休耕田のタカブシギ@石岡

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内陸性シギチを観察する場合、私は車をブラインド代わりに利用して、休耕田に接近するスタイルをとっています。当然のことですが、この場合、農作業の車の邪魔をすることがあってはなりません。
いつものことながら、この日も車の助手席に望遠レンズを乗せた三脚を据えて、お目当てのシギチを撮影していたわけですが、撮影に夢中になっている最中、ふと気がつくと、すぐ目の前まで農作業の軽トラックが来ていました。クラクションこそ鳴らされなかったものの、慌てて車をバックさせて退避しました。農作業の邪魔をしたことに間違いありませんから、野鳥写真を撮影している旨を説明し、平身低頭お詫びを申し上げたところ、「この暑い中、野外で農作業しなければならないよ....。」などと、笑顔で挨拶されていましたが、少なからず心が痛みました。
鳥だけでなく、周囲の農作業も把握しなければなりません....という訳で、今回はその時、夢中になって撮影していたタカブシギを紹介します。
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図鑑を見ると、タカブシギは旅鳥とされていますが、春先のまだ寒さが残っている時期にハス田などを回ると、かなり早い時期から観察することがあります。もしかしたらそうした個体は、関東地方で越冬したものであったかもしれませんね。
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背面の各羽は黒褐色ですが、羽縁に白色の斑が大きく出ています。
鷹斑模様に似ているところから、これを捉えて、タカブシギの名前が付けられたのではないかと思います。
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ここからの写真は、やはりタカブシギですが、撮影時の露出補正を誤ってしまいました。JPEGで撮影していますが、後からパソコンで補正しても、これが精一杯というところです。デジタルとはいえ、撮影時の適正露出は欠かせないところですね。どんな状況でも対応できる撮影技術を磨くために、もっと経験を積みたいところですが、まだまだ修行が足りないようです。
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私が、現在使用しているカメラは、オリンパスのE-5です。以前は、某大手メーカーのカメラ数台とレンズ数本を所有していましたが、オリンパスのZD(ズイコーデジタル)レンズの、特に松クラスのSHGレンズで撮影された画像を見て、その解像力の高さに痺れてしまいました。それで決断の上、持っていたカメラとレンズを全て処分して、オリンパスに乗り換える決心をして、何とか憧れのZD300mmF2.8を購入したわけです。
もう一つの理由は、オリンパスのカメラの撮像素子に、フォーサーズ規格が採用されているところにあります。フォーサーズの撮像素子は、35mm判のカメラに比較して面積が半分ですから、同じ焦点距離のレンズで撮影した画像は、倍の大きさに写ることになります。私のレンズでも、600mm相当の絵が撮れることになりますから、これは野鳥写真を撮影する場合には、大変大きなアドバンテージになるのです。
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タカブシギは、体長20cmほどの中型のシギになります。その特徴として、背面は濃褐色で羽縁に白斑が明瞭に出るところが、屋外で見たときに一番目立つ特徴になります。その他には、白いアイリングと白い眉斑がこの写真でも分かりますが、真っ直ぐで黒色のくちばしはと、黄緑色の脚も識別ポイントです。
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by coffeeto | 2013-09-21 06:00 | チドリ目
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