シジュウカラ@権現山

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9月最後の週末に訪れた、権現山で撮影した写真です。ここに設置されている水盤が、野鳥たちのバードバスとなって、覗き窓のある観察舎から間近に観察できます。今回は紹介する野鳥の主役として、留鳥のシジュウカラに的を絞ってみたいと思います。
この写真で中央に写っているシジュウカラの左側にいて、背面が暗褐色の小鳥は夏鳥のエゾビタキです。ちょうどこの時期は、ヒタキやムシクイの仲間など、わが国で繁殖期を過ごした夏鳥の小鳥類が、越冬地へ渡って行きますから、都市公園などでもその姿が容易に観察できます。
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山頂付近に設置された水盤は、野鳥たちが水を飲んだり水浴びをしたり、生活していくうえで欠かすことができない大切な場所です。この水場を利用しようと、近くの木の枝に飛来して、辺りの様子を伺っているシジュウカラです。
シジュウカラは、雌雄ほぼ同色とされていますが、胸からお腹にかけての黒いネクタイのような帯の幅が広いのが♂で、幅が狭いのが♀になります。この写真では、1羽しか写っていませんから比較できませんが、何羽か一緒にいるときに注意して見れば、簡単に♂と♀の区別をすることができます。
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こちらは、木の枝に留まったシジュウカラの後姿を撮影したものですが、前頭部から後頭部にかけては黒色で、頬と後頸は白色です。背面はオリーブ褐色で、風切羽は暗褐色で縁に白い線が入ります。また、肩羽と尾羽は青色味のある濃灰色という、とてもシックな装いです。
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バードバスに浸かったシジュウカラを覗き込むように、左側の水盤の縁から見ているのは、胸から腹にかけて鱗状の羽が出ているキビタキの若鳥です。また、右奥の方には、エゾビタキが来ています。
シジュウカラの水浴びが終わるまで、順番待ちをしている訳ではないのでしょうが、争う様子もなく、仲良く水場を利用しているようです。
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今度は、エゾビタキが縁に留まって、シジュウカラの水浴びを覗き込んでいます。ここの水場は、かなりの頻度で野鳥が飛来して来ましたから、待っている時間が気にならないほど楽しむことができました。
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シジュウカラもたくさん集まって来ましたが、その入浴中に、メジロが来ました、エナガも来ました。しばらく観察していたら、色々な野鳥が次々と飛来してくれました。これだけ集まって混浴してくれると、バードバスはとても賑やかになりました。
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by coffeeto | 2013-10-11 06:00 | スズメ目
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