枯れ木のアオゲラ@奥日光

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紅葉前線が通過中の奥日光です。11月の三連休に足を運びましたが、中禅寺湖の周辺は竜頭の滝から華厳の滝まで、紅葉狩りの観光客でごった返すことが予想されました。例年、いろは坂を初めとして周辺の道路に大渋滞が発生しますから、そんな場所へは出掛けたくないと敬遠していました。でも、雪が降る前に山登りをしたいし、この時期に戦場ヶ原で生息する野鳥たちの様子を見たいと思い、午前3時半には自宅を出発して、高速道路の渋滞を回避するというスケジュールを立ててみました。
この計画は大正解で、全く渋滞にかかることもなく、3日目の帰路については、午前10時半頃に赤沼の駐車場を出発して自宅に向かったところ、いろは坂の下りで若干の渋滞があったものの、そのほかは滞るところもなく、スムーズに走ることができました。
この写真は、3日目の早朝に、戦場ヶ原でオオモズの出現を待っていたところ、枯れ木に飛来してくれたアオゲラを撮影したものです。
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これは、すぐ近くの枯れ木に飛来してくれたところですが、背景が曇り空の空抜けですから、写真としては一番絵になり難い状況です。露出補正が難しいうえ、色の再現がほとんど見込めませんから、証拠写真程度にしか写すことができせません。
この写真では、背面の緑褐色の色が何とか分かりますが、背面と雨覆いの色に若干の違いが認められます。また、上尾筒の部分には、黄色味があることが分かります。顎線の赤い色も分かる程度に再現できましたが、頭部から後頸にかけては赤色が認められませんから、これは♀の個体であることが分かります。
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斜めになった木の幹の下側に取り付いていますが、側胸からお腹にかけての黒い横斑模様がよく分かる写真になりました。でも、曇天の空抜けですから、色の再現は望むべくもありません。
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背面の羽の色は緑褐色ですが、風に吹かれて少し浮いた肩羽は、それより少し淡い彩りであることが分かります。これは、光線の当たり具合も影響していると思いますが、上から2枚目の写真でも、その微妙な違いがあることが分かります。
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今回、戦場ヶ原で見たキツツキの仲間は、アカゲラばかりでしたから、アオゲラを見るのは、3日目の早朝のこの時が始めてでした。しかし、一度出てくれると、他の個体も姿を現するようになり、この場所で短時間に3個体のアオゲラを確認することができました。まるで、群れで移動しているかのような出具合でした。
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アオゲラは、全長29cmということですから、アカゲラより一回り大きい体形です。日本だけに分布する野鳥(固有種)ですから、外国の人が見たら、これも貴重な写真になるのではないかと思います。
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by coffeeto | 2013-11-22 06:00 | キツツキ目
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