休耕田のクサシギ@石岡

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高速道路を利用して、我が家から車で2時間弱のところにあるこの田園地帯は、河川に沿った周辺に自然環境がたくさん残っているうえ、休耕田もたくさんありますから、シギやチドリの仲間の渡り時期から、冬場のワシタカ・小鳥類観察まで、足を運べば何かしら収穫の多いところです。
そのうえ、バードウォッチャーや野鳥カメラマンも殆どいませんから、落ち着いて野鳥観察ができる、私のお気に入りのフィールドの一つです。
この日は、炎天下の大変暑い天候でしたから、半日で退散してきましたが、滞在している間は農作業の人は見かけましたが、それ以外は誰にも会わない状況でした。そんな場所ですから、休耕田にはたくさんのシギやチドリが、落ち着いて採餌活動にいそしんでいました。
有難うございました。今回も半日で、一日分以上の収穫を得ることができました。でも、あの暑さは何とかならないものでしょうか?
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今回も愛車(X-TRAIL)の助手席に三脚を据えて、オリンパスE-5にズイコーデジタル300㎜F2.8+EC14を積載し、農道脇からじっくりと撮影させてもらったわけですが、イヤハヤもうその暑さと言ったらありません。車のエンジンは切っていますから、窓を全開にしても風が吹いてくれません。それで、予備バッテリーから300Wのインバーターを経由して、扇風機を回しているのですが、一番強く回しても熱風ばかりで涼しさが微塵も感じられません。それでも、風を送っていなければ間違いなく熱中症で倒れていたと思います。
これは、間近に撮影することができたクサシギです。この休耕田では、他のシギ・チドリと一緒に数個体のクサシギを観察することができました。英名は Green Sandpiper とされていますが、その由来がよく分かりません。でも、図鑑を読むと、「背からの上面は緑色みのある黒褐色」と解説されていますから、そのあたりに名前の由来があるのかな?などと勝手に思っています。
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ここにもクサシギがいました。夏羽ですから、背面は一様な濃褐色で、羽縁に小白斑があります。同じ仲間のタカブシギは、この白斑が顕著でタカ斑模様に似た色合いですから、識別ポイントになります。
左奥に写っているのは、側胸部に白色の独特の切れ込みがありますから、イソシギであることが分かります。
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こちらのクサシギは、お腹が水面に着くくらいまである、水深の深いところに入って採餌していました。でも、こんな深みに入っているのは稀で、普通は茂みの脇や水深の浅い場所で、昆虫や甲殻類を獲っています。
奥に見えるのは、一緒に行動していたオバシギの幼鳥です。
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クサシギは単独行動をとることが多いと思いますから、あまり群れている状況を観察したことはありません。でも、こちらの2個体は仲良く行動を共にしていました。
図鑑を確認すると旅鳥とされていますが、以前、東京近郊の田園地帯で、越冬している個体を観察したことがあります。また、8月中旬に信州の高原地帯にある池の畔で、数個体のクサシギを観察したこともあり、ここで繁殖したの?と驚かされたこともありました。
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by coffeeto | 2013-09-19 06:00 | チドリ目
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