柿の木のヒヨドリ@見沼

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11月最後の土曜日は、とても天気の良い一日でした。山野の冬鳥を観察するため、遠出するには良いチャンスでしたが、12月1日の日曜日は、あしだち (足立・自然にふれあう会) の荒川河川敷野鳥調査に参加してこなければなりません。仕方ありませんから、この日は、近場で野鳥を観察しようと、見沼へ出掛けてみることにしました。
調節池の周辺では、葦原の上を飛翔するチュウヒなどの、タカの仲間が期待されましたが、暫く待っていても出現の気配はありません。それではと外周を回って見たのですが、小鳥類もほとんど見られません。残念ですが見切りをつけて、芝川沿いを歩いてみることにしました。
暦の上ではもう冬ということになっていますが、そこにはまだ秋の景色がたくさん残っていて、たわわに実った柿の木に、ヒヨドリが見えました。
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秋の実りのご馳走がたくさんありますから、ピーヨ、ピーヨと鳴きながら飛来してきたこのヒヨドリは、まるで子供のように羽をばたつかせて、とても喜んでいるようにも見えますね。
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見てください。とても細い枝につかまって、羽を広げて思いっきり伸びをしながら、柿の実の果肉を啄ばんでいます。美味しいご馳走にありついて、夢中になって突っついている様子は、見ていて思わず微笑んでしまいます。
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ここでも、下の枝に留まったヒヨドリが、思いっきり背伸びをして真上にある柿の実を啄ばんでいます。この実は食べやすい位置にあったのでしょうか?実の半分ほどは食べられて、中の種が見えています。
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むしりとった柿の実の果肉を、舌を伸ばして味わいながら、今まさに飲み込もうとしています。ヒヨドリにしてみれば、まさに至福の時というところでしょうか。
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快晴で、とても良いお天気でした。歩いていると汗ばんできますから、日陰を求めて歩く経路を決めていたくらいです。でも、ヒヨドリが集まるこの木の前では、そんなことも言っていられません。日陰もない環境でしたが、三脚を据えてしっかりと撮影させてもらいました。
枝に留まって警戒するように、辺りの様子を伺っています。ヒヨドリにとってみれば、熟れた柿の実を存分に食べられるこの場所は、他の誰にも邪魔されずに、独占したい場所であったと思います。
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少し離れた場所ですが、ここでも柿の実を啄ばむヒヨドリの姿を撮影することができました。先ほどの柿の実とは形が違います。...果たしてこれは甘い柿?それとも渋柿?
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この季節の夕暮れは早いもので、もう陽がだいぶ傾いてきました。そんな夕陽に照らされて、柿の木に留まって物思いにふける.....秋色に染まるヒヨドリでした。
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by coffeeto | 2013-12-09 06:00 | スズメ目
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