休耕田のコチドリ@石岡

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例年8月から9月にかけては、渡り途中のシギチ観察のため、毎週末のように休耕田巡りをするのが通例でしたが、今年は入院などの事情もあって、その機会が殆どとれませんでした。それでも、9月1日(日)の残暑の最中に出掛けてきたのですが、あまりの暑さに、半日で音を上げてしまいました。でも、この日足を運んだ休耕田では、数種類の内陸性のシギチを撮影して、それなりに結果を残すことができましたから、安堵しています。これまで何回かに渡って、休耕田で観察したシギチたちを紹介してきたましたが、一応今回で最後回にしたいと思います。
最後に紹介するのはコチドリです。この日、休耕田で観察したシギやチドリの仲間の中では、コチドリが一番多かったと思いますが、写真は殆ど残っていませんでした。普通にたくさん見られる野鳥については、得てしてこのような結果になってしまいがちです。(^_^;;
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さて、今回紹介するコチドリの写真の中で、一番注目して頂きたいのがこの1枚です。私自身も新発見となったのですが、羽を広げてグッと伸びをした、コチドリの三列風切がとても長いんですね....驚きました。
翼の先端から10枚ほどが初列風切で、中間部分の数枚が次列風切になります。三列風切は胴体に一番近いところの何枚かになりますが、翼下面は雨覆いも含めて全て白色の羽なのに、三列風切として見えている部分は褐色で、下に垂れるように伸びています。これは意外でした。今まで全く気がつきませんでした。
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そのコチドリが、羽を伸ばした状態からその場でハイジャンプをしてくれました。翼を振り下ろそうとしている瞬間ですが、確かに三列風切がヒョロッと長く、足元に垂れているのが分かりますね。
色々理由があって、このように長くなっているのでしょうが、何故長いのか、私にはその理由が分かりません。
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コチドリは、片脚を前に出して小刻みに震わせるような仕草をしますが、これが採餌のときの習性です。コサギも同じような行動をとりますが、こうして小さい虫などを驚かせて、飛び出してくるのを待つのでしょうか?
このとき、コチドリは上空を振り仰ぐようなポーズをとりました。警戒しているようです。きっと、このとき上空には、ほかの鳥が飛来していたものと思われます。
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頭部から顔面に掛けてと、首の周りの褐色の羽がぼんやりしていて、濃い黒色の帯状の斑が出ていないところから、今年生まれの幼鳥であると思います。これから、越冬地に向かって渡去していくのでしょうが、来年もまた元気に戻って来て下さい。
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by coffeeto | 2013-09-23 06:00 | チドリ目
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