高原で営巣するノビタキ@奥日光

f0055184_1343389.jpg
7月の第1週は、山の仲間と八ヶ岳登山に出掛けていましたから、ブログで紹介する野鳥写真がネタ切れになってしまいました。第2週は海の日の祝日に重なって3連休となりましたから、野鳥写真を撮影するために遠征するには絶好のチャンスです。この時期に足を運ぶとしたら、涼しい高原で繁殖する野鳥の写真を撮りに行くのが、当たり外れもなく一番無難な選択肢になります。
というわけで、この3連休に足を運んだのは、我が家から車で2時間ちょっとの奥日光です。昨年もこの時期に訪問したのですが、たくさんの野鳥の歓迎を受けました。柳の下のドジョウを狙い、それでは今年もと重いカメラを担いで、奥日光探鳥旅行がスタートしました。
f0055184_1343943.jpg
今年の3連休は、日本海側から東北地方にかけて前線が停滞したこともあって、雨が降ったり、霧が出たりであまり良いお天気ではありませんでした。でも、高原で繁殖する夏鳥の定番であるノビタキは、今年も元気な姿を見せてくれました。
f0055184_1344688.jpg
これは枯れ木の上に留まって囀るノビタキの♂です。頭部から背面にかけては黒く、お腹から下尾筒にかけては白色というツートンカラーですが、胸のオレンジ色がよく目立ちます。雨覆いの一部が白色ですから、黒一色の背面にコントラストをつけています。
f0055184_134519.jpg
カラマツの低木の天辺に留まって、辺りを警戒するノビタキ♂です。繁殖真っ最中ですから、縄張り内に侵入してくる個体を追い払うのが大事な仕事です。侵入者が来ると、容赦なく追い払います。全長13cmのツグミの仲間ですが、気性は結構荒いものがあります。
f0055184_1345782.jpg
この日は気持ちの良い晴天という訳にはいかず、小雨交じりの天候になってしまいました。画面をよく見ると、雨粒が細い線のようになって落ちているのが分かります。でも、ノビタキはそんな天候を気に留める様子もなく、縄張りの警戒に余念がありません。
f0055184_1351299.jpg
暫く観察していると、茶褐色の可愛い個体が枯れ木の先端に留まってくれました。頭部から背面にかけては淡色の縦斑が密に出ています。喉の部分にはうっすらとオレンジ色の羽が認められます。お腹から下尾筒にかけては汚白色をしています。これは、ノビタキの♀になります。
f0055184_135228.jpg
ノビタキの♀は、枯れ枝の先に留まって、きょろきょろと左右を見渡すように、しばらくの間辺りの様子を窺っていました。
f0055184_135722.jpg
♂に比べると顔つきが優しく、いかにもノビタキ母さんという感じです。
やがて、周囲の安全が確認できたのでしょう。餌取りのため、何れかへと飛び去って行きました。
f0055184_1351764.jpg
巣の近くでは、♂の個体が獲物の青虫を咥えて戻ってきました。直ぐに巣の中へ飛び込むわけではなく、暫く木陰に留まって辺りの安全を確認しています。かなり時間をかけて様子を見ていましたが、安全が確認できたのでしょうか、草むらへと飛び込んでいきました。
[PR]
by coffeeto | 2013-07-16 18:00 | スズメ目
<< 高原で繁殖するホオアカ@奥日光 営巣中のコアジサシ@旭 >>