ジョウビタキとの出会い@常陸太田

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私が野鳥観察を始めるようになったきっかけは、今から18年前のことですが、病気で手術を受けることになり1ヶ月間入院することになりました。9月に入院して10月から自宅療養していましたが、たまたま自宅の窓から電線に留まるオレンジ色の美しい小鳥を見たことが、私をこの道にのめりこませるきっかけになりました。「スズメではない、あの鳥は何だろう?」....ベッドから動けないまま手を尽くして調べたところ、ジョウビタキであることが分かりました。
職場はもちろん社会からも隔離されたように感じていた時でしたから、これが私に大きな衝撃を与えてくれました。それから翌年2月に職場復帰するまで、体力回復も兼ねて歩行訓練の日が続いていましたが、近くの公園で越冬するカモの群れを観察するのが楽しみになりました。
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この日足を運んだこの場所は、自然の山や谷をそのまま生かしたキャンプ場になっていました。さすがに、この時期はテントを張る人もいませんから、周囲は閑散としています。入口の所には、鎖が掛けてありますから、侵入禁止なのかと思いましたが、管理人さんに声を掛けたら、気さくに中へ入れてくれました。
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キャンプ場内を歩いていた午前中に、前回紹介したイスカの群と遭遇することができました。車に戻って昼食をとり、午後からは尾根と尾根に挟まれた谷地の様子を見てくることにしました。そこには少し開けた草むらがありましたが、入って直ぐに地面から舞い上がった鳥の姿が見えました。離れた位置でしたが双眼鏡で確認すると、枝先にこのジョウビタキのオレンジ色のお腹が見えました。嬉しい出会いです。
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尾根に囲まれたこの草むらが、ジョウビタキの縄張りになっているようです。しばらく様子を観察していると、開けた草むらの周囲の枝先を飛び移りながら、時折地面に降りて、獲物を獲っているようでした。草むらの端でカメラを構えていると、少し近づいて来てくれました。羽を膨らませて、プックリした可愛いジョウビタキの姿が撮影できました。
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こうして枝先に留まっているジョウビタキの姿は、まさに私を野鳥観察の虜にした、18年前のあの時の小鳥の姿そのままです。懐かしい鳥との出会いになりました。
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頭は銀灰色で、顔と背面、風切羽は黒色ですが、胸からお腹にかけての前面と腰が綺麗なオレンジ色です。こうして見ると、体はピンポン玉みたいですね。ジョウビタキは紋付鳥とも呼ばれていますが、初列風切の白斑がその謂れとなっています。
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by coffeeto | 2014-02-04 06:00 | スズメ目
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