オオモズ再び@奥日光

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今シーズン、奥日光の戦場ヶ原で初めてオオモズを見たのは11月4日(月)のことでした。まだ、紅葉が残っている時期で、動き回る昆虫類を観察することもできる陽気でしたから、その時はこれから迎える厳しい冬を前に、“頑張れよ!” とエールを送ってきました。でも、雪が降ったら餌を獲るのも大変だろうと、とても気になっていました。12月になったらレンジャクの観察も兼ねて、また様子を見に来るよ....と熱い視線を投げ掛けてきましたから、約束どおり、再会を期して足を運んでみることにしました。
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12月の第二週ですから、雪が降ったら嫌だなと心配していましたが、天気予報ではなんとか大丈夫そうです。早朝に自宅を出発して、午前7時過ぎには到着できましたが、車から降りた途端、『寒いっ‼︎』というのが第一印象でした。気温は当然のことながら氷点下です。そのせいか、野鳥の姿も先月に比べると、随分少ないと感じました。途中で会うカメラマンやバードウォッチャーに聞いても、オオモズはおろか、鳥がいないとの声ばかりでした。....そんな中で、確実にオオモズを撮影できたことは、運に恵まれていたというしかありません。
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1日目は、既に渡来が確認されているアオシギを狙って、赤沼から湯滝まで往復してきました。しかし、湯滝のレストハウス前は大型重機を入れた工事をしていて、とてもアオシギが見つかりそうな状況ではありません。そのほかの野鳥についても、殆どシャッターチャンスには恵まれなかったので、自然と足取りも重くなりがちでした。
昼過ぎに青木橋から戦場ヶ原へ戻ったところで、木道脇の展望テラスで休んでいたら、何と枯れた立ち木の天辺に、オオモズが留まっているのが目に入りました。私一人しかいなかったので信じてもらえないでしょうが、嘘みたいな本当の話です。粉雪が舞う逆光の中でしたが、先月に続きまた撮影することができました。
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こっちを向いてよ!...と心の中で強く念じながら、何枚かシャッターを押しました。背面しか見えないうえに逆光ですから、とても満足な写真が撮れようはずがありません。しかし、この日出会った殆どの人は、その姿さえ見られなかったのですから、これでも大変恵まれていたと思います。
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枝先から飛び立つ前に、横向きのポーズをとってくれました。でも、半逆光の斜光線をまともに受けているので、思うような写真は撮れません。飛び去った後で、もう一度撮影したいと暫く待ってみましたが、この日、願いは叶いませんでした。しかし、その間に男体山の山懐をオジロワシが飛んだり、チョウゲンボウがたくさんのカラスにモビングされる場面や、ホバリングしながら狩をする様子などが観察でき、かなりの成果が上がりました。
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この写真は、2日目の午前中に撮影したものです。初日に、偶然ですがオオモズの写真が撮れたことに気をよくして、この日は朝から湯川沿いのズミ林を中心に小鳥類の写真を撮り、オオモズの写真が撮れたテラスのところまで往復してくることにしました。夜半に少し雪が降り、木道はうっすらと雪化粧です。しかし、冷え込んだ湯川沿いは、前日と同じで鳥影が薄く、なかなか思うような写真が撮れません。間もなく目的のテラスに到着し、ここで暫く待ってみることにしました。これが大正解で、前日に続き、今度は順光で撮影することができました。
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しかし、今度はかなり高い枯れ木の先端に留まっていますから、デジスコが欲しくなるような状況です。オリンパスE-5に300mmF2.8+EC14の組み合わせで撮影していますが、フォーサーズ規格ですから、焦点距離が35mm版カメラの換算2倍になるとしても、この距離には厳しいものがあります。大きくトリミングした写真ですが、光線状態が良くて何とか見られる写真に写ってくれました。
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by coffeeto | 2013-12-12 06:00 | スズメ目
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