倒木の上のコマドリの♀@甲州

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コマドリを観察するために、1年ぶりに足を運んだこの場所では、今年もお約束の鳥たちが姿を見せてくれました。前回紹介したコルリもその一つですが、何といってもこのコマドリがここではひと際目を引きました。
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コマドリは、南の国で越冬しますが、夏になると繁殖のために渡ってきて、亜高山帯で営巣します。この個体は、首から上は少し淡い赤褐色で、胸から腹部にかけては黒灰色をしています。その境目が不明瞭であるところから、コマドリの♀になります。♂は、この境目に黒帯があることで識別することができます。
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苔むした倒木の上に留まって、ちょっと尾羽を立ててポーズを取ってくれました。コマドリは地上やこうした倒木の周辺などで昆虫類やクモ類を餌として採餌しています。
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以前、コマドリはツグミ科に分類されていましたが、今はヒタキ科にその分類が変わったようです。クリクリした眼はヒタキの仲間の特徴と言えるのでしょうか。
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ここでも、苔むした倒木の上で尾羽を立ててポーズを取っていました。餌を見つけたとか、他の個体の接近を見つけたとかの状況に合わせてのイベントでしょうか?私にはよく分かりませんが、コマドリがよく見せてくれるポーズです。
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コマドリは全長14cmとされていますから、ほぼスズメ大の野鳥です。
地上で餌を探すために行動する性質のある野鳥は、樹上で採餌する野鳥に比べて脚が長めであるところが特徴として上げられます。
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コマドリは、♂は日本三鳴鳥の一つに数えられるほど良い声で囀ってくれます。ヒンカラカラカラとさえずる声が、馬のいななきに似ているところからコマドリの名前が付けられたと思います。この個体は♀ですから、さえずりは聞かれません。
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by coffeeto | 2013-05-22 21:19 | スズメ目
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