朝日の中のルリビタキ@日立

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このところ野鳥観察に出掛ける時は、時間と効率を考えて車中泊することが多くなりました。私の車(エクストレイル)は、後部座席を畳めば、セミダブルベッド程度のフルフラットなスペースができますから、一人で寝るには十分な空間になります。サブバッテリーから100Vの電源を取り、冷蔵庫代わりのクーラーボックス(これが優れものですから、後日詳細をレポートします。)を積めば、2〜3泊の行程でも苦になりません。そうすれば、日帰りでは厳しい場所でもゆとりを持って出掛けられるし、観察する時間も長く取れます。しかし、目的地に近い場所で車中泊できれば良いのですが、トイレのある場所に縛られてしまいます。理想を言えば、温泉付きの道の駅が最高です。5〜700円で入浴できますから、とても嬉しい場所なのですが、思い通りのスケジュールで動けないこともあります。この公園は、近くに道の駅がありません。でも、入口の駐車場にはトイレもありますから、ここで車中泊することにしました。
夜明けとともに湯を沸かし、コーヒーを淹れて朝食です。買い置きのサラダとサンドイッチにバナナ1本とヨーグルトというのが、私の車中泊する時の定番の朝食メニューですが、自宅にいるときとほぼ同じ内容です。
朝食を済ましたら、さあ野鳥観察に出発です。この日は、朝日の中に踊るルリビタキを観察することができました。
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“おはようございますッ!”と、朝日の中で踊るルリビタキから、声を掛けて貰えたような気がしています。気持ちの良い爽やかな出会いでした。
この公園は、イスカが見られるという情報で足を運びましたが、出が悪いようです。初めて訪れた公園ですから、園内を探索しながら野鳥を探し求めてみることにしました。....私はこの前日、イスカの群と遭遇もしていましたから....
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園内を周回する散策路から、北側の展望台に向けて登る山道があります。その取っ付きのところに、向こう側が見通せるような疎らな茂みがありました。新鮮な空気を吸いながら、足取りも軽く登っていくと、そんな茂みに動く鳥影を見つけました。朝一番のルリビタキとの出会いでした。
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このルリビタキにとっても、朝の今の時間が朝食の大事な時間なのでしょうか?とても活発に動き回って、餌探しをしているようでした。朝日を浴びて、元気ハツラツとしたルリビタキが輝いているように見えます。
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ルリビタキ♂の成鳥冬羽です。頭部から背面にかけては綺麗な青色で、胸からお腹にかけては白色です。また、脇羽に覗く、綺麗なオレンジ色の羽が綺麗ですね。この個体には、白い眉斑がはっきり出ていますが、中には眉斑の出ない個体もいるようです。
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メーテルリンクの童話に、チルチルとミチルの兄妹が、幸せを運ぶ青い鳥を探しに行く話があり、このルリビタキがそのモデルであると聞いたことがあります。童話の中では青い鳥を連れ帰ることができませんが、兄妹は自分たちのすぐ周りに幸せがあることに気が付いたようです。
この青い鳥も、捜し求めてもなかなか見つかりませんが、早起きしてみたら、すぐ目の前に現れてくれました。....三文の徳でした....
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by coffeeto | 2014-02-10 06:00 | スズメ目
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