堰堤のシロカモメ@銚子

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漁港で越冬するカモメ達の様子を観察するため、銚子漁港へ行ってきました。コースどりの関係で、先に波崎の新港と海水浴場を見てきましたが、予想に反してカモメをはじめとする海鳥や、その他の野鳥も殆ど見られず、足取りも重く銚子漁港へ入ってきました。第一漁港の脇を通過しても、やはりカモメ類はあまり見られず、少ない状況でした。しかし、第一漁港の入口にある赤灯台から続く堰堤の上に、たくさんのカモメ達が並んでいました。....良かった、空振りは免れました。....ウミネコとセグロカモメが圧倒的に多くいましたが、その中にこのシロカモメを確認することができました。
この写真を撮影している時に、ちょうどワイバードのカモメを観察するバスツアーが到着しましたから、水路を挟んで、向こう側にはたくさんのカモメが、こちら側にはたくさんの人が並ぶ面白いシーンになりました。
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シロカモメは、セグロカモメと同じ大型カモメ類に分類されます。この写真の中央に写っているのがシロカモメで、その右にいるのがセグロカモメ、左にいるのがウミネコになります。
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カモメの仲間の識別をするうえで、背面の色合いが識別の大きなポイントになります。ウミネコの背面は黒色に近く、セグロカモメはそれより黒色味が淡くなりますが、シロカモメはさらに薄い色合いで、初列風切の裏面は完全に白色です。この個体は成鳥ですから背面は淡い青灰色ですが、体型は別として、カナダカモメもこれとよく似た色合いになります。
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銚子漁港で見られるシロカモメは、注意深く観察していると2亜種いることが分かります。この個体は体が大きめな亜種(L.hyperboreus)になります。もう一種類いる小さ目な亜種(L.barrovianus)は、今回見られませんでしたが初列風切が長く、よりアイスランドカモメに近い羽衣をしています。
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堰堤の上に羽を休めていたシロカモメです。光線の当たり具合と、カメラの露出調整の関係でかなり明るくて白っぽく写っていますが、色合いは上の写真の個体とほとんど同じです。
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by coffeeto | 2013-12-31 06:00 | チドリ目
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