海面のカンムリカイツブリ@銚子

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4月7日(日)に、銚子漁港へ足を運びました。この週末は、日本海を低気圧が発達しながら北上しましたから、各地で被害が出ていました。関東地方でも、天候が荒れて強風が吹くとの予報でしたから、銚子漁港へ避難してくる珍鳥がいるのではないかと思い、出掛けてみた次第です。
残念ながら、珍鳥を見つけることはできませんでしたが、思いもかけず晴天となってくれて、羽色も美しい夏羽のカンムリカイツブリを観察することができました。
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登頂の冠羽が冬羽より長くなり、顔の後方の耳羽に当たる部分に赤褐色の綺麗な夏羽が出ています。しかし、くちばしがピンク色のところは冬羽の名残です。夏羽になればくちばしは黒色へと変わります。
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海面を泳ぎながら、脚を水面上にあげてくれました。独特の形状の弁足であることが分かります。
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ほぼ正面方向から撮影したものですが、ライオンのたてがみの様に、顔の周囲に黒褐色の羽が長く伸びて、夏羽の特徴を形作っています。
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さて、こちらはまだ冬羽のままのカンムリカイツブリです。上の夏羽と比較すると、髭剃りをしてサッパリしたような顔立ちです。
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黒褐色の冠羽は夏羽のように長くはありません。また、顔の後部には茶褐色の美しい羽はなく、汚白色の羽が喉の面々へと続いています。
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典型的な冬羽のカンムリカイツブリです。このように首を伸ばして水面に浮かんでいることが多いですから、形状からすぐにカンムリカイツブリであることが特定できます。首の長さに比べて、胴体が短めであるように見えます。
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この個体は、顔の後部に僅かに赤褐色の羽が出てきて、冬羽から夏羽へと換羽途中であることが分かります。紅い虹彩は、冬羽から夏羽にかけて共通の特徴です。
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たまたま、アカエリカイツブリと行動を共にしている個体がいました。大きさはカンムリカイツブリが56cmで、アカエリカイツブリは45㎝ですが、この写真のカンムリカイツブリは、首を折りたたんですくめていますから、大きさ的にはあまり違いが分かりません。
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by coffeeto | 2013-04-13 19:07 | カイツブリ目
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