オオミズナギドリの飛翔@八丈島航路

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八丈島への定期船に乗って、航路の海鳥と島の野鳥を観察してきました。....と言っても、実際に行ってきたのは7月20日(土)~21日(日)にかけてでした。その後、奥日光の戦場ヶ原で撮影した野鳥写真を紹介するのに時間がかかってしまったり、家族旅行や山の仲間達との山行などで、写真を整理する時間が取れず、紹介が遅れてしまいました。
早くアップしなければと思いつつも、3週間遅れになってしまいましたが、これは往路の定期船の上から撮影したオオミズナギドリです。
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今回の八丈島探鳥ツアーのメンバーは、写真仲間のかずとりさんと、あしだち会員のミルフィーユさんの3名となりました。7月19日(金)の仕事を終えて、22時20分に東京竹芝からかめりあ丸に乗って出港したわけですが、翌朝、三宅島に寄港した後、海が荒れて御蔵島は着岸できずにスルーすることになりました。一路八丈島を目指して航行する船のデッキに、夜明けから三脚を据えて、海鳥の撮影を試みました。時折オオミズナギドリが姿を見せてくれるだけの状況でしたが、この写真を撮影した時は、船から少し離れたところに、とてもたくさんのオオミズナギドリが水面で羽を休めていました。
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オオミズナギドリの背面は、全体的に濃褐色の色合いですが、前額部から顔面にかけて白いところが特徴です。これが確認できれば、他のミズナギドリの仲間との識別は容易にできます。
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翅を開いて下面の様子を見せてくれました。胸から下腹部にかけては一様に白色です。翼の下面も白色ですが、翼の先端と下雨覆いの先端に、暗褐色の斑が出ているのが分かります。
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比較的近い場所で、オオミズナギドリの群れを撮影することができました。いずれの個体も、前頭部から顔面にかけて白色であることが分かります。これが、他のミズナギドリの仲間と決定的に違うところです。
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定期船の接近に伴い、一斉に飛び立ったオオミズナギドリが、まさに乱舞しているといった状況となりました。
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ここで使用した機材については、オリンパスのE-5ボディに300㎜F2.8望遠レンズを装着し、そこに1.4倍のテレコンをかませていますから、35㎜フルサイズ換算で、840㎜相当の望遠レンズで撮影していることになります。
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オオミズナギドリは、全長49cmで、翼開長は120cmほどの大きさです。背面の各羽には、淡色の羽縁がありますから、鱗模様があるように見えます。
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オオミズナギドリは、雌雄同色です。成鳥と若い鳥との識別も難しいようです。繁殖は、島の巣穴で子育てをしますが、一日のほとんどの時間、海面をソアリング(滑翔)して、餌となる魚やイカなどを獲っています。
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by coffeeto | 2013-08-13 21:02 | ミズナギドリ目
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