堰堤のヒメウ@銚子

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カモメ観察のため、銚子漁港へ行ってきました。利根川の第一漁港から外洋に向けて、流れに沿うように長い堰堤が築かれていますが、ここにたくさんのカモメたちが羽を休めています。銚子漁港は利根川の南側に位置しますから、こちらから見るとほぼ一日順光線となり、たいへん観察しやすい環境です。
たくさんのカモメとともに、堰堤の上にはウミウやカウもたくさん並びますが、その中に少数ですが、頬の部分が白くないヒメウが目につきました。ヘビのように細くて長い首を持ったウ(鵜)の仲間です。
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銚子漁港では、ウミウもカワウも留鳥として1年を通して観察できますが、ヒメウは冬の時期だけ見られる冬鳥です。でも、図鑑を見ると、北海道では留鳥とされています。
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ウミウやカワウの体長は80cmを越えますが、ヒメウは73cmということで一回り小さい体形です。ちょうど、周囲にいるセグロカモメとそんなに変わらない大きさになります。
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今の時期は、冬羽ですからヒメウは全身黒い羽で覆われています。でも、夏羽になると目の周りの皮膚が露出していて、ここが赤色に変わります。銚子でも、春先には夏羽の個体が見られることもあります。
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上を向いて口を開いているところですが、もしかしたら鳴いていたのでしょうか?図鑑では日中、1羽でいる時にはほとんど鳴かないとされていますから、鳴き声を聞いてみたいものでした。
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ヒメウの成鳥は、夏羽だけではなくて、冬羽でも体全体に紫色味を帯びます。この個体は、そんな色合いが認められず、まだ褐色味が残っているようですから、若鳥であると思います。
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by coffeeto | 2014-01-02 06:00 | ペリカン目
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