高原にいたウソ@北杜

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ここは八ヶ岳山麓の清里高原です。この辺りは標高1,500mほどもある高地ですから、周囲は雪で真白くなっていて、刺すような空気に触れると肌がピリピリして痛くなりますから、身が引き締まる思いです。それでも、陽が射してくるとほんのりとした温かさが感じられ、生き返ったような気がしました。
眩しいほどの陽光を浴びて、ウソの群れが飛来してくれました。モミの木の天辺に留まってくれたのは、♂の個体でした。黒い頭と明るいグレーのツートンカラーの体ですが、喉元にほんのりとピンク色が出ていて、とてもスッキリした羽衣であると思います。
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この♂の個体は、周囲の安全を確かめるように、注意深く辺りを見渡しています。撮影している私は、このモミの木からほんの数mの所にいましたから、殆ど真上を見上げるような状態で撮影しています。このウソ君は、まさか真下に人間がいるなんて思ってもいなかったことでしょう。
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前景の木の枝がうるさいですが、向こうの枝に留まったウソ♂は、首周りのピンク色部分が随分広がっています。とても美しい個体であっただけに、前景に繁茂している小枝が入ってしまったのが残念です。
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こちらは、モミの木の中ほどに飛び込んだ♂の個体です。この個体は喉の部分のピンク色が濃い紅色となって出ています。東京近郊で見るウソに比べ、高原で見るウソは余計に色鮮やかであるように思えました。
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全体的に褐色味のあるこの個体は、ウソの♀になります。♂の個体のように羽衣の鮮やかさはありませんが、シックな色合いです。枝先に元気な姿を見せてくれました。
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正面から見ると、体がプックリしているのが良く分かります。冬の高原の寒さをしのぐため、羽を膨らませていることもあるのでしょうが、アトリ科の鳥はみな、このように少し丸っこい体形をしていると思います。
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ウソの♀は、頭は黒色ですが、胸から脇腹にかけては灰褐色という、とても地味な色合いです。くちばしを見ると、小さいながらも太くてガッチリした、いかにも丈夫そうな形です。このくちばしがあるから、固い種子でも難なく割って、中の美味しい実を食べられるのですね。
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背面が少し見える状態で撮影できました。ウソ♀は、黒い頭部の後ろ側に青灰色の羽があり、背面は暗灰褐色をしています。また、尾羽までよく見えますが、アトリ科の鳥の特徴である凹尾であることが分かります
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by coffeeto | 2014-01-14 06:00 | スズメ目
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