九十九里のビロードキンクロ@長生

f0055184_16574870.jpg
平成26年の最初の三連休は、成人の日の祝日が重なった1月11日(土)~13日(月)になりました。またどこかへ遠出しようと思案を巡らせていたのですが、野鳥写真の知り合いから、九十九里浜にアラナミキンクロが出ているとの情報を頂きました。ビロキンやクロガモアビなどもいるとのことです。そういえば、海ガモの写真は殆ど撮ったことがありませんでしたから、気持ちは既に九十九里浜へ飛んでいました。
3連休の初日を待ちわびて、すぐに足を運びましたが、期待に違わず、現地に着くとたくさんの海ガモ達の群れが待っていてくれました。とても良いお天気にも恵まれて、割合近いところに浮かんでいたビロードキンクロ♂の写真を撮影することができました。
f0055184_16575836.jpg
こちらは、顔面から頬にかけて白斑が広がっています。もしやこれがアラナミキンクロか?と、少し色めき立ちましたが、後頸に白斑がないことと、次列風切が白いところから、これはビロードキンクロの♀になります。ちょっと距離がありましたから、撮影した写真をかなりトリミングをしています。でも、これだけ写っていれば、私的には大変満足できる写真です。
f0055184_16574380.jpg
現地に着いた朝のうちは、水平線に昇った太陽の位置が低く、逆光で大変撮影しずらい状況でした。海に飛び出している突堤の一番先端まで行って、できるだけ順光で撮影しようと試みましたが、カモ類の群れの位置が刻々と変わるので、なかなか難しい状況でした。沖合に10数羽単位で浮かんでいた、ビロードキンクロの群れです。
f0055184_16575327.jpg
中央奥の個体が、頸を伸ばしてくちばしを上空に突き出すような仕草をしました。ビロードキンクロは、時々このような動作をするのを見かけるのですが、これが何のためにやっている行動なのかはよく分りません。
f0055184_16573198.jpg
海面に浮かんでいた個体が、突然水しぶきを上げて、羽ばたきを始めました。立ち上がるような姿勢で、バタバタと力強く羽ばたくのですが、これも時折見かけるビロードキンクロの仕草の一つでした。撮影した写真を確認していたら、鼻孔が抜けているように見えるところまで写っていました。
f0055184_16572570.jpg
翼を広げてくれたとで、白色の次列風切が、ハッキリと確認できる状態で写ってくれました。翼をたたんだ時は、この部分が体側に白帯となって見えることになります。アラナミキンクロの次列風切は黒色ですから、これが確認できれば間違いなく識別できます。
f0055184_16573864.jpg
手前にいるのがビロードキンクロの成鳥♂で、奥にいるのは♀の若い個体であると思います。♂の個体は眼の下にある、ナイキのロゴマークのような三日月斑が特徴的です。また、図鑑によれば上嘴基部に黒いこぶがあると解説されていますが、この個体を見ると、殆ど角のような形に見えます。
f0055184_16571996.jpg
これは、いずれもビロードキンクロの成鳥♂の個体になります。体側にあるはずの白帯が見えませんが、目の下の白い三日月斑が特徴的です。この写真では分かりにくいですが、くちばしは赤色で、サイドに黄色い部分があります。
今回は、一番のお目当てであったアラナミキンクロを見ることができませんでした。大変残念でしたが、普段あまり観察することができない海ガモなどを観察することができ、それなりに収穫がありました。
[PR]
by coffeeto | 2014-01-21 06:00 | カモ目
<< 洋上のアビ@長生 アトリがたくさん@北杜 >>