体が小さい上、背面は保護色となって樹肌と同じような色合いをしています。したがって、樹肌に張り付いたようにジッとしていると、そこにいてもなかなか気が付きませんが、側面から見ると、胸からお腹にかけて白色ですから、このような姿を容易に見つけることができます。くちばしは細くて下に湾曲していますが、この形状のおかげで、樹皮の下にいる昆虫などを捕まえやすくなっています。
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by coffeeto | 2014-02-14 06:00 | スズメ目
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