エゾビタキ@権現山

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日に日に秋の訪れを感じる季節になってきましたが、9月28日(土)は秋晴れの素晴らしい天候に恵まれ、自然観察に出掛けるには絶好の日和となりました。残暑の中ではありましたが、渡り途中の野鳥観察をするため、かねてから足を運んでみたかった権現山(標高243m)へ行ってみることにしました。
ここは、以前から四季を通じて、色々な野鳥が観察できる、探鳥の適地であると聞いていましたが、我が家から少し距離があるため、すぐには行くことができず、延び延びになっていました。
権現山は、近くに丹沢の山並みが迫っていますから、山登りもそそられます。未だ登っていなかった檜洞丸(ひのきぼらまる:標高1,601m)への登山と抱き合わせで、訪問してみることにしました。
ここは、今回初めて訪問する場所ですが、山頂から直ぐのところに水場があって、たくさんの野鳥たちが水浴びのために集まってきます。ここには、野鳥観察用の覗き窓が設置されていますから、間近からその姿を見ることができました。
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山頂付近の観察場所に設置されていた水盤には、メジロやシジュウカラなどが群れを成してひっきりなしに訪れています。ヤマガラやエナガもやって来ます。ここは、野鳥観察のために訪れた人を飽きさせない、とても良い場所だと思いました。
そんな中で、ちょうど秋の渡りの途上に訪れたヒタキの仲間も、たくさん観察することができました。
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気がつけば、エゾビタキばかりが3羽も集まって、水を飲んだり水浴びをしたりと賑やかです。井戸端会議ではないですが、ここで餌場の位置や、渡りのコースなどについての情報交換もやっているのでしょうか?
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水盤が設置されたすぐ脇の木の枝に、2羽のエゾビタキが仲良く留まってくれました。上に留まった個体の肩羽には、汚白色の淡い羽縁がありますから、今年生まれの若鳥であろうと思います。まるで、今年生まれた仲の良い兄弟が、一緒に並んでいるようですね。
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水盤の縁に留まって、背中の模様を良く見せてくれました。背面は一様に暗灰褐色ですが、大雨覆いと三列風切の羽縁には白い縁取りがありますから、良く目立つ羽衣になっています。
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たまたま飛来したメジロと、並んで仲良く水を飲んでいます。ここでは、圧倒的にメジロやカラ類の飛来が多かったのですが、ヒタキの仲間もけんかして争うこともなく、仲良く水場を利用しているようでした。
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こちらの個体は、水盤の縁に留まってスッキリした立ち姿を見せてくれました。渡り途中の今の時期、立木の天辺に、こんな姿で留まっているのが良く観察できます。背面の各羽に、汚白色の羽縁が認められませんから、これは成鳥になるものと思います。
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鏡のような水面に姿を映して、物思わしい顔つきです。はてさて、このエゾビタキは一体何を想っているのでしょうか?
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by coffeeto | 2013-10-07 06:00 | スズメ目
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