漁港のクロサギ@鴨川

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台風27号の通過と共に、外洋から避難してくる海鳥を観察したいと思い立ち、10月最後の週末に房総半島の南端の野島崎から鴨川まで、海岸線を舐めてきました。しかし、思ったほどに強い風は吹かず、期待外れの結果となってしまいました。でも、せっかく足を運んだ房総半島ですから、当初の予定通りいったん野島崎まで下り、海岸線に沿って北上しながら、鴨川までの各漁港を覗いてくることにしました。
これは、安房小湊漁港に立ち寄った時に、船溜まりで見つけたクロサギです。台風接近のため、ほとんどの船はみな陸に引き揚げられていましたから、視界をさえぎる物がなく、波打ち際にいるクロサギは、遠くからでも容易に発見することができました。これはラッキーと、喜んで接近するとすぐに飛ばれてしまいそうですから、離れていましたが取り敢えず、証拠写真だけは撮影しておこうと思います。
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クロサギを撮影するチャンスはあまりありませんから、不用意に近づいて飛ばれないように、今回は慎重に近づくことにしました。防波堤に隠れながら、注意深く接近すると、かなり近くまで寄ることができました。
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クロサギの羽毛は、名前はクロですが、カラスのように真っ黒ではなく、やや灰青色味のある黒色です。おまけにこの個体は、背面に褐色味のある羽が認められ、飾り羽もほとんど認められませんから、今年生まれの若鳥であると思われます。
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このクロサギは、船溜まりの波打ち際で、小魚が近づくのをジッと待っていましたが、時どき水際を離れたり、また近寄ったりする行動を繰り返していました。
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クロサギには黒色型と白色型の両方がいますが、図鑑によれば白色型は奄美大島より南に多いと解説されていました。でも、よく考えてみると白色のクロサギというのは、ちょっと違和感を感じますね。
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図鑑によれば、クロサギのくちばしと脚は淡黄色や黄褐色、肉色など個体変異が多いと解説されています。この個体の脚は淡黄色ですが、くちばしは黄色味のある黒色ですから、これも幼鳥の特徴でしょうか?
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この場所で、じーっと水面を見つめていましたが、この直後、くちばしから海面に飛び込んだと思ったら、そのまま飛び去ってしまいました。上手く小魚が獲れたのでしょうか?
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by coffeeto | 2013-11-08 06:00 | コウノトリ目
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