モビングされるチョウゲンボウ@奥日光

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雪が降り積もる前に、戦場ヶ原で野鳥観察をしてこようと思い、12月の第二週に足を運んでみました。流石に冷え込む厳しい環境ではありましたが、雪で埋れてしまうような状態ではなく、当初の予定どおり赤沼から湯滝まで木道を往復しながら、自然観察を楽しんでくることができました。今回の一番のお目当てはオオモズでした。レンジャクの群れも見たいし、アオシギも入ったようだから、これも見られたら万々歳だと皮算用が膨らみます。
展望テラスでオオモズを待つ間に、ちょっと距離がありましたが、チョウゲンボウがずっとその姿を見せてくれました。様々なパフォーマンスを披露してくれましたから、今回はその様子を紹介します。
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テラスのベンチに座って、ぼんやりと草原を眺めていたら、突然、三本松方向にカラスの群れが湧き上がりました。猛禽類がモビングされているかもしれない....双眼鏡で確認すると、小型の鷹の仲間がたくさんのカラスに追われているのが分かりました。まさにモビングといわれる状況ですが、対象とされているのはチョウゲンボウのようです。
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面白い状況に遭遇することができました。弾かれるように立ち上がり、直ぐにカメラを構えて撮影態勢に入りました。モビングは偽攻撃と表されますが、カラスの群れが猛禽類に対して、強烈なアクションを仕掛けます。まるで、何処かの国の防空識別圏ではありませんが、迷い込んだ飛行機に対し、戦闘機のスクランブルがかけられたようです。
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それにしても、カラスのモビングは執拗に続きました。特に、このカラスは見ている私が呆れるほど、長時間にわたりしつこく追い回しています。これは、鳥の世界のストーカー行為になりますね。でも、このチョウゲンボウは何とか難を逃れることができたようです。
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よく晴れていましたが、間断なく粉雪が舞っていて、冷え込みにはなかなか厳しいものがあります。でも、チョウゲンボウはそんな事にはお構いなしで、ここでは枯れ木の頂きに留まって、辺りの様子を伺っています。
ぐっと頭を突き出すような仕草を見せてくれましたが、何か獲物となる物を見つけたのでしょうか?
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立木の先端から飛び立ったチョウゲンボウが、空中に止まったまま羽ばたきを続けていました。ホバリングと呼ばれる停空飛翔です。広い原野で、見張りのできる立木がなくても、ホバリングしながら獲物を探すことができます。
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ここでもホバリングしているところが観察できました。風上に頭を向けて、懸命に羽ばたきを続けていましたが、風が強くて前に進めないという訳ではありません。ホバリングしながら獲物を探しているのです。....しかし、このまま少しづづ後退していったら、ちょっと笑えるシーンになりますね f^_^;)
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by coffeeto | 2013-12-14 06:00 | タカ目
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